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東京は安全なのか
2011.04.11 Monday
それだけではないのでしょうが
震災は「天罰」だといい、現在も「原発推進」する方を
知事に選んだ東京都民の覚悟に敬服します。
僕はそういう度胸はなかったなぁ。。。
さて、たくさんの方から「東京は安全なのか」という
質問をいただきます。
きっとこのブログを読まれている方の大多数も
同じような疑問を感じていられるのだと思います。
しかし、残念ながら僕は科学者ではないので
現在の原発の状況がどうなのか、
という科学的知見はありません。
では、素人はどう判断したらいいのでしょうか?
まず争いのない事実として
原発が安定的に冷却されるまでは
数カ月かかるということです。
つまり、数カ月は危ない状況が続き
放射能は漏れ続けるということです。
そして、この漏れる放射能をどう評価するか
ということだと思います。
「直ちに健康に被害の及ぶレベルではない」
のでそのまま推移を見守るか?
それとも蓄積されれば危険だろう、と考えて
逃げるかのどちらかです。
政府を信じるか、信じないか
この一点に尽きると思います。
僕はこう考えます。
政府が健康に被害を及ぼすレベルでない
というときは、その数値である限り
「健康に被害は出ない」ということは公式見解である。
つまり健康に被害が出たとしても
絶対政府は認めない。
風力発電を取材したときに
こういうことがありました。
風車が出来てから
健康被害を訴える人が増えてきました。
血圧が上がったり、不眠になったり、それは人によって
さまざまな症状です。
低周波が疑われました。
ところが、その低周波は環境省の示した
参照値を下回っていました。
すると、この値で被害が出るわけはないので
被害はないとされました。
環境省は「被害」でなく「苦情」としています。
数値を下回っているので「健康被害」はないわけです。
まさか、放射能のような莫大な人に被害を
及ぼすもので、そんなことはするまい、
と思われる方もいると思います。
僕もそうであればいいなぁと思います。
しかし、あの戦争のときに政府は何をしたのか?
負けているのに勝っていると嘘をつき続け
何百万人という人を見殺しにしました。
そして、被害者に対しては「受忍論」といって、みんな苦労したのだからと
補償もしていません。
でも軍人にはきちんと恩給を支払っています。
でも戦後日本は変わったのだから大丈夫、
ですよね?
しかし、薬害エイズのときはどうだったでしょう。
自分たちの天下り先のために
薬害を容認し続けました。
イタイイタイ病では
原因がカドミウムだとわかっていながら
農薬だとかいちゃもんをつけ続けました。
水俣病ではどうですか?
肝炎ではどうですか?
さて、そんな前科のある政府を
今度は大丈夫と言って信用する度胸があるかどうか
です。
こんなことで度胸を試されたくは、ないですが…。
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