今、フクシマで起こっていること〜現地報告集会
http://youtu.be/0Ll9250vf7Y

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http://www.labornetjp.org/news/2011/0408hokoku
http://kwout.com/quote/6me9qs2u
http://kwout.com/quote/ab4wz8pm

現地報告集会「今、フクシマで起こっていること」
「首相官邸になぐりこみをかけたいくらいだ！」と怒る農民！

　４月８日、東京水道橋で「今、フクシマで起こっていること」〜「南相馬市、相馬市、飯舘村被災現場の声」緊急レポートと題した現地報告集会が開催され、会場は定員の１２０名をはるかに超え、中継映像を鑑賞するための第２会場を緊急に作るほどの人２００人が集まった（主催：地球サミット２０１２Ｊａｐａｎ）

　この報告集会は、「地球サミット２０１２Ｊａｐａｎ」のスタッフを含む有志８名が３月２９日〜４月１日まで行った現地の人々の聞き取りの報告である。聞き取りは、福島第１原発から２０キロ圏内と３０キロ圏内を抱える「南相馬」市、隣接する「相馬」市、そして３０キロ圏外にも関わらず通常より極めて高い放射線量が測定された「飯舘村」の３市町村を訪問し、農家や市の職員、避難住民から話を伺うという形で行われた。

報告は、映像作家の野村知一さんが撮影した映像をもとに行われた。映像は、原発から２０キロ〜３０キロの屋内退避圏内のボランティア活動の実態や、３０キロ圏外の出荷停止にあった農村の過酷な状況をとらえていた。これは、マスコミがこの間やってこなかったことである。

　私が印象に強く残ったのは、福島の人々が地元を離れたくない、ふるさとを捨てたくないという実態の報告である。集会の主催者の一人佐野淳也さん（「地球サミット２０１２Ｊａｐａｎ」準備事務局副代表）は、「現地の人に、『逃げた方がいい』と言えばいいいのか『残って頑張ってください』と言えばいいのか、正直わからない気持ちです」と語っていた。それほど、福島現地、特に３０キロ圏外付近の方々は身も心も切り裂かれるような思いで今、生活を続けているのだ。

　報告者の中山弘さんは、「福島県内でも放射能の値は、ばらばらです。分布ごとに細かく報告する必要があります。福島県内のすべての土地が汚染されているわけではありません」と語った。

今私たちに求められていることは、現地の実態をもっと知ることだ。そこから真の現地支援が始まると感じられた。（湯本雅典）

コメント
01. 2011年4月10日 20:37:42: sWFJg5azDU 孫崎享さんのツィートで知ったこと。 http://twitter.com/magosaki_ukeru/status/57032144035397632 ＞メディアの裏表：メディア一貫し放射線の脅威を低く報道。ではジャーナルストは本当に放射線の脅威はないと思っているか。１０日産経ニュース「３０キロ圏内を敬遠する国内メディアは電話取材ばかり」。私はメディアの怖がり非難しない。恐怖当然。ただ怖いなら、せめて安全だという記述位は避けて。 国内メディアは電話取材ばかり…「ありがとう」重い意味　（産経新聞　4月10日(日)19時24分配信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110410-00000531-san-soci 取材に行った産経はまだ偉いと思います。今までも、何かにつけそうでしたが、特に今回のことではフリージャーナリストの活躍と、マスメディアの及び腰が強いコントラストを見せますね。
02. 2011年4月10日 21:10:18: OIxNYWfJog 必要としていることは避難地域、危険区域の明確化です。そして避難民の避難場所の確保、支援です。 農作物の同斜線物質の規制緩和などとんでもないことです。緩和すれば売れるわけではない。規制を厳格に護り、消費者の信頼、外国の信頼を回復することが必要です。でなければ農民は生殺しです。規制を厳格に護り、規制をオーバーしたものには補償金を払うのが正道です。 子供、妊婦、年齢別に分けた避難基準も必要です。 しかし今の政府、東電、保安院などは、この事態を招いた責任者、被告です。 設計ミス、初期対応の遅れ（運用ミス）、安全だといい続け国民を欺いた（政策ミス） 特に初期対応の遅れで、格納容器、圧力容器の損傷を招き、事態を先の見えない泥沼にした世故人は大きい、総理と東電と責任のなすりあいをしているようですが、リーダーシップを取れなかったということで、総理の責任は逃れられません。 被告になる立場のものが事故の解決など出来るでしょうか。いまさら事故は大変な事態になり長期化します。避難地域も拡大するので避難してくださいなどとは言えないでしょう。従ってすべてが後手後手になり、その場しのぎの対応に成ります。 総理が責任を取り退陣し、事故対応も新チームを作り（被告になるものをはずす。但し協力させる）対応することが必要です。
03. 2011年4月10日 21:53:22: l2wLeeJmIs 堕落企業 デルモンテとカゴメの 不買運動すべき。
04. 2011年4月11日 02:54:19: uh4ihpwQrK インターネットをサーチしていたら、『原発事故サバイバルハンドブック』というマニュアルをみつけました。20年チェルノブイリを研究された合原亮一氏が書いた本で、今は絶版になっているそうですが、合原氏がスキャン版をblogに掲載してくださいました。それを読者の方がPDFに変換してくれたので、簡単にダウンロードできます。 このハンドブックを政府と東電が事前に福島原発近隣の方々に配っていたら、もっと被害を減らせたのに、と悔しくて涙がでてきました。福島以外の原発の近くに住まれる方にも役に立つと思います。 http://wiredvision.jp/blog/gohara2/201103/201103152000.html *全国の原発の位置と風向き（四季別） *状況判断の仕方 *政府・自治体の発表をどう読むか *電力会社の発表の読み方 *避難マニュアル：10Km-30kmケース別 *避難時の服装・持ち物 *ホットスポットの見分け方 *防御の仕方 *ヨウ素の飲み方 *生活の知恵（食べ物、水、シャワー、雨が降ってきたとき、等） *被爆してしまったときの応急処置 *避難時の子供たちの暮らし方 基本的には政府はパニックを抑えようとするので、正しい情報は伝わらないそうです。チェルノブイリ事故後、ドイツではまず安全宣言がでて、それから放射能雲が漂い、詳細な情報は報道規制が引かれて全く入ってこなかったそう。政府の「屋内退避」とは、屋内にいれば安全ということではなく、「緊急事態ですぐその場から避難を開始しなくてはいけない」という意味だそうです。電力会社から「小規模な事故が起こりましたが、放射能放出も極微量で、健康ありません。安全です。」と発表されたら、「大事故なので今すぐ避難する」という意味らしい。また電力会社の社員が避難したときはすぐ政府が避難命令をださなくても避難しなくてはいけないそう。 本来なら有事の避難マニュアルは政府が作るべきですが、原発事故の場合は特殊で、過去の諸外国の事例でも、政府はパニック防ぐため情報統制を引くことを市民の安全より優先するようです。やはり、自分自身で防御することが重要みたいです。
05. 2011年4月11日 12:42:47: AALd2LO2YE ０４さん、貴重な情報有難う御座います。

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