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福島原発以上に危険性のある高速増殖炉『もんじゅ』で今起きていること(ガジェット通信)
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/793.html
投稿者 そのまんま西 日時 2011 年 4 月 09 日 01:41:16: sypgvaaYz82Hc
 

福島原発以上に危険性のある高速増殖炉『もんじゅ』で今起きていること(ガジェット通信)2011.04.06 15:30:07

今回はシバさんのブログ『Dive into the Tech World!』からご寄稿いただきました。

今話題になっている原子力発電所の話を書きたいと思います。自分で調べてみると「高速増殖炉“もんじゅ”って危ないな」ってことに気づきました。福島原発も難しいことになっていますが、『もんじゅ』も現在も危険な状態になっています。それについてまとめてみました。

非常に長文になりましたので、時間があるときに読んでいただけるとありがたいです。特に福井県の方には自分たちの県のことなので読んでもらえたらと思います。

前置き

まずこの内容について書きたくなった理由です。僕は福井県勝山市の出身で、福井県には多数の原子力発電所があります。これまでは原子力発電所については全く知識がなかったのですが、今回の福島原発での事故をきっかけに、やはり原発はある程度の危険性があるということに改めて気づき、原子力発電所について調べてみることにしました。そうすると、高速増殖炉『もんじゅ』はさらに危険であるということを知ったので、これまで勉強したことをまとめたいと思い、今回の記事を作りました。

また、先にひとつだけ断っておきたいことがあります。今回の記事は、インターネット上などで自分で調べたことをまとめたものです。また僕自身は、原子力発電所関連の仕事をしているわけではなく、ただの京都に住んでいる大学4年生で、趣味やアルバイトでプログラマーをしています。原発反対運動をしているわけでもありません。そのため、もしかすると不正確な内容があるかもしれません。もしそのような内容を見つけたら指摘していただけたらと思っています。

あともうひとつ。僕は不安を煽ろうとして、この記事を書いているわけではありません。今回の福島原発の事故をきっかけに、僕は原子力発電のことについて学びました。そうすると、今回福島原発についての報道を一歩引いて、客観的に判断できるようになった気がします。マスコミの言っていることを鵜呑みにするだけでなく、現状についての知識を共有したいと思って書いています。

軽水炉と高速増殖炉

日本の原子力発電所は大きく分けて軽水炉と高速増殖炉という種類があります。日本にある原子力発電所はほとんどが軽水炉であり、現在事故が起こっている福島原発も軽水炉という仕組みで動いています。高速増殖炉は日本では二つしかなく、一つは茨城県東茨城郡大洗町にある『常陽』、もう一つは福井県敦賀市にある『もんじゅ』です。高速増殖炉『もんじゅ』が僕の地元にあったことが、今回この記事を書く強い動機になりました。

軽水炉の仕組み

さて、軽水炉の仕組みはどのようなものなのでしょう? これに関しては、僕が調べてみた感じだと、「だからチェルノブイリとは違うって何度言えば分かるんだってばよ! 原発についてまとめてみた」*1 の記事が非常に分かりやすかったです。僕の記事を読む前に、読んでおくと良いと思います。僕はこの記事を読んだ後、いろいろ調べてみて、知識を深めました。

*1:「だからチェルノブイリとは違うって何度言えば分かるんだってばよ! 原発についてまとめてみた」2011年03月14日『icoro』
http://www.icoro.com/201103145746.html


「沸騰水型炉(BWR)原子力発電のしくみ』『電気事業連合会【でんきの情報広場】より引用
http://www.fepc.or.jp/learn/hatsuden/nuclear/keisuiro/sw_index_01/index.html

非常に簡単に仕組みを説明すると、

1.核分裂を起こすことのできるウラン235に、中性子をぶつける
2.ウラン235が核分裂を起こし、さらに中性子を放出する
 1)この段階で、大きい熱エネルギーを放出
 2)この熱エネルギーを利用して水蒸気を発生させ、タービンを回し、発電する
3.放出された中性子がまたウラン235にぶつかり、さらに核分裂が進む

を繰り返しています。

また、

・制御棒を使って、核分裂反応を制御している
・放出された中性子は速度が速すぎ、ウラン235と反応しにくいため、水を使って速度を落としている
・熱エネルギーによって高温になった炉心を冷やすために水を利用している

という点も重要です。

高速増殖炉って?

高速増殖炉は「プルトニウムを核分裂させ、エネルギーを発生させ発電したうえで、さらにプルトニウムを増殖する」ための原子力発電所です。これが成功したら、本来は核分裂物質として使えないウラン238を、核分裂できるプルトニウムに変換することができ、原子力発電のための燃料を増やしつつ、発電をすることができます。

軽水炉と同様に、燃料棒、制御棒、減速材、冷却材について説明すると、

・燃料棒 : プルトニウムを使用。また、プルトニウム燃料の周りに、核分裂を起こさないウラン238を配置する
・制御棒 : 軽水炉と同様、核分裂を制御する
・減速材 : 高速増殖炉では、放出された中性子を減速させてはいけない(後述します)ため、使われていない
・冷却材 : 軽水炉では水を使っていますが、これを使うと放出された中性子を減速させてしまう。前述したように、高速増殖炉では中性子を減速させてはいけないため、液体ナトリウムを利用する

燃料を増やしつつ発電できるならすごいじゃん、と思うかもしれません。しかし、仕組みを知るとわかりますが、かなりの危険もあります。実際、海外で作られている高速増殖炉はほとんど撤退を決定し、日本の『常陽』も事故により停止状態、『もんじゅ』もナトリウム漏れ事故により10年以上停止状態になった後、試運転を行いましたが、それでも事故が起きて半停止状態になっています。動かすためにかなりのリスクを伴うことが、これだけでも分かると思います。

高速増殖炉の仕組み

高速増殖炉の仕組みは、“発電のための仕組み”と“核分裂物質であるプルトニウムを増やす仕組み”に分けられると思います。「高速増殖炉とは何」*2 に非常に詳しく載っています。画像もそこから引用させていただきました。

*2:「高速増殖炉って何ですか」『脱原発入門講座』
http://www.geocities.jp/tobosaku/kouza/fbr1.html

それぞれを説明していきたいと思います。

・発電のための仕組み


「高速増殖炉って何ですか」『脱原発入門講座』より引用
http://www.geocities.jp/tobosaku/kouza/fbr1.html

発電のための仕組みとしては、軽水炉と基本的なところは変わりません。プルトニウムに中性子をぶつけます。すると、いくつかの中性子を放出し、核分裂します。この時、大きな熱エネルギーが放出されます。これを金属ナトリウムに熱伝導させ、さらに金属ナトリウムの熱によって水を水蒸気に変え、タービンを回しています。

先ほど言ったように、高速増殖炉では放出された中性子を減速させてはいけないため、水を使って直接冷やすことはできません。また、高速増殖炉では体積あたりに出る熱エネルギーの量が高いため、熱伝導率が非常に良いものでないと十分に冷却することができません。そのため、冷却材として液体ナトリウムを使うようにしています。

核分裂物質であるプルトニウムを増やす仕組み

プルトニウムを増やすための仕組みを知るためには、まずウランについて知る必要があります。

ウランという物質ですが、核分裂できるウランと核分裂できないウランがあります。先ほどから書いていますが、ウラン235が原子力発電に使われる核分裂するウランで、ウラン238が核分裂できないウランです。つまりウラン235がないと、ウランによる原子力発電はできないということですね。ただし、このウラン235は非常に少なく、現存するウランの約0.7%しかありません。後の99.3%のウランは原子力発電の燃料としては全く使うことができません。

さて、増殖の仕組みですが、この核分裂できないウラン238をなんとか原子力発電所の燃料に変えようとしたのが、基本的な考え方です。実際には以下のようにやっています。


「高速増殖炉って何ですか」『脱原発入門講座』より引用
http://www.geocities.jp/tobosaku/kouza/fbr1.html

つまり、プルトニウムが核分裂してできた中性子の一部をさらに核分裂するための材料として使い、他の中性子をウラン238に吸収させることで、プルトニウム239に変えてしまいます。この仕組によって、発電させつつ、プルトニウムを増殖させるというやり方であることが分かると思います。

ただし、中性子がある一定の速度以上ないと、プルトニウムを増殖させる効率がよくなりません。そのため、先述したとおり、中性子の速度を落とさないようにしないといけないのです。

高速増殖炉は何が問題なのか?

さて、これまで高速増殖炉は安全性に疑問があるとか言ってきましたが、ではどのようなところが危険なのでしょうか。

「高速増殖炉の危険な特徴」*3 に非常によくまとまっています。以下のことが問題と言われています。

*3:「高速増殖炉の危険な特徴」『脱原発入門講座』
http://www.geocities.jp/tobosaku/kouza/fbr2.html

核暴走が起こりやすい

核分裂の速度が速いので、一瞬のうちに制御が不可能になってしまいます。また核燃料の配置の密度も高いため、少しの変形で暴走しやすいです。また中性子の速度も速いため、制御棒によっての制御の効きも遅いです。

冷却材にナトリウム

ずっと言っているように、冷却材にナトリウムを使っています。ナトリウムは非常に扱いが難しい危険な物質で、空気に触れたら燃え、水に触れたら爆発します。実際に『もんじゅ』のナトリウム漏れ事故はナトリウムの扱いに失敗し起こってしまった事故です。

プルトニウム自体が猛毒で、それを増やしている

プルトニウムは、1グラムで数百万人を殺すことができる猛毒と言われています。高速増殖炉ではそれを増やしているのです。

(3/30追記)プルトニウム自体には毒性がないとも言われているようです。ただし、そもそも放射性物質なので、危険な物質ではあるということでした。

建物の構造に問題がある
これもナトリウムを使うことが理由で、建物の構造が非常にもろくなってしまっています。特に地震には非常に弱いです。さらに『もんじゅ』の場合は、活断層の上に建物が乗っています。

というわけで高速増殖炉は「プルトニウムを核分裂させ、エネルギーを発生させ発電したうえで、さらにプルトニウムを増殖する」という夢の仕組みではあるのですが、安全性にかなりの問題があります。これまでだったらこれを聞いても、あまりぴんとこなかったと思いますが、東日本大震災が起きて福島原発で事故が起こっていることを見れば、上のような問題がどれほどの危険を及ぼすか分かると思います。もし事故が起こったら、ひどい被害が出るのです。

高速増殖炉『もんじゅ』で現在起こっていること

ここまで、長く原子力発電の説明をしていましたが、では高速増殖炉『もんじゅ』では今何が起こっているのでしょうか。僕自身はこの件について、「夢の高速増殖炉“もんじゅ”が福島第一原発よりヤバい状態になりそうで責任者が自殺してたんだけど知ってた?」*4 をきっかけにして知り、本当はどのようなことが起こっているのか調べ始めました。

簡単に起こっていることを説明すると、「原子炉に燃料交換装置が落下し、燃料棒の交換方法が絶たれたため、運転も廃炉もできないようになっている」ということです。順をおって説明します。

*4:「夢の高速増殖炉“もんじゅ”が福島第一原発よりヤバい状態になりそうで責任者が自殺してたんだけど知ってた?」2011年03月26日『2のまとめR』
http://2r.ldblog.jp/archives/4367597.html

原子炉に燃料交換装置が落下した

2010年8月に『もんじゅ』の燃料交換装置の一部である中継装置が原子炉内に落下しました。その直後は引き抜けば大丈夫と言っていたのですが、これまで20回以上も試してみても引き抜けない状態が続いているようです。なぜ引き抜けないかなのですが、まず原子炉の構造は以下のようになっています。


「もんじゅ、上ぶた一部と一体回収 落下装置、40%試験「11年度可能」」2010年11月17日『福井新聞』より引用
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpowermonjuresume/24812.html

高速増殖炉の場合、燃料棒の周りはナトリウムによって満たされているため、この炉内中継装置に燃料棒を引っ掛けて(?)上げ下げすることで燃料棒を交換します。この中継装置は二本の棒をつなげた構造になっていますが、この接合部の留め金が落下時に変形して取り出せなくなっているのではないかと言われています。

燃料棒の交換ができない

中継装置を上げ下げすることができないということは、燃料棒の交換を行うための手段がなくなっているということですね。そのため現在は実質燃料棒の交換を行うことは不可能になっています。

運転も廃炉もできない状態になっている

燃料棒の交換をできないということは、つまり新しい燃料に取り替えることも、すべての燃料を取り除いて廃炉にすることもできないということです。そのため現在では、高速増殖炉『もんじゅ』は制御棒をなんとか炉内に入れて核反応を制御しつつ、発電は全くしないで年間500億の費用を使う“お荷物”のまま、稼動しています。

高速増殖炉『もんじゅ』は今後どうなるのか

(4/1追記)今後どうなるのかという部分はこれまで集めた情報からどうなりそうなのかという部分を僕の推測から書いてしまっています。本当にどうなるのかということに関してはこの記事だけで決めてしまわないようにしてください。他の記事も参考にしながら実際にどうなりそうなのかを自身で考えることが重要だと思います。素人意見ということを頭に置いて、実際には公式見解の発表を待つのがいいと思います。

さて、このような問題の起こっている『もんじゅ』ですが、今後どうなっていくのでしょうか。

実際は今回の事故で直ちに甚大な被害が出るというものではありません。なのでとにかくパニックにはならないでください。ただし、以下のようなリスクをはらんでいると言っていいでしょう。

中継装置の取り外しに失敗し、事故が起こる可能性がある

『もんじゅ』では事故が起こってから、何度もこの中継装置の取り外しを試みていますが、今まで全く成功していません。詳しくは知りませんが、現在はいろいろなやり方を試そうとしているところみたいです。ただし、この作業は非常に難しいらしく、もしミスをしてナトリウム火災や原子炉の暴走が起こってしまったとき、今の福島原発が比べものにならないくらい甚大な被害が出る可能性があります。

また、もし取り外しができないという状態になってしまったとき、プルトニウムの反応が完全に終わるまで維持し続けることが必要になります。これは大体50年以上かかるらしく、単純計算で500億×50=2.5兆円以上のお金がかかってしまうということです。しかも発電量は0です。

北陸での地震で事故が起こる可能性がある

『もんじゅ』は活断層の真上に建設されているため、地震が起きた時も被害が出る可能性があります。

もし事故が起こってしまった場合は、被害範囲は半径300kmだとか日本全体だとかいろいろ言われていますが、公式の発表は出されていないようなので、まだ何もわからない状態なのでしょう。

最後に

ここまで原子力発電所の簡単な説明と高速増殖炉の問題点、『もんじゅ』で起こっていることを説明しました。最後に今回調べたことから僕が思っていることを3点述べて終わろうと思います。

福島原発や『もんじゅ』で実際に作業している人たちを応援したいということ

傍目からみてもここまで危険な状態なのであれば、実際にその場で作業している人たちはかなりの恐怖の中作業をしているのではないでしょうか。正直僕には原発に関して何もすることはできませんが、実際にその場で作業している人たちに感謝し、応援だけはし続けたいと思っています。

高速増殖炉だけは日本からも撤退してほしいということ

実際上に書いたような問題があり、これまでも何回か事故を起こしてほとんど使えていないにもかかわらず、原発推進派の方達はまだ高速増殖炉『もんじゅ』を動かそうとしています。世界中で見ても、ほとんどのところが計画段階で高速増殖炉を諦めているし、フランスからも撤退されました。確かにメリットだけ見ると、動かしたい気持ちはわかりますが、それに対するリスクが高すぎます。釣り合いが全く取れていないと考えられます。

僕自身は原子力発電所全てを今すぐなくしたほうがいいとまでは言いませんが、『もんじゅ』だけは、もし中継装置の取り外しが成功した場合、早急に停止してほしいと思っています。以前も反対していたようですが、福井県としても今回は強く動いてもいいのではないかと思います。

原子力以外の道も少しは考えてもいいのではないかということ

今回、原発について調べていたところ、原子力発電所反対の意見に対し、「資源の少ない日本では原子力に頼らざるを得ない」という意見が目立ちました。本当にそうなのかという検証を行っているところはあまりなかったような気がします。

では本当に日本では原子力発電所がないとどうにもならないのでしょうか? 確かに今すぐに全部停止するということは、不便であるということや経済的にダメージをうけるなどのせいで無理かもしれません。しかし、調べてみると、火力や水力だけでも現状の電気量ならまかなえるとか、水力といっても日本中にある川に小さい発電所を作るというやり方もあるのではないかとか、代替のためのやり方を提案している人たちもいました。

なので今回の福島原発での事故から学び、単に原子力がないとだめだと決め付けるのではなく、リスクが高い原子力発電所に変わる何かを少しずつでもいいので考えるということはしても良いのではないでしょうか。

執筆: この記事はシバさんのブログ『Dive into the Tech World!』からご寄稿いただきました。


http://getnews.jp/archives/109213  

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コメント
 
01. 2011年4月09日 02:01:39: WfLRElI86w
高速増殖炉は使った以上のプルトニウムが発生し、燃料が要らないとされる。

原理的にはそうなるということで各国時間差をおいて実用化を図ってきた。しかしどの国も商業ベースで成り立つことには成功していない、というより全て失敗している。事実として何時、どこの国がやっても失敗してきた。

それを日本の原子力関係者のみは、実用化できる、成功するとして莫大な予算をもんじゅに投じてきた。しかしやはり失敗し向こう50年はモノにならないが予算はつけるらしい。今も制御不能で、金を食うだけなのが実態になっている。

はっきり言えば見切りをつけるべき存在だが、止められないのが実態である。


02. 2011年4月09日 02:36:02: 1YataSbVoA
原発なんてなくなっても全く問題無い

実際に、過去に春&夏の2度、点検で全ての原発が停止していたことがある
春の時は全く問題なしで、夏の時には、「需給調整契約」で大口の利用のみ2割ほど抑えただけ
http://www.tepco.co.jp/cc/press/03041401-j.html 平成15年4月14日
「当社の保有する原子力発電プラント17基(合計1730.8万キロワット)全てが停止することとなります」
↑この時、全ての休眠火力や停止火力発電所も再開はしていなかった
原発利権に群がるハイエナ=電力会社+官僚+政治家+御用学者+マスメディアが知らせないだけ

「脱原発のドイツが、フランスから電気を買っている」とコピペする工作員がいるが、
実際には、フランスはそれよりも多くの電力をドイツから買っている
ドイツは、風力発電での発電量の過多の問題さえ抱えている

要は、電力の需給バランスの問題
これは、風力&地熱&水力&太陽光(現時点では火力も)を
揚水発電(余剰電力を貯めとく方法で、今は原発の余剰のみに使ってる)と組み合わせればOK
今では、夜中でも発電できる太陽光発電システム(赤外線&遠赤外線を利用)もある
これらの普及を、暴力的な手段まで用いてことごとく邪魔してきたのが、世界中の原発利権派(ドイツのメルケル首相も)

*「原発なしでも電力足りてる」小出裕章 原発Nチャンネル14 
http://www.youtube.com/watch?v=PLJVLul6Wz0&feature=player_embedded#at=212
現時点でも最大使用時のkw数は、原発を除いた発電可能総kw以下。
リンク先のグラフを見れば一目瞭然。3:30辺り。必見!

【特別番組】あえて最悪のシナリオとその対処法を考える
http://www.ustream.tv/recorded/13551476
http://www.ustream.tv/recorded/13552530
「発電コスト」「投資コスト」両方の観点から、米国では、既に太陽光発電の方が原子力発電より安くなっている
日本の太陽光発電が高いのは、わざとそういう値段に設定しているから
2:16辺りから日本&世界の再生可能エネルギー現状について詳細

*「田中優さん講演」http://www.ustream.tv/recorded/13373990?lang=ja_JP
電気会社の利益のカラクリ〜事故を起こす度に焼け太りしてきた原発利権〜
→動画の一部を書き起こしたサイトhttp://togetter.com/li/113962 

*「「「 犬吠埼の沖合の風車発電だけで、東電の年間販売量とほぼ同じ発電量 」」」
東京大学に委託して出した↑調査結果を、この期に及んで隠し続ける原発利権派(官僚&政治家&財界)
風車で電気が足りてしまうが、原発利権が東大にデータを表に出さないように頼んだ。今でもHPで見れる。

また、九州大学の「カーボンファイバー」の風車発電は、水深500m以上の海域での操行もクリアー。海洋面積を入れると、日本の国土は12倍。
省エネ&蓄電技術も世界一。
世界で一優れたアイスランドの地熱発電は日本製。優れた技術を輸出しながら日本国内では、50年以上前に作られたきり。
欲にかられた原発利権が、日本じゃ無理と大嘘宣伝。

原子力は一番安いというが、国会図書館で調べたら初年度で13.9円。
しかも、廃炉にかかる莫大な処理費用は含まれていない。
一番高いと言われる水力は13.6円で、実は原子力が一番高い。
日本の電気料金はアメリカの3倍。先進国の中でもずば抜けて高い。
原発は不要どころか、単なる害悪。


03. 2011年4月09日 03:36:48: Ey9ocC9aAg
今度の事故で、ますます原発、高く付き、
もんじゅで、大がね、掃いて捨て、

使用済み核燃料の処理で、大がね喰い、
さらに、今後莫大な、その処理経費のめど立たず、原発廃炉のしようもない、

被爆労働者、手抜き工事(必然)、
原発、いつ爆発して、死の灰かぶり、滅亡させられるかもしれない、

高い電気料金、
事故になれば、大変な損害、国民食いものなく、生活に困りだす、

なんにも、いいことないではないか。

今後世界で、原発が増えれば、人類の存亡の危機を招くことになるやもしれない、
その後に、死の灰で汚染された地球が残ることになるのだろうか。


04. 2011年4月09日 07:38:47: ibwFfuuFfU
今回の大惨事で頭に去来したのは冷戦時代に書かれたフレドリック・ブラウンによるショートショートの一篇である。こういう話だ。
--------------------------------------

知恵遅れの息子を持つハンディを抱えながら、究極兵器の開発に携わっている科学者の自宅をある男が訪問する。玄関に出てきた件の息子に大変親切そうに挨拶した訪問客に非常な好感を持った科学者は、飲み物はどうかと訪ねる。それを辞退しながら男は用件を切り出す。「人類は究極兵器を持って良い段階にあるでしょうか?」科学者は「その話はもう何百回も繰り返して、私の心の整理は完全についています。この議論をする気はありません。」と答える。すると男は「先ほどの飲み物をやっぱり所望してよろしいでしょうか?」と尋ねる。基本的に男に好感を持っていた科学者は飲み物を作るためキッチンに行く。二人分の飲み物を手にして居間に戻ってきた科学者に男は「子供部屋の息子さんにささやかなプレゼントを差し上げておきました。差し出がましいことをして済みませんが。」と言う。しばしの無害な会話の後で男は帰る。科学者は息子の部屋に行ってどんなプレゼントをもらったのか確かめようとする。知恵遅れの息子が手にしているものを見た科学者は真っ青になる。冷や汗をぬぐいながら息子の手からゆっくりとやさしく「それ」を取り上げる。

「白痴の子供に装填した拳銃を持たせるなんて、気違いだけのやることだ。」
----------------

この話から、核ミサイルのボタンをジョージ・ブッシュのようなどう見ても知力・判断力の劣った人間に持たせるなんて、という連想がすぐに浮かぶが、ちょっと敷衍してみればこうならないか?

たとえ必要な経費でもけちって利益を上げることしか頭になくて、四半期毎の決算に追われて大局的な観点で国家国民を考えることのできない私企業の経営者に、原発のようなとんでもない凶暴な、制御不能になれば国家の滅亡に導きかねない恐怖の生産手段を与えるのはまさに

「白痴の子供に装填した拳銃を持たせるなんて、気違いだけのやることだ。」

という落ちである。


05. 豊田のあんちゃん 2011年4月09日 09:07:05: kxNYdk9.RhtVk : DmtZkisUnI
初めて投稿します。

私は以前もんじゅを見学したことがあります。
とても大きな設備だった記憶があります。
その時にもんじゅの職員にいくつか質問しました。
@周りの住民に対策はあるのか → 特に何もしていない(必要が無いという意味合いだったと思います)
Aナトリウム以外は使えないのか → 鉛も使える。
Bなぜ鉛を使わないのか → ポンプ等の設備の設計をやり直すなどでお金がかかる。
参考までに書き込みました。


06. 2011年5月02日 10:47:56: FDz56Br9jc
ナトリウムを鉛に置き換えて廃炉にすればいいじゃないか。
福島で起きてる様なことが起きたら、ナトリウムが全て炎上、大爆発、
放射線レベルが高すぎて、誰も原子炉に近寄れず、
大阪、名古屋、京都が、放射性物質で汚染。
日本が破綻。
なんてことになるんじゃないか。

07. 2011年5月17日 02:31:49: TCVCoNZ58g
誰が、どうしてもんじゅを作ったのか知りたくなりました。
ウキペディアで調べたら、猛烈に推進を押した人が載っていました。。
科学技術庁長官と、原子力委員会の役員もした人でした。
勿論、国会議員です。
そして、そのもんじゅを建築した会社の社長さんです。
強力に推しておいて、自分の会社で作ったのです。
その人の息子が、同じような名前で、同じ党で議員をしています。
一兆円以上の、建築費です。
その後、その中くらいの建設会社は、成り上がりの大手の建設会社になりました。
殆ど、原発関係の建築をしていると思います。この辺は、調べていません。
ちょっと呆れてしまい、日本もこんな事がまかり通るとは、ひどい国です。
もんじゅは、縦揺れには、弱いのでは、神戸の震災では、石が飛んだそうですが関東大震災では、バスの中に居るようだったと、母が話しをしていました。、
これは、素人考えですが、炉内中継装置は、取りだせないのではと思います。
廃炉にしたくないので、取りだそうとしているのではないか、、と思ってしまいます。
他に、手段はないのでしょうか。

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