02. 2011年4月04日 21:02:15: 9MIbyi7r4E
http://mudainodqnment.ldblog.jp/archives/1560558.html 1:名無しさん@涙目です。(東京都):2011/04/03(日) 15:59:45.27 ID:7tzPoVy10 「ただちに健康に影響はない」。(略) この表現に関して気になるものの一つが、 東京都健康安全研究センターがHPで公開している内容だ。 都内の環境放射線の測定結果について解説したページに、以下の一文がある。 「被ばくした放射線量が100,000マイクロシーベルト以下では、 ただちに健康に影響を及ぼすことはありません。」
----------------------------------------- TOP > 都内の環境放射線測定結果 > 解説 ◆ 解説 ◆放射線の単位について ・ベクレル(Bq)は、放射性物質から出される放射能の強さのことです。 ・グレイ(Gy)は、放射線が物質に当たったとき、その物質に吸収される放射線量のことで、シーベルト(Sv)は人体が放射線を受けたとき、その影響の度合いを表す目安となる放射線量のことです。 ・人体影響を評価する際はシーベルトを用います。通常は1グレイ=1シーベルトとして換算します。 ◆放射線被曝量と健康影響 ・1年間の自然界からの放射線被曝量は、宇宙からの放射線、空気や地面、食物からの被曝により2,000〜5,000マイクロシーベルト程度です。 ・東京都健康安全研究センターで観測されている測定値(概ね0.035マイクロシーベルト/時間)では、年間で300マイクロシーベルト程度になります。これは自然放射線量のうち空気によるものです。 ・被ばくした放射線量が100,000マイクロシーベルト以下では、ただちに健康に影響を及ぼすことはありません。 ◆環境放射線量測定結果における最大値、最小値と平均値について 測定は、放射線量を連続的に測定しており、1時間あたり及び1日の時間帯で測定値をまとめています。 最大値は各時間帯で測定された最大の値、最小値は各時間帯で測定された最小の値、平均値は各時間帯の平均値です。 それぞれ、1時間あたりの数値に換算しています。 http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/explan.html
----------------------------------------- 「ただちに」とは、具体的にどのくらいの期間を指すのか。 同センターに取材し、この点を尋ねた。 (略) そして数分後、驚くべき回答が。 「申し訳ないです、ここに記載してある文言についてはですね、 国の文言を参考に書かせて頂いておりますので、これについてはですね、 医学的なことについては、放射線医学総合研究所に 聞いて頂いた方がいいかと思うんですね。」 なんと、東京都健康安全研究センターでは、 具体的な期間を自分たちでは定義しないで、「ただちに影響はない」と 断言していたのである。事実上、国に説明を丸投げしていることになる。 これは、研究機関の公式発表の在り方として、とんでもない話だ。 そこで、放射線医学総合研究所に取材し、この点を尋ねた。 質問項目を文書で送信したところ、後日、研究所に所属する研究者からの回答が届いた。 以下に、回答内容をそのまま掲載する。
「直ちには、急性影響がでないという意味で、一時的不妊の発現は、 3-9週、造血系の機能低下は、3-7日、皮膚障害や一時的脱毛は、2-3週間であるので、 遅くとも9週以内に発症する。よって数ヶ月と考えれば良い。」(略) 「被ばくした放射線量が100,000マイクロシーベルト以下」ならば、というのは、 体外被曝を想定しているのだろうか。 それとも、体内被曝を、あるいは両方を含めた合計の数値と考えてよいのか。 この点については、以下の回答があった。 「放射線量が実効線量であれば、体外被ばくでも体内被ばくでも足し算することが出来る。 両方を含めた値である。」 (略) |