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http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/03/29/kiji/K20110329000521830.html?feature=related
原発“統制不能”東電がフランスに泣きついた
東京電力福島第1原発1、2号機の中央制御室で、原子炉のデータを記載する東電社員(撮影、提供は経済産業省原子力安全・保安院)
Photo By 共同
福島第1原発事故で東京電力がフランスの原子力関連の機関・企業に支援を要請していたことが28日、分かった。また、原発敷地内の土壌5カ所からプルトニウムを検出。2号機タービン建屋外には水がたまり、毎時1000ミリシーベルト以上の高い放射線量が測定された。原子炉圧力容器が破損し、建屋内に漏れ出た水が外側へ流れ出た可能性がある。
東電が支援要請したのは、フランス電力(EDF)や核燃料会社アレバなど。ベッソン産業・エネルギー・デジタル経済担当相がラジオ番組で明らかにした。
仏紙ルモンドによると、アレバは事故発生直後から東電側と連絡を取り合っていたが、事態が急展開したのは「この36時間」としており、26日ごろに緊急要請があったという。共同電によると、同紙は「東電が原発事故の統制不能に陥った可能性」との見出しを掲げ、事態を深刻視している。
福島第1原発では24日に3号機タービン建屋地下で電源復旧作業中の3人が、汚染された水につかり高線量の放射線で足を被ばく。翌25日には1、2、4号機のタービン建屋の水たまりから高い放射線量が確認されるなど、復旧作業に新たな障害が浮上した。
ベッソン担当相は「東電からの支援要請は(事故発生後)初めて」とした。
EDFは18日、専門家の派遣や原発事故に対応するロボットを含む資材130トンの搬送など独自の救援計画を発表していた。だが、ルモンド紙によると日本側はこれを拒否したという。
フランスは日本の原子力業界と関係が深く、3号機で現在使われているMOX燃料は99年に同国から運ばれた。
一方、米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長は28日、事故の現状把握のため来日。日本政府高官や東電幹部との会談後に「前例のない問題は深刻な状態が続いており、米国で最も優秀な専門家が全力で日本への支援を続けている」と述べた。「米国の原子力の専門家らは日本側と緊密に協力しており、問題解決に向けて対処するために専門的な分析を共有していく」と指摘。その上で「(日本での)一連の会談では、米国は今後も、いかなる支援でも提供する用意があることを再確認した」と強調した。
[ 2011年3月29日 06:00]
(新世紀人コメント)
機材が足りないから応援を要請するとかいった事態ではないな。
対処の仕方が判らないからという事だろう。
お粗末な実態が露呈してきた訳だ。
この有様だから、汚染規模についてもはっきりと測定できず、避難指示についても自信を持って出せないのではないのか。
他の電力会社も似たり寄ったりだろう。
今更ながら、国民が自衛しければならないという事だ。
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