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http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0404&f=politics_0404_015.shtml
英ナショナル・ニュークリア・コーポレーションの元安全対策部門メンバーであるジョン・プライス博士はこのほど、福島第1原子力発電所からの放射性物質漏えい事故について、安全性の回復までは1世紀の時間が必要だとの見方を示した。3日付で中国新聞社が報じた。
プライス博士は福島原発について、「燃料プールからの汚染水漏出を防止すると同時に、外部からは注水を続けざるを得ないため、放射性物質の漏えいは止まらない」と指摘、今後も放射性物質の漏えいが予測され、核燃料棒が安全な温度まで冷却されるには50−100年かかると述べた。
プライス博士は「とにかくこの状況を打開する必要がある。現在の問題は放水によってたまったパイプ内やプールの水を安全に処理できるかどうかだ」と語った。
さらにプライス博士は、安全性の回復は福島原発を廃炉として核燃料を移動させるしかないと述べながらも、「ただし、これは50−100年後のことになる。つまり相当長い期間に渡り、福島原発とその職員は厳重な管理管制を受けることになる」と指摘した。(編集担当:畠山栄)
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