2011年4月7日 01時18分

　東京電力は６日、被災した福島第１原発１号機の炉内にある核燃料の７０％が損傷したとの推定値を公表した。２号機は３０％、３号機は２５％の損傷。原子炉格納容器内の放射線量のデータから試算した。極めて高いデータ値が記録されていたため、損傷度合いが大きいと推定した。

　東電によると、核燃料は燃料棒を７２本か７４本を束ねた集合体。１号機に４００体、２、３号機に５４８体ずつ納められている。燃料棒は特殊金属の被覆管に覆われている。被覆管が健全なら放射性物質の大半は内部に閉じ込められ、破損すると大量に放出される。

　データによると、１、２号機の格納容器内は地震から３日後の３月１４日に毎時１６０シーベルトの放射線（ガンマ線）を検知。これは通常運転値（０・００１シーベルト）の１６万倍。２号機は１４日に燃料棒全体が冷却水から露出する「空だき」状態になり、１５日に通常値の１４万倍の毎時１３８シーベルトに上昇した。１４日以前のデータは、地震で計測機器の電源が失われたため計測不能だった。

　３号機は、水素爆発が起きた１４日午前１１時以降もしばらくは計測不能だった。

　ただ、１〜３号機の数値は上昇後に低下するなど不自然な点もある。東電は「計算結果は必ずしも正確とはいえず、一つの目安と考えている」と話している。

　燃料棒の損傷度合いは、経済産業省原子力安全・保安院がこれまで３％以上との見方を示していた。その上で事故の深刻さを表す国際評価尺度で、１〜３号機を８段階のうち３番目に深刻な「レベル５」と暫定的に評価している。保安院は東電の試算との違いを「損傷の度合いは確実な数値を採用し、保安院独自に計算した」と説明している。

　また、復旧作業では東電は６日夜、原子炉温度が高い１号機での水素爆発を防ぐため、格納容器内に窒素ガス注入の作業を開始した。２、３号機への注入も検討している。

　集中廃棄物処理施設内にある汚染水の海への排出も断続的に続けた。施設内の水は当初の１万トンから８千トンに修正。６日夜までに６千トンを放出した。

（中日新聞）

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011040790001425.html

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福島第１原発：１号機の核燃料棒、７０パーセントが損傷

東京電力は、福島第１原発の核燃料棒の損傷状況に関するデータを発表した。

　最も損傷が激しいのは１号機で、燃料棒の７０パーセントが損傷を受けている。２号機は３０パーセント、３号機は２５パーセントの損傷。

　１号機には再び水素が蓄積する可能性があり、新たな爆発の恐れがあるため、窒素ガスの注入も検討しているという。

http://japanese.ruvr.ru/2011/04/06/48552602.html

時事通信 4月7日(木)5時4分配信

　福島第1原発事故で、東京電力は7日、1号機の原子炉格納容器内への窒素ガス注入作業を続けた。窒素を充満させ、爆発の恐れがある水素と酸素を容器内から追い出すのが狙い。注入は数日続く予定で、2、3号機でも実施する。

　窒素注入によって格納容器内の高濃度放射能を含む空気が外部に押し出される恐れもあるため、東電は容器内の圧力などを慎重に観察する。

　1号機は東日本大震災翌日の3月12日、原子炉建屋で爆発が発生。燃料棒を包む被覆管ジルコニウムと水蒸気が反応して水素が生じ、酸素と反応して爆発したとみられる。

　1号機ではその後、原子炉を冷却するため注水が続いている。この水が分解されて水素と酸素が発生、爆発の危険性が増していた。東電は6日夜、窒素ガス約6000立方メートルを格納容器に注入する準備を開始。7日午前1時半すぎから注入を始めた。

　一方、高濃度放射能を含む汚染水の流出が止まった2号機取水口付近の立て坑「ピット」の周辺も引き続き監視。外部流出は他に確認されていないが、汚染水が通ってきたトンネルから地下に染み出ている可能性も否定できず、監視カメラなどで外部への再流出を警戒している。　

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110407-00000012-jij-soci

ミセラレナイ　ノカ　ミセタクナイ　ノカ　

タカイ　センリョウ　ヲ　コウヒョウ　スル　ハ　ナニカ　ヲ　シラレタク　ナイ

アルイハ　ナニカ　ノ　イト　ガ　アルノカ　　セカイ　ノ　ギモン　ヲ　

ダイベン（クソ　デワナイ）　シタ　ツモリダ。

　　　マタ　モウソウ　シテ　ミタ　ガ？　テロ　ガ　ドウトカ　デ　

デテクル　モノ　ガ　スクナスギ　　ソレ　デ　コウナル？　ワカレヨ。

津波と水素爆発により全ての計器が使えないうえ放射能が強すぎて近付けず手動での計測も出来ていない。

そもそも正確な計測が出来ていれば水素爆発も起きないし作業員が汚染水で被爆することもなかった。

つまり東電が隠しているのは｢本当は正確な数値は知らない｣という事であり、それはより危険な状況であることを意味する。

地震情報（各地の震度に関する情報）
http://www.jma.go.jp/jp/quake/20110407234633391-072332.html

かなり大きな余震だぞ、大丈夫かあ。