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よみうりテレビ「たかじんのそこまで言って委員会」(2011年3月27日放送)
ゲスト出演者:中村仁信(放射線防護委員会委員長)
■プロフィール
中村 仁信(なかむら ひろのぶ)
1971年大阪大学医学部卒業。国立大阪病院放射線医師、大阪大学医学部講師、米国・オレゴン大学医学部放射線科留学、大阪大学医学部助教授、同教授、同大学大学院教授(放射線医学)などを経て、09年4月医療法人友紘会彩都友紘会病院長に就任。日本医学放射線学会専門医、日本医学会幹事、日本医学放射線学会理事、日本IVR学会理事。著書に『X線・(造影)X線検査のマネジメント』(医薬ジャーナル社)がある。
「放射線は微量なら安全です むしろ体にいい影響が…」(中村仁信氏のパネルから)
中村仁信「まず、良いというより先に、安全というか、むしろぜんぜん恐くないという認識の方が先ですが、放射線に当たってどうなるかというと、活性酸素が増えるだけなんです。活性酸素って運動しても増えますよね。呼吸しても出てきます。それがちょっと多めに出る。それだけのことなんですよ。」
辛坊治郎「今回現場の人で、足が水つかってベータ線でやけどを負ってるかもしれないという話がありましたが、それは活性酸素が増えるだけなんですか?」
中村仁信「そうです。放射線治療だってそうなんですよ。活性酸素って簡単に言いますけど、やっぱり多くなると恐いので細胞を壊します。細胞が壊れていくと脱落して脱毛も起こります。やけども起こります。だけど少量だったら、ふだんわれわれ、しょっちゅう出てますから少しも恐くない。」
辛坊治郎「問題は、一番知りたいのはそこの境界線ですよ。つまり、やけどになるレベルの上と下はどこに境界線があるんだという話なんですが?」
中村仁信「たとえば、じゃあ100ミリシーベルトという言葉が、今だいぶん宣伝されてますから、そう思っていただいてもいいです。100ミリシーベルトって、10万マイクロシーベルトですよね。なかなかそこまで行かない量ですから。」
辛坊治郎「今回やけどしたって言われている人は、170ミリシーベルトぐらいって言われていますね、現場の作業員の方。100ミリシーベルト行かなければいいってことですか?」
宮崎哲弥「これは100ミリシーベルト=10万マイクロシーベルトっていうのは、年間の許容線量というふうに考えていいんですか?」
中村仁信「これもちょっと複雑で、何で100って出てるかと言いますと、原爆のときに100ミリシーベルトでガンがちょっと増えたんですね。ですから100ミリシーベルトというのは、原爆で一瞬に浴びるような線量です。ですから1年間で浴びると、その影響は半分以下になります。」
(中略)
中村仁信「さっきの質問、少女の方ありましたね(※)。あれ、ほんとに恐がりすぎなんですね。ですから、恐がらないということを本当に言いたかったんです。それでさらに極端に言えば、恐くないというところまで時間があったら言うんですが、また後で言わせていただきます。」
※「さっきの質問、少女の方」とは、番組に寄せられた、さっちゃんさん(12歳・学生)からの意見・感想で、投稿内容は以下のとおり。
「ただちに人体に影響はないとか、とても低い数値だから心配ないとか、私たち子どもはこれから何十年も生きていかなくてはならないのに、そんな呑気なことを言っている政府は馬鹿じゃないかと思います。
私たちは何十年も食べないといけないのだから。知らず知らずに遺伝子が傷ついていて、私たち子どもが赤ちゃんを産んだとき、最悪の結果が出ると私は予想しています。
これから交通手段が整えば、放射能汚染された衣類を着た人が日本各地に移動して、インフルエンザのようにみるみる各県に広まると思います。
国家プロジェクトで各府県で安全を発表しないと、外国の人々も安心して日本に来ないと思います。世界の人が安全と思えるような素早い対策を、私たち子どもとして望みます。」
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