http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/106.html
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・時の政権と産業界の原発への強い上位の意向が、御用・原子力学者を生み出してきた
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/852.html
(上の続き)
テレビに出る御用・原子力学者はおしなべて饒舌である。聞かれもしないことまでベラベラとしゃべり続ける。奇怪な光景である。頼まれもしないのに、弁解モード全開で、放射線レベルはかくかくで安全であるとか、しかじかの理由で原発は安全に保たれているなどと得々と語り続ける。
おそらく業界のボスの眼にとまり、この男使えるとなれば、業界の重要ポストに就いて出世していくのだろう。そのための事前運動を一生懸命やっているように見える奴もいる。
ほんのわずかな学者が問われた内容について過不足なく科学者らしい回答をしているのも見られた。
原発事故も深刻さを増すにつれ、これまで饒舌だった奴らが急に口が重くなって、もぐもぐするようになったのが、面白い。そして肝心なことは言葉を濁している。
この国は構造的に原子力・御用学者を増殖してきたのだ。
日本でも西ドイツのような反原発の数十万規模のデモでも起こしていけば、政府の方向性が変わる可能性がある。さすれば、御用学者の増殖スピードも減速していく。
さらには脱原発という方向へ国論がまとまって時の政権の後押しをし続けていけば、若手の学徒・学者たちは、他のエネルギー工学の分野に目を向けていくだろう。大学の原子力工学の講座も一つ二つと閉鎖されていく。
国の構造変革の決め手となるのは、ここでも「民衆パワー」である。これは全世界共通の原理であろう。
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- Re: 班目春樹 原子力安全委・委員長は、いずれ国会の場で一番槍がつけられなければならない 仁王像 2011/3/29 19:57:14
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