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3月14日私は掲示板に「菅内閣は格納容器の爆発があれば終わりになる。だから懸命にそれを防ぐだろう。従ってベント(格納容器の破損を防ぐため放射性物質を含む排気を意図的に行う)を選択するに違いない」と書いた。
つまり政権の延命のため国民を犠牲にする冷酷さを発揮するだろうという事だった。
果たして、その通りになったではないか。
3月29日の毎日新聞によれば、福島第一原発・震災翌日未明「排気を」・政府東電に繰り返し指示 との見出しがあった。
記事の内容は下記の通りだ。
枝野幸男官房長官は28日の記者会見で、東日本大震災発生の翌日の12日に東京電力福島第一原発1号機で行われたベント(放射性物質を含む排気)について「東電の連絡員を通じて、早くベントを行うようにと云う支持を繰り返していた」と述べ、首相官邸から早期実施を求めても、東電側がなかなか応じなかったことを明らかにした。
ベントは原子炉格納容器内の圧力を下げるため行われるが、特にドライウエルベントは放射性物質が大気中に放出されるリスクを伴う。
原子力推進派の従来からあった「住民の健康より設備の維持を優先する体質」が如実にあらわれている。しかもこれが政権維持延命のためとなれば、国民を犠牲にして権力の延命を図る非人間的菅内閣とだと云わざるをえない。
更に原子力資料情報室の発表によれば、12日にすでに官邸には圧力容器の漏れを示唆するパラメーターが東電から送られ危機が判明していたのだ。
つまり、枝野氏は国民に対しては「安全だ、冷静に」と云いながらこの危機的状況を隠ぺいし政権の延命策ばかり考えていたことになる。
正に犯罪的行為と云わなければならない。国民を犠牲にする菅内閣は即時退陣するべきだ。
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