http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/521.html
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http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-421.html より。
一部転載。
本当のことを知るには、多くの想像力を働かせる必要がある
これは、ロシアのメジャーな英語サイトRussian Today」(3月16日)の記事の中で、日本に住んでいた(今は脱出したのかもしれない)ロシア人女性、タチアナさんがRussian Todayのインタビューに答えて言ったことです。
今まさに、このことは私たちに、そのまま当てはるかもしれません。
「日本のニュースは、包み隠さず、ありのままを報道していないのではないか。
「このことは、日本のすべてのテレビ・チャンネルについて、同じです」と日本在住のタチアナさんは言っている。
「日本の情報ソースからは本当のことを手に入れることができないので、日本にマスコミ以外のところから、本当の情報を探す必要がある。そのために、多くのことを推測しなけれぱならない。
私たちが、本当の状況を理解できないよう、厳しい情報の検閲があるようだ」。
このようにタチアナさんは語っています。
私は、日本のマスコミには、まったく期待していません。
テレビのニュース・ショーのキャスター、コメンテーターに、「いったい、あなたたちは、どこの国の人?」と尋ねてみたくなります。
タチアナさんの言うとおり、「自分で、正しいと思った情報を峻別し、多くのことを推測する」ことが必要だと思います。
逆に言えば、信用できない情報には一切関わっていけない、ということです。
これは、巨大メディアであろうと、人気サイトであろうと同じことです。
さて、福島第一原発では、命がけの決死の作業が続けられています。作業員の中には、被曝線量の積算値が1000ミリ・シーベルトを超えた人がいるかもしれない、と言われています。
一般の人が100ミリ・シーベルトを超えた場合には、健康被害が起こるとされています。原発などで作業をする人たちは、この限りではなく、250ミリ・シーベルトが上限に設定されています。
1000ミリ・シーベルトは、その4倍です。
さらに、東電は、ポケット線量計を班長だけに持たせていたことが発覚し、「人道にもとる」と批難されました。
東電は、マスコミが騒ぎ始めてから、全国の原発から慌ててポケット線量計をかき集めてきて、作業員全員に渡した、ということです。
もう、遅いのです。
作業員は、どれだけ被曝したか分からないのですから。
東電は作業員を見殺しにしているのです。
こういう企業に、福島第一原発の暴走を止められるのでしょうか。幹部、中間層が悪すぎる。
何より不気味なこと。
マスコミは、「原発は一定の安定状態を保っている」と報道しています。どこにも証拠などないのに。
第一、原子力安全・保安院は、「冷却水が漏れていることは重大で深刻な事態だ」と記者会見で発表しているというのに。
政府は、この2、3日で、方針を変えたものと思われます。明らかに。これから出てくる情報は後手後手に回るでしょう。
政府は、マスコミ各社に対して情報統制を行なっているような気がしてなりません。
これが、私たちが何となく感じている「不気味さの正体」です。
私たちは、政府も、ましてや、肝心なときに役にたたないマスコミ情報も頼らずに、これから何が起こるのか、客観的な情報だけを元にして、多くのことを推測してみましょう。
私たち自身の退避行動計画を作るために。
すでに1〜4号機の炉心は、程度の差はあれ溶融しているでしょう。
このことは、すで3月12日の時点で、原子力安全・保安院が発表していることです。
一部転載終了。
投稿者コメント。
炉心溶融は、水素爆発を誘引し、放射性物質を撒き散らす。
海水も、放射能、放射性物質が拡散し濃度は低くなるが、
影響はどれだけ人間に出るかは、未定なのです。
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