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先週の「一言」で、
「もし、福島の原発がダウンしたことで、すぐに首都圏の電力を火力・水力だけで
十分にまかなったとしたら、『じゃあ、原発は要らないんじゃないか』と気づく人が
多く出てくるからではないのでしょうか。そんなことが知れ渡ったら、今回こんな大惨事が
起きた以上、なおさら国の原子力政策が大きくダメージを受けることは必至です。
つまり、いかに原発が必要かを、身をもって国民にわかってもらうために、
『計画停電』というものに踏み切ったのでしょう」と書きました。
穿ち過ぎではと思われるかもしれないけれど、そう思わざるを得ないと。
もちろん、そうでない可能性もあります。火力発電でバックアップするつもりだけど、
燃料が足りないとか、補給が追いつかないとか。
いずれにせよ、時間が経てば火力も稼働して、計画停電などしなくしてもよくなるという
見立てもあります。しかし私が上記のように先週書いたり講演で話したりしたところ、
「火力発電所もダメージを受けていて、稼働させようにもできない状態だ。
よく調べてから発言しなさい」というご意見もあったようです。
たしかに調べてみると、広野火力発電所(福島県広野町)と、常陸那珂火力発電所
(茨城県東海村)が津波の被害を受け、発電所の設備や、石油や石炭など
燃料の貯蔵施設が津波で壊れたというニュース記事も出てきます。
だから計画停電が必要なんでしょうか。火力発電所も2ヵ所ダウンしたから電力が足りない?
だったらなぜ東電はそのように世間に公表しないのでしょうか。火力と水力を
フル稼働させれば、完全に電力はまかなえる。だけどそちらも大変なダメージを受けている。
今急いで復旧の努力をしていると、キチンと説明すればいいのです。なぜ言わないのか。
やはり、これを隠しているということは、原発がないと首都圏の電力は十分にまかなえ
ませんよ、というアピールが目的なのではないかという疑念が残ります。
それによく考えたら、なんで私がそのことをよく調べて、東電の弁護をしなくては
いけないんでしょうか。東電の側が、国民に対してきちんと説明すべきです。
当HPの「今日の一言」では、こんなふうに怒り口調で書いたことは今までにないです。
本当に今、私は怒りに怒っています。そうでしょう。福島の人たちが
どれだけ苦労しているか。今この瞬間にも放射能漏れを食い止めようとして、
どれだけの方が、文字通り命を懸けて不眠不休の努力をしているか。彼らは本当に
死に直面しています。その中には東電の方もいる。彼らのことを思うと胸が張り裂けそうです。
計画停電で、首都圏に住む人たちも大変な思いをしています。このままだと潰れる会社や
店舗も出るでしょう。とくに病院などの施設はものすごく大変です。
埼玉県のある病院に勤務する医師の方から聞きましたが、話を聞くと、手術をしようにも
停電になってしまうので、大変どころではないそうです。
放射性物質が首都圏に飛んできています。放射性ヨウ素とかセシウムとかの話ばかりですが、
他にも様々な放射性物質が飛んできているはずです。放射性物質は距離に関係なく、
風向きによってはどこまでも飛んでいくのだそうです。だから大阪だって
九州だって危ないし、この物質を体内に取り込めば「内部被曝」になります。とくに妊婦や
子供が危ない。
一基も必要のない原発のために、国民はこれほどまでに苦労しているんです。こんな未曾有の
大災害が起きた以上、もはや論議は後回しです。
政府は、国内に存在する54基すべての原発を、一刻も早く、即時停止すべきです。
そして日本の原子力政策を、凍結すべきです。
日本の原発をすべて停めても、火力と水力だけで十分に電力はまかなえると
広瀬隆さんは主張し続けています。
仮に、広瀬さんが間違っているとしても、原子力発電は全体の電力供給の3割を占めている
だけですから、それが無くなっても7割の電力はあるんです。7割になったって
そんなもの、それこそ国民全員で一丸となって節電すればいい話ではないですか。日本経済は
大打撃を受けて、GDPが半分以下になってしまうかもれない。それが何ですか。
子々孫々まで、あんな超無駄で超危険な原発を残し、大量の放射性核廃棄物を子供たちに
押し付けるつもりですか。狂ってるとしか言いようがありません。
皆さん、ぜひ「全原発の即時停止要求」を“拡散”してください。お願いします。
原発問題が抱える闇は奥が深くて、知れば知るほど、どうしようもなく日本という国が
汚されてしまっていることに茫然とする思いです。
先日、東京新聞が行った世論調査によると、56%以上の人が「運転しながら安全対策を強化
していく」を支持しています。これはまったく間違った認識です。「原発は一つも必要ない」
という事実を、もっと大勢の国民が知らなくてはいけません。
完全に必要ない原子力発電所が、なぜ存在するのか。
第一には、金儲けです。一基につき数千億から一兆円近い金がかかるんです。
この金に、国、政治家、地方自治体をはじめ、東電、日立、東芝、三菱重工、石川島播磨重工
(IHI)といった大企業がからみます。それを売りつけているのはアメリカでしょう。
設計したのはGE(ゼネラル・エレクトリック)です。ロックフェラー系の巨大企業として
有名ですね。
また、日本のすべての原発の安全管理を行っているのはイスラエルの企業だそうです。
ものすごい数の人と組織が、原発ビジネスという甘い汁を吸うために群がり、
絡みに絡まっているのです。
その結果、日本には夥しい数の「まったく不要な」原発が造られてしまった。
その一基一基が、福島の原発と同じように、恐ろしい核燃料を抱えています。
日本は世界でも有数の地震国であり、活断層は無数に走っているし、歴史的にしょっちゅう
大津波にも襲われています。そんな国に、なぜこんなに多くの原発があるんでしょうか。
各原発から出る放射性核廃棄物は、青森の六ヶ所村に集められます。ここはすでに
いっぱいなんだそうです。
もし、青森に大地震とか大津波が来て、福島のように電源設備がやられて冷却ができない
ような事態になってしまったらどうなるのか。
日本が終わるという話ではありません。チェルノブイリの数百倍という規模の災害に
なることは間違いなく、それは地球が終わるということを意味するそうです。
なんで日本の「上」の人たちは、こんなバカなことをやっているんでしょうか。
「悪神よ、日本の国をここまでよくも穢したな。これで不足はあるまいから、いよいよこの方(ほう)の 仕組み通りの、とどめにかかるから、精一杯の御力でかかりて御座れ。学問と神力の、とどめの戦ざぞ」 (『松の巻』第18帖)
という日月神示の言葉が、ここまで重く響いたことはありません。
今回の原発災害でよくわかりました。
日本という国は──国という「システム」は、一度潰れた方がいいのかもしれません。
それでも、日本の官僚や、東電や日立や東芝の中にも、きっと今のこの状況を理不尽に思い、
何とかしたいと思っている方もいると思います。
そういう方でこのサイトをご覧になる人がいたら、ぜひ私のところに、真の内部事情を
お知らせください。明かしてはいけない部分はけっして明かしません。
そうした情報をプールして、日本の国を浄化するために役立てたいと思います。
(中矢伸一)
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