http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/685.html
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福島第一原子力発電所が立地している双葉地方の町長・村長8名(会長=遠藤雄幸・川内村長、副会長=井戸川克隆・双葉町長)と同議長会7名(会長=坂本紀一・広野町議会議長)が、菅総理に緊急要望を提出した後、下記のように記者会見を行いました。増子輝彦参議院議員も同席した。
会見に参加された方はこちら。
http://www.jnpc.or.jp/files/2011/04/20110405hutabatyou.pdf
≪「必ず戻る」≫
町村長のおもな発言。
遠藤雄幸・川内村長「いま、われわれの試練についていえば、とても悔しい。きょう、初めて総理に会えた。東京電力が補償するができないところは国がサポートする、と菅さんから聞くことができた。将来が見通せないが前に進んでいこう。しかし、避難生活は困難をきわめ、不明者の捜索もできないし、遺体がどうなっているのかもわからない。原発に頼らない双葉地方をめざす」
井戸川克隆・双葉町長「小さな町で平穏に過ごしてきたのに、こんなことになった。埼玉県に町を移動し、歴史を作りながら、新たなことに挑戦している。電気供給という国策に貢献し、首都圏の電力の30%をまかなっていると自負してきた。安全であると信頼していた。この(会場の)頭上の電気も供給してきた。東京の大停電がこれからあるかもしれない。一地方ではなく、国民全体で原発をどうするか考える時期がきた」
草野孝・楢葉町長「20キロ圏内で町民はひとり残らず避難している。国策の電源立地で東電と共生しながらやってきたが、踏んだり蹴ったりの地域になってしまった。菅首相には、被ばく防止を国策としてやるよう求めた」
遠藤勝也・富岡町長「第二原発がある。原発は安全という神話を信じ切っていた。町民1万6000人が全員避難している。みな、ほほがこけている。『町長、いつ帰してくれるんだ』といわれ『これ以上悪くならない。必ず帰りましょう』と答えている。第二原発は冷温安定ではあるが、運転再開には世論はおそらく厳しいだろう。ただ、双葉地区には原発就労者が1万人いて生計を頼っている。中長期的に議論しなければならない」
鈴木茂・大熊町副町長「避難所が18か所に分かれてしまった。みな着の身着のままで避難している。貴重品をとりに帰りたい。一回、うちに帰してほしい」
馬場有・浪江町長「危険区域に入って不明者を捜索したい。遺体の安置もしなければならない。10キロ圏内の放射線情報を開示してほしい。この放送を聞いている町民のみなさん、生き抜いて一日も早く帰りましょう。東電から2000万円の見舞金の提示があったが、お断りした。謝罪もしないで見舞金という話はない。町民ひとりひとりがもらうものだろう。財産を全部パーにしたんです。。金額は十分ではない。役場は避難所の世話で精いっぱいなので、東電にはマンパワーを出してくれと要請したが、出なかった」
山田基星・広野町長「復旧作業には絶対的な支援をお願いしたい。それだけです」
松本允秀・葛尾村長「地震・津波の被害はなく、ほかの被災者200人を受け入れていた。原発事故でみな避難している。温かく受け入れてもらったが、生活は大変だ。一日も早く村に帰りたい」
http://www.youtube.com/watch?v=HBrKFdnOL0E&feature=relmfu
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