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2011年04月12日 朝日
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001104120002
●住民ら 戸惑い・反発
大半が福島第一原発の30キロ圏外だが、「計画的避難区域」として新たに避難を求められることになった飯舘村。住民からは、戸惑いや反発する声が聞かれた。
村で35年間、婦人服を作っている縫製会社の経営者は、避難先に物も人も移して操業する可能性について「設備を持って行けたとしても、主婦のパートが多い従業員が丸ごとついてくるのは無理。廃業するしかないのか」とため息をつく。
最近は、村の放射能の濃度の高さを気にしてか、取引先から「安全だという証明書をつけられないか」という問い合わせまでくる。
震災後、30人いた従業員のうち自主避難したとみられる10人と連絡が取れなくなった。「ものづくりは結局はヒトが財産なんです」と話した。
畜産農家の佐藤健二さん(39)は5頭の牛を飼育している。えさとなる草も自分の農地で栽培。「牛は残していけないので、個人的には村に残りたい。しかしえさはあと半年分だけ。ここで作ったえさはもう食べさせられないから、残りが尽きたらどうすればいいのか、見通しは全く立たない」と肩を落とす。
庭木生産販売業の渡辺守男さん(64)は「『外出後によく手を洗い、着物をはたいて家の中で着る服と外出着を区別しておけば、この程度の線量はまったく問題ない』と長崎大の放射線の専門家の講演会で聞いた。みんな、なーんだ大丈夫なんじゃないかと安心したばかり。それなのに、どうして避難する必要があるのか」といぶかる。
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