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メディアは爆発無き物として、雰囲気作りしていますが、今から2週間が危険ではと思う。半分くらいの燃料棒が圧力容器下に沈下して、じわじわと熱を上げているが、それらの表面温度は数百度だが、下部は1000度以上に上がっている、もしくは、すでに少し圧力容器のそこに穴をあけてしまった状態。圧力容器の底には、制御棒を昇降させるための軸受けが溶接されているが、設計の後藤さんの指摘はそこからの燃料の漏れで、それもあるが、私が気になるのは、制御棒のストッパーの構造で、水圧式でストッパーが稼動し制御棒が上昇位置でロックされるが、熱でやられて、制御棒のロックが外れやすい構造であるように機械図面から伺える。こうなると、自重(1本が約100キロ)で制御棒が、下へ抜け出していく可能性があると思われる。そうすると剥き出しの燃料棒の上部がしだいに反応し始め、1000度以上の熱を発生させ、熱伝導で圧力容器下部をごっそり溶かしてしまう可能性があるのではと、考えている。こうなると、完全に暴走状態で、循環すらままならない冷却では、まったく焼け石に水、燃料ペレットの破損の沈殿どころではなく、燃料棒の上部が再臨界を最も起こりやすい条件が整ってくる可能性がある。
完全にフルメルトダウンの状態で、手も足も出ない。今週、来週がそんなタイミングに思えるが、何も無いこと、水蒸気爆発が起こらないことを祈るしかない。
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