http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/488.html
Tweet |
事故前、炉心溶融の可能性認識 安全・保安院長が答弁
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040301000577.html
東京電力福島第1原発事故と同じように、電源が失われて核燃料が冷やせなくなり、一部が溶ける「炉心溶融」に陥る可能性が国内の原発にあることを、政府が事故前に認識していたことが、3日までに分かった。
政府は炉心溶融の可能性を認識しながらも、数時間後に電源が回復するとの想定を変えず、今回の事故を防げなかった形だ。
経済産業省原子力安全・保安院の寺坂信昭院長は昨年5月、衆院経済産業委員会で、共産党の吉井英勝議員の質問に対し、「外部電源が全部喪失されて冷却機能が失われると、その時間にもよるが、長時間にわたると炉心溶融につながることは論理的には考え得る」と答弁。ただ複数の非常電源を備えたりして「安全性は確保している」とも述べた。
福島第1原発は今回の地震で、運転中だった1〜3号機は緊急停止したが、津波で非常用電源が使えなくなり、冷却水で燃料を冷やす機能を喪失。このため燃料が発する熱により冷却水が沸騰、水位が下がってむき出しになった。燃料の温度は1200度以上に達したとみられ、東電は、1号機で70%、2号機で33%、3号機でも一定程度が損傷したと推定している。
保安院によると、原発の安全設計は、電源が喪失しても数時間後には復旧させると想定。実際に炉心溶融に至ったことについては「従来の想定を超えたことは明らか。何らかの対応をしないといけない」としている。
2011/04/03 18:17 【共同通信】
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素8掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。