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NEWS ポストセブン 3月29日(火)7時6分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110329-00000005-pseven-soci
「放射能を浴びると遺伝的障害を受ける」という考えは“常識”のように語られるが、これはデータから否定されている。
原爆投下を受けた広島、長崎で医療機関や政府機関が実施した調査によると、被曝者から生まれた子供の小児死亡率、染色体異常の発生率、身長・体重などの異常は「全く認められない」という結論が出ている(放射線影響研究所調査)ことを、どれだけの日本人が知っているだろうか。
放射線によって遺伝子異常が生じることは、理科などでもハエやマウスの実験で紹介されるため、そう思っている人が多いが、人間の場合、遺伝子異常があると受精卵が着床しないなどの防御機能があり、遺伝的障害は起きないというのが科学的常識なのだ。それで子供が生まれにくくなるというデータもない(もともと大半の卵子は着床しないため)。
※週刊ポスト2011年4月8日号
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