http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/302.html
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原発事故、サミットで議論=大統領「ロボット・廃炉対策を提供」−日仏首脳 (時事ドットコム 2011/03/31 21:12)
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011033100687
菅直人首相は31日午後、首相官邸で来日したサルコジ仏大統領と会談した。大統領は5月にフランスで開かれるG8サミット(主要国首脳会議)で福島第1原発事故を議題として取り上げる考えを表明。また、事故への支援策として「放射線濃度の高い区域で活動できるロボットを提供したい」と申し出た。首相は「ぜひ知恵や資材の提供をお願いしたい」と一段の協力を求めた。
大統領はロボット提供のほか(1)原子炉の廃炉(2)放射性物質対策−などについても「経験を提案できる」と支援を約束した。同行したコシュスコモリゼ・エネルギー相が4月2日まで日本に滞在し、具体策を日本側と詰める。
・・・
一方、原子力政策を推進する大統領は「年内に何としても世界共通の安全基準を決めたい」と語り、事故の経験を生かした安全基準づくりが必要との考えを示した。ただ、「今全ての原発を世界中でやめたら、エネルギーはなくなってしまう」とも指摘、脱原発には否定的な考えを強調した。
(引用おわり)
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私(投稿者)は、これ以上の危機の拡大なきよう祈るような気持ちで願い、同時に困惑しています。
1.
まず、国際的な支援が次々と寄せられていること、素直にうれしいです。
ひとの命がかかっていることを思うと、とくに現場で必死の作業をされている方たちのことを考えると、強力な支援は涙の出るほどありがたいです。
↓
◇仏アレバCEO、東電の福島原発事故処理の支援で訪日、専門家も (ブルームバーグ 2011/03/30 12:51)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=a__DjMEIECQc
仏原子力大手アレバのロベルジョン最高経営責任者(CEO)が30日にも訪日する見通しだ。・・・原子炉の専門家も同行し、東京電力の福島第一原子力発電所の事故処理を支援するという。
◇原発事故協議会、日米が4チーム (日本経済新聞 2011年3月29日)
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819481E0EBE2E1938DE0EBE2E1E0E2E3E38297EAE2E2E2
日米両政府は29日までに東京電力福島第1原子力発電所の事故を受けて設けた実務者級の 協議会の下に4つのチームを編成した。チームは(1)放射性物質の遮蔽(2)核燃料棒の処理 (3)原発の廃炉(4)医療・生活支援−の4つ。
◇米軍放射能専門部隊、140人を日本派遣へ (読売新聞 2011年3月31日16時42分)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110331-OYT1T00724.htm
日米両政府は31日、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、米軍の放射能被害管理の専門部隊「CBIRF」の初動対処部隊約140人を近く日本に派遣させることで合意した。
◇米国から「ロボット消防士」 福島第一原発に投入へ (朝日新聞 2011年3月26日11時53分)
http://www.asahi.com/science/update/0326/TKY201103260126.html
米アイロボット社(本社マサチューセッツ州)は、福島第一原子力発電所の調査支援のために、紛争地などで使用されている同社のロボット4台と社員6人を26日までに日本に向けて派遣した。
◇福島第1原発事故 米・エネルギー省高官、作業ロボット投入準備を進めていると明らかに (FNNニュース 03/30 17:34)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00196312.html
福島第1原発の事故をめぐり、アメリカ・エネルギー省のライヨンズ次官補代理は29日、アメリカ議会の公聴会で、日本政府と協議のうえ、遠隔操作で放射線の測定が可能な作業ロボットを投入する準備を進めていることを明らかにした。
ライヨンズ氏は、ロボットは人間が近づけない高レベルな状態でも作業が可能なことから、現場の詳細な状況が理解できるとしている。
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2.
もう日本人の手には負えないのでしょう。
日本人どころか、アメリカもフランスもロボットを送るとしているところを見ると、そもそも人の手ではもうどうにもできないところまで来ているのかも知れません。
しかし同時に、当然予想されることとはいえ、次のような発言もやはり気になります。
↓
◇まずサルコジ大統領はさっそく、世界共通の新たな安全基準づくりに言及し、脱原発には否定的な考えを強調したといいます(前出の記事)。
◇オバマ大統領の発言もありました。
↓
米大統領 原発推進の考え強調 (NHKニュース 3月31日7時21分)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110331/k10015009361000.html
オバマ大統領は、30日、ワシントン市内で行った演説で、・・・福島第一原発の事故をきっかけに、アメリカ国内で原発への不安の声が強まっていることを受けて、「原発の安全性はきちんと確認する」と述べ、既存の原発の安全性を点検するほか、次世代の原発の建設に向けても今回の事故の教訓を十分に生かしていく考えを示しました。そのうえで、オバマ大統領は、「アメリカは総電力量の5分の1を原子力発電に依存しており、環境を汚さないという点でも今後も有望な電力の供給源だ」と述べ、引き続き、原発を推進する考えに変わりがないことを強調しました。
私(投稿者)は、困惑しつつ、こう考えます。
国際的な協力はほんとうにありがたい。
アメリカでもフランスでも、必要な支援は喜んで受けましょう。
でも日本国民はこの危機を乗り越えます。
乗り越えたら、次は、原発のいらない国をつくらなければならない。
そのためには、エネルギー、日米同盟(=安保)、TPPを通じた国際的な干渉支配を脱し、自立と国際協力の道へと歩み出さなければなりません。
これも新しい動きへのきざしであればよいのですが。
↓
北朝鮮、6カ国協議での濃縮ウラン議論に反対せず (聯合ニュース 2011年3月15日14:30)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/
【ソウル15日】北朝鮮の外務省は15日、中断している6カ国協議について、同協議でウラン濃縮計画(UEP)問題を議論することに反対しない立場を表明した。朝鮮中央通信が明らかにした。
北朝鮮の外務省報道官は同日、朝鮮中央通信の記者に対し、訪朝していたボロダフキン・ロシア外務次官との会談内容を明らかにした。この会談の中で、ロシア側に「北朝鮮はいかなる前提条件(も)なしに6カ国協議に参加し、そこでウラン濃縮計画(UEP)問題が議論されても反対しない」と伝えたという。
・・・北朝鮮は6カ国協議が再開された場合、同時行動原則に従うと表明。朝鮮半島の非核化を実現するために2005年9月の6カ国協議共同声明の履行プロセス内で、問題を議論・解決することが可能だとの立場を表明したという。
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