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3月29日 14時50分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110329/k10014968411000.html
原子炉に真水を入れて冷やす作業を続けている福島第一原子力発電所の1号機では、28日から、核燃料が出す熱で原子炉の表面温度が上がる傾向にあり、東京電力は原子炉に入れる水の量を増やして監視を続けています。
東京電力によりますと、福島第一原発1号機の原子炉の表面温度は、28日午前6時の時点で212.8度だったのが、その後、上がり始め、29日午前2時には、通常の運転中に想定している最高温度、いわゆる設計温度の302度を超えて329.3度まで上昇しました。東京電力は、原子炉に入れる水の量を1分間に113リットルから28日午後8時以降は1分間に141リットルに増やしました。その後、原子炉の表面温度は29日午前6時の時点で323.3度になっています。東京電力は「原子炉に入れる水を増やしたあと温度は下がる傾向にある」として、注水の量を調整しながら、注意深く監視を続けることにしています。
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