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トリウム溶融塩炉の実用化を急げ(日比谷庵 本館)
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/478.html
投稿者 SUWAXTUCI 日時 2011 年 4 月 03 日 17:19:03: kaxp1.oWSPFfY
 


http://kotobukibune.at.webry.info/201104/article_3.html

上記のブログの内容を皆さんにぜひ紹介します。
東日本大震災発生後、安全なトリウム溶融塩炉というのをネット上で聞くようになって私も知らなかったので色々調べている内、これについて図示も使ってわかりやすく説明されているブログがありました。
また、ウィキペディアには溶融塩原子炉 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%B6%E8%9E%8D%E5%A1%A9%E5%8E%9F%E5%AD%90%E7%82%89 の説明があります。

トリウム溶融塩原子炉というのは実は現在の全く新しい技術ではなく、過去に米国で1950〜70年代に研究開発され4年間無事故で試験運転された実績もあるようで、原理上臨界状態を利用することがないので制御不能による暴走メルトダウンを起こすことが無く、放射能発生も既存原発方式よりはかなり少なく、良い事ずくめの方式のようです。
しかし、なぜ今までこのような良い方式が普及せず、既存メディアからもこの技術の存在が全く報道されず大多数の国民が知らずに来たのか?
それは、既存原発利権勢力や米国軍需利権勢力によるこの技術の普及妨害とメディアコントロールがなされて来たからのようです。

常温核融合も将来の原子力発電技術として有望です。なにしろ核融合反応は放射能を出しませんからクリーンです。常温核融合がうそではないかという報道もありますが、上記の勢力がメディアコントロールしている可能性もあります。

 

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コメント
 
01. 2011年4月03日 17:35:59: ntpOAV2lDQ
原子力なんて必要あるん?
地熱、風力、太陽電池等で十分と思いますが。

02. 2011年4月03日 18:11:12: 9oDyJXSLLo
メルトダウンだけが問題ではない。ナトリウムを冷却材に使っていれば、事故対応はかなり困難。もんじゅと同じ。

03. 2011年4月03日 18:30:36: 0MZNp5vGRw
>>原子力なんて必要あるん?

同感。今回の件を引き合いに出すまでなく、もうバカデカくて危険な発電施設は不要。
小型で安全な発電施設を多数分散させて運用していく時代に突入したと確信。


04. 2011年4月03日 18:54:03: 4WV2HM1H9Y
03さんに同意

そう、本当はデカイ施設で一元的に生産するより、各事業所・家庭で生産した方がエネルギー効率も高いしロスも防げる。

では、なぜに普及しないか…
ひとえに電力というライフライン=命、を寡占し一元的に手中に治めておきたい既存勢力=電力マフィア、権力者が存在するからである。

古くは二コラ・テスラに始まり、注目を浴びた家庭用マイクロガスタービンや、その辺の小川でも発電可能なマイクロダム等々、消され握りつぶされてしまった技術は多々ある。

故に、我々市民として、これは技術の問題というより、政治の問題なのだと認識していく事が重要であろう。


05. 2011年4月03日 19:06:27: jzr2hVXdfA
>トリウム溶融塩炉

これがそれに当たるのかどうかわからないが、現在すでに存在する
核廃棄物をどうにかするための技術は必要になる。これはウラン原
子炉を全て廃止しても逃げられない問題。


06. 2011年4月03日 20:15:17: Rpd2tTjuLU
■中国が開発する「クリーンな新型トリウム原発」とは
前略。中国はすでに、今後20年間に数十基の新しい原子炉を建設する計画を発表している。
これが実現すれば、原子力による発電量は20倍に増え、石炭からの脱却が可能になる。
現在の中国は、世界で最も石炭を消費する国の1つだ。
米国における原子力発電の支持者やアナリストの多くは、トリウムを利用した中国の原子力発電が、
米国の経済競争力にとって脅威になると見ている。
次世代の原子力発電技術に関して、米国が中国に依存する事態になるかもしれないからだ。
米国は、「グリーンな」エネルギーを開発するうえで、大きく遅れをとってしまうかもしれない。

[米国の原子力発電業界はすでにウラン燃料サイクルのインフラを確立しており、
これをトリウム用に転換するために投資する理由がないため、移行が進んでいない、
という状況を紹介した日本語版記事はこちら]

結局、中国の次世代の原子力戦略をめぐって米国で生じている騒動は、次のような結論に行き着く。
外国の石油に依存した状態を問題にしないままでいれば、将来は、外国の原子力に大きく依存することになるだろう、と。
http://wiredvision.jp/news/201102/2011021622.html
たしかに、ウラン・プルトニウム原発よりは、マシだろう。
しかし、もうこうなってしまった以上、手遅れ。
もう原発を原発を増設するのは政治的に難しくなった。

よって、みなさんが言うように、太陽熱、太陽光、風力、地熱、バイオマスなどのクリーンエネルギーを一気に普及させる政策に転換する必要がある。
そのほうが国民の理解を得やすい。


07. 2011年4月03日 20:17:39: Rpd2tTjuLU
□洋上風力で発電大国を目指す英国
前略。そして2010年1月、一連のプロジェクトの大半を占める「ラウンド3」の開発事業者が入札で決まった(表1)。
9つの区域で合計32GWの発電が予定され、2020年までの完成を目指す。
ラウンド1〜3までの開発が計画通りにすべて実行されると、発電能力は40GW強に達し、
スコットランド政府が計画する6.4GWの「Scottish Territorial Water計画」も合わせると合計47GWになる。
47GWといわれても、その大きさをすぐには想像できないかもしれないので、日本の現状にたとえてみよう。
平均的な原子力発電所1基の発電能力は1GWほどなので、
日本で稼働する原子力発電所をすべて合わせた規模(55基、2009年)に匹敵するのが47GWである。
ただし、風力発電の場合、実際には風が止まっているケースもあることから、
発電能力(設備容量)のすべてが常に発揮できるわけではない。
そこで風力発電の設備利用率を36%と仮定すると、実際の発電量は17GWとなる[注1]。
日本の原子力発電所は稼働率が80%ほどなので、計算すると21基分の原子力発電所に相当すると考えればよいだろう。
http://www.nikkei.com/tech/ecology/article/g=96958A9C93819499E2E1E2E0888DE2E1E2E0E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;df=2;p=9694E3E3E2E7E0E2E3E2E0E0E2E7

■太陽熱発電、太陽光を追う 独企業、北アフリカに施設
(前略)北アフリカに太陽熱施設を売り込む母体になっているのが、
デザーテック(砂漠の技術)と呼ばれる企業連合だ。
電機大手シーメンスなどドイツ企業が名を連ねる。
その構想は、一見とんでもない大風呂敷だ。
サハラ砂漠と中東を太陽熱発電の一大拠点にし、地中海に大容量ケーブルを敷設して欧州に電力を運ぶ。
2050年までに欧州の電力の15%を供給することを目指す。
デザーテック財団理事長のゲアハルト・クニース氏は、「これはもはや夢物語ではない。大きな投資の機会だ」と話す。 …
03年、緑の党出身の環境相の要請で、北アフリカと中東での太陽熱発電の可能性を調べ始め、
05年にまとめた報告書「地中海の太陽熱発電」でこう結論づけた。
「北アフリカと中東には強い日射がある。その潜在力は世界全体の電力需要をはるかにこえている」
担当したフランツ・トリーブ氏は「我々は潜在的可能性を示し、基礎的情報を提供しただけだ」と控えめだ。
ただ、いまはその先をいき、太陽熱発電の費用が今後どのくらい安くなるかを調査している。
「ドイツは先端技術で生きている国。そこには政府の支援がある」という。…
■先駆けた日本は脱落
実は、太陽熱発電の技術で日本が世界の先端だったことがある。
石油ショック後の80年代はじめに四国で実験に成功した。
しかし、その後、「太陽の弱い日本には適さない。コストも高すぎる」
との理由から政府の後押しがなくなり、開発は途絶えた。
「あのまま続けていれば、間違いなく世界一になっていた」と日本の業界関係者は嘆く。(後略)
<太陽光発電と太陽熱発電> 太陽光発電は、パネルをつかって太陽の光を直接電力に変換する。
家の屋根などにも置ける便利さはあるが、電気はためにくいので夜の電力をまかなうのが難しい。
太陽熱発電は鏡で反射した光で油を熱し、その油を1カ所に集めて水を沸騰させ、
火力発電などと同じようにタービンを回して電気をおこす。日差しの強い地域での大規模発電に向いている。
電力にくらべて熱はためやすいので夜も発電できる。
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201012180392.html

>実は、太陽熱発電の技術で日本が世界の先端だったことがある。
>石油ショック後の80年代はじめに四国で実験に成功した。
>しかし、その後、「太陽の弱い日本には適さない。コストも高すぎる」
>との理由から政府の後押しがなくなり、開発は途絶えた。
>。ヨあのまま続けていれば、間違いなく世界一になっていた」と日本の業界関係者は嘆く。

なんてこった…。「福島」をみて、今、考えると、これは自民党政権の致命的な失政だな。


08. 2011年4月03日 21:49:09: CjUaPd4RoQ
まあコンパクト原発や核融合など新技術のめどがついて、日本が貧しくなってくれば、原発賛成派が勢いを増してきて、
リスク、コストとベネフィットを考えて原発ということにもなるだろうが、当分、反原発意識が強いので、暫く先になりそうだな
それまでは僅かな研究開発費で技術を磨ければいいが、そうでなければ中国から高い値段で原発を買うという笑えない話になっているだろう

09. 2011年4月03日 23:07:25: bIfwtcSNyA
核廃棄物の問題はどうすんだよバカ!
未来の人類の超能力に期待!?

10. 2011年4月03日 23:43:36: 3UbsnckrEQ
安全小型化が見込まれるのなら、商用は別として研究は是非ともすべきでしょう。世界的には知的所有権争奪戦みたいな様相だし。
また個人的には常温核融合が本命だと思っているので、こっちの研究補助を急いでもらいたいと思っている。若手研究者が育ってこないみたいで研究自体が少子高齢化だと聞くし。
とにかく時代遅れで危険極まりなく環境汚染の元凶である今の原発など逐次、廃止してもらいたい。
日本は今回の事故の責任をとる意味でも、様々な自然活用(地熱・太陽・風力等)エネルギーやハイテクエネルギーを実用化し、世界に向けて発信しなければ、永遠に愚かな国という汚名を晒すことになるだろう。それはあまりにも日本人として悲しい。

11. metola 2011年4月04日 07:28:04: XbEFO1BzdtcZo : x8qPG6MgqQ
>今までこのような良い方式が普及せず、既存メディ
>アからもこの技術の存在が全く報道されず大多数
>の国民が知らずに来たのか?

お話にならないから。
日本は海洋国家。
海洋生物とトリウムの関係について調べなさい。


12. 2011年4月04日 12:10:04: DVcczqH086
03.さんの言うとおり、危険な発電施設は不要。
地熱,太陽,風力など様々な自然を活用し、危険の少ない発電源の選択技を多くしておく事が必要かと。そちらに人やお金を集中させたい。

日比谷庵 本館は「現在以上の電力を消費するとするならば」が前提になっているが、足りなければ足りないなりの社会を築いていくほうが、これからの日本にはふさわしいと思う。
もしかしたら日比谷庵は、右肩上がりの時代に突っ走っていたか、バブル時期にはしゃぎ過ぎた人ではないのか。その経験が「現在以上の電力を消費する」事をすんなり前提とさせているのかもしれない。


13. 2011年4月07日 11:55:27: zt3mkGNMwc
トリウム溶融塩炉は、安全性が高いのであれば必要と思います。
私は素人ですが、日本風土にあった発電設備は、地熱発電かと考えます。
日本に地熱利用ができる場所は沢山あるのですが、国定公園等に指定された場所が
多く、法的に開発できないのがネックであると聞きました。
自然と協調できる方法を検討してはどうなのでしょうか?後は、政治的な解決でしょう。
風力、水力は季節が安定しない日本には不向きでしょうし、太陽光発電はシリコン原料を製造するのに多くの電力を消費することになりますし、寿命が短い為にランニングコストが高い気がします。

危険な原子力発電所は必要ないと思い方もいると思いますが、今回の事故の問題が
なければ福島原発には40年間もお世話になっていしたし、今の他の原発に支えられています。
問題なのは、リスクヘッジができなかった民間に任せっ切りの政府かと思います。


14. 2011年4月16日 23:59:17: BkICmByx1k
今日一日、トリウム溶融塩炉がどんな物か調べていたのですが...
調べて解った事は、こんな恐ろしい溶融塩炉は要らないって事ですね。

溶融塩炉ってのは核燃料と冷却材を「混合して燃やす」原子炉だとか。
福島第一的に考えると、メルトダウンして核燃料と冷却水が混ざってしまった状態が、溶融塩炉の運用状態と考えられるかと。そこで「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故のような事態が発生すれば周辺環境はどうなる事か...

そもそも、トリウムを軽水炉で燃やせられれば問題解決、という話もありますよ。


15. 2011年4月19日 20:40:16: HzevPWgsmc
もんじゅのナトリウム漏れ事故が恐ろしいのは、金属ナトリウムの反応性が非常に高く、二次冷却剤である水と触れると水素を発生して発火、爆発するからなのですが、この溶融塩の反応性はどの程度なのでしょうね。
あと減速材として黒鉛を使うと、炉が割れた際には高温のまま空気に曝されて燃え上がり、トリウムをまき散らしてしまいますが大丈夫なのでしょうか。

トリウム軽水炉は存在しますが、ウラン型軽水炉をそのまま転用できるものでは無かったと思います。


16. 2011年5月02日 20:45:00: rMYwYYBr4Y
政治の問題になりますね。規制緩和と電力会社の国有化から。

17. 2011年5月30日 21:34:48: P3zlGAqFcc
震災前まで、生物多様性という言葉を聴いていましたが、震災後には聞かなくなりました。すべての生き物が放射能の影響を受けます。母なる大地、海。そして人間。私は危機回避能力の件で私たちは今回学ばなければならないと思います。次に事故がい起きたら、どのくらい修理に向かう人が残っているのでしょうか?その人数を明確にして、不可能な量の原発は動かす事は まずやめる事だと思います。
食料自給率の話もしばらくお預けみたいですね!どれぐらいの食料が何年にも渡りだめになるのでしょうか?考えるだけで怖いです。日本地図に原発の位置を書いて
影響のある距離(200km以上離れていてもお茶はだめでしたね)を丸で描いて見ました。皆様もやってみてください。怖いです。

18. 山の神3 2011年6月16日 08:45:53: KetV8ALVJSqbE : mFLIsFRwhI
地熱発電は、実は膨大なコストがかかります。

熱水に含まれる固形分が固まるため、熱水をくみ出す井戸のパイプが、詰まってしまい、何年かに一度、ボーリングをし直さなくてはならない。

また、必然的に山奥にしか建設できないため、建設地までの道路敷設、資材運搬等のコストが無視できない。

 また、原発や火発と違い、地熱は1サイトに1台しか発電機を設置できない。

 さらには、資源が分布している場所が、豪雪地帯であることが多いため、冬期間のメンテナンスが不可能であることも考慮しなければなりません

 さらに、日本最大の地熱発電でさえ、標準的な原発の10分の1の発電量しかない。

 地熱発電へのシフトを口で言うのは簡単ですが、実は様々な障害があって、原発の代替エネルギーにはなり得ない。


19. 2011年8月18日 15:11:25: XYHdOrboQw
14,15 の方のコメントは、よしあしはともかく、 溶融塩炉を理解されていないものだと、思います。
「原発安全革命」を読まれることを、お勧めします。狙いは理解できると思います。

20. tokyo389 2011年9月05日 16:33:53: MZDxhdbhdlnvs : cZKXVcx8U6
日本は周りを海に囲まれていますが、潮力や海底温度や深海潮流などのエネルギーを利用する技術はないのでしょうか

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