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「圧力容器も損傷」、原子力安全委が見解
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4687834.html
原子力安全委員会は、福島第一原発から放射性物質を含んだ水が大量に漏れていることについて、格納容器とともに原子炉の圧力容器が損傷を受けているとの見方を示しました。
「圧力容器も健全な状態で保たれているとは思えない。圧力容器も何らかの損傷がある」(原子力安全委員会の会見)
原子力安全委員会はこのように述べ、格納容器とともに、その内側にある原子炉の圧力容器も損傷しているとの見方を示しました。損傷の度合いについては、各号機によって差があるなどとしています。
これまで、原子力安全・保安院は圧力容器本体のひび割れなどを明確に示すデータはないとしてきました。また、東京電力の勝俣会長が30日の会見で、現状について「一応の安定を見ることができた」と発言したことに対し、原子力安全委員会は「事故は終息していないし、何が起こるか予断は許さないと思うのが普通で、それに対応するのが事業者の責任だ」と厳しく指摘しました。
一方、30日午後6時前に、福島第二原発の1号機・タービン建屋から煙が出ているのが確認されましたが、東電社員が配電盤の電源を落としたところ、煙は収まったということです。
その後、消防署が確認したところ、煙は火災によるものではなく配電盤の異常だったということです。(30日20:50)
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