http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/738.html
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やっぱり原子炉からの水漏れで水位が上昇している
高濃度汚染水のタンクへの移送が数日後で間にあうのか?
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/
窒素ガス注入“推移見守る”
水素爆発の危険をあらかじめ避けるため、窒素ガスが注入されている福島第一原子力発電所1号機の原子炉格納容器の圧力は、少しずつ上昇し、東京電力は、格納容器への窒素ガスの注入は順調に進んでいるとして、引き続き推移を見守っています。
冷却水の水位が上がらず、燃料棒が半分近く露出した状態が続いている福島第一原発1号機の原子炉格納容器には、大量の水素と酸素がたまっているとみられていて、東京電力は、水素が酸素と反応して爆発する危険をあらかじめ避けるため、7日午前1時半すぎから化学的に安定した窒素ガスの注入を始めました。
7日午後5時までに、413立方メートルの窒素ガスを注入した結果、格納容器の圧力は、1.76気圧と、窒素を注入する直前と比べて0.2気圧、上昇しています。
これについて東京電力は、窒素ガスの注入は、順調に進んでいるとして、引き続き圧力の推移を見守りながら窒素ガスを6000立方メートル入れるか、圧力が1気圧上がるまで注入を続けるとしています。
窒素ガスの注入は、6日間程度続けられるということで、東京電力では、今後、2号機や3号機の格納容器への注入も検討するとしています。
一方、2号機のトレンチと呼ばれるトンネルにたまっている高濃度の放射性物質に汚染された水の水位が、7日朝7時までの24時間に、5センチ上昇していることが分かりました。
これについて東京電力は6日、2号機のピットで続いていた汚染した水の流出を、水ガラスと呼ばれる特殊な薬剤を使って止めたことの影響もあるとみています。
トレンチの水面から地表までは、まだおよそ1メートルありますが、汚染した水が周辺にあふれ出せば、冷却機能の復旧作業などに大きな支障をきたすため、東京電力は、水位の変化を厳重に監視しています。
さらに、施設内にたまっている高濃度の放射性物質に汚染された水の保管先を確保するため、東京電力は、廃棄物集中処理施設から比較的低い濃度の放射性物質に汚染された水を海に放出する作業を続けていて、6日朝7時半までにおよそ7300トンの水の放出を終えました。
現在、残るおよそ700トンについて作業を続けています。
放出作業の終了は8日になるということです。
加えて5号機と6号機の地下水を集めるサブドレンピットと呼ばれる施設からも、7日午後3時までに、およそ1000トンの汚染水が放出され、9日までに残る500トンを放出し終える予定だということです。
4月7日 21:00更新
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汚染水移送 開始まで数日以上
高濃度の放射性物質に汚染された水の処理が課題になっている福島第一原子力発電所で、特に深刻な2号機のタービン建屋の地下などにたまっている汚染水を、敷地内の別の施設に移し替える計画は、水を移し始めるまでに数日から1週間かかる見通しとなりました。
福島第一原発の2号機では、タービン建屋の地下や「トレンチ」と呼ばれるトンネルにたまった水から、高い濃度の放射性物質が検出され、復旧作業の妨げになっていて、汚染された水の処理が大きな課題となっています。
このため東京電力は、汚染水を敷地内の廃棄物集中処理施設に移し替える計画で、この施設にもともと入っていた比較的低い濃度の放射性物質に汚染された水を海に放出する作業を続けていて、8日に終える予定です。
しかし、経済産業省の原子力安全・保安院によりますと、放出が終わっても、震災の影響で施設のコンクリートの壁などに穴が開いていないかなどの確認が必要で、高濃度の汚染水を入れ始めるまでには、今後、数日から1週間はかかる見通しだということです。
原子力安全・保安院は「本来、低い濃度の汚染水を入れる廃棄物集中処理施設に高濃度の汚染水を入れることになるので、水がしみ出さないようにしっかりとした点検が必要だ」と話しています。
4月7日 21:00更新
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