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http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040801000792.html
東北地方で7日夜に起きた東日本大震災の余震の際、停止中だった東北電力東通原発1号機(青森県東通村)で外部電源が一時途絶えて非常用発電機1台が稼働したが、外部電源復旧後にその発電機も使えなくなり、非常用の3台すべてが使えない状態になったことを東北電力が8日、明らかにした。
東北電力は、再び余震などで外部電源が途絶えた場合、電源車で対応するとしているが、使用済み燃料プールを正常に冷却できずに放水や注水を続けている東京電力福島第1原発と同様の綱渡りの状態に陥りかねない。
経済産業省原子力安全・保安院も事態を重視し、「安全を担保する形で(非常用電源の確保を)検討する必要がある」と話している。
東北電力によると、3台のうち2台は定期点検中で、7日の地震で外部電源が途絶。燃料プールの冷却が一時できなくなったが、残り1台が起動し、冷却機能が維持された。だが外部電源復旧後の8日午後、この1台から燃料200リットルが漏れていることが判明、使用を停止した。
7日の地震では、東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)でも1〜3号機の燃料プールの冷却機能が一時停止した。水を循環させるポンプが空気を吸い込んで破損しないよう自動停止したなどと考えられるという。
女川原発では燃料プールなど8カ所で水漏れが見つかった。2007年の新潟県中越沖地震の際に東京電力柏崎刈羽原発でも発生。地震動とプールの水が共振して揺れが拡大される「スロッシング現象」が起きたとされており、今回の地震でも起きていないか調べる。
プールの冷却機能が停止した時間は、女川1号機は53分、2号機は1時間21分、3号機は59分、東通1号機は26分。その後、復旧しプールの水温に異常はないという。
2011/04/08 21:49 【共同通信】
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