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福島第1原発事故2週間 危険な水、煙噴出 「壁」相次ぐ
東京電力福島第1原発事故で25日、3号機に続き1、2号機のタービン建屋で高い放射線量がある水たまりが見つかり、復旧作業は中断に追い込まれた。原子炉建屋からの煙の噴出など、原発封じ込めを阻む「壁」が次々と出現。発生から2週間を経ても、なかなか出口が見えないまま。事態は長期戦の様相を呈してきた。
<出どころ不明確>
「(タービン)建屋付近で全体的に(放射)線量が高くなっているわけではなく、線量の高い水が入ってきただけ」。1、2号機の建屋で見つかった放射線量の高い水たまり。25日会見した武藤栄東電副社長は、淡々と状況を説明し「作業は水がない部分で進める」としながら、作業全体は「遅れることになると思う」と力なく答えた。
3号機のタービン建屋では前日、ケーブル敷設中の作業員3人が放射線量の高い水たまりで大量に被ばく。放射性物質の濃度が通常の炉心の水に比べ、1万倍程度だったことも判明。しかも、物質の出どころがはっきりせず、汚染された水の排除もこれから。衝撃的な事実は、原子炉周辺の作業の危険性を、あらためて浮かび上がらせた。
このため、経済産業省原子力安全・保安院は、東電に放射線管理を改善するよう口頭で指示。1〜3号機で次々と見つかった厄介な水たまりが、復旧作業にブレーキをかけることになった。
「原子炉を“落ち着かせる”には、外部電力によって原発の本来の冷却機能を回復させるしかない」と、東電幹部は強調する。電源を復旧し、さまざまな計測器を動かし、原子炉や使用済み燃料プールの状況を正確に把握。冷却機能が回復すれば、真水を入れて安定的に冷やすことができる仕組みに移行できるという。
しかし、1〜3号機では、外部ポンプを使って原子炉の中に水を注入し続けているが、現在も炉心が一部水面の上に露出した状態が続いているとみられる。このため、炉内の圧力や温度が不安定で目が離せない。
<「これは戦争だ」>
4号機を含めた燃料プールも、燃料棒が水面に露出した可能性が指摘されるが、電力がないため計測器が働かず正確な状況がつかめない。消防車などによる放水が続くが効果は未知数だ。プールの水が大量に蒸発して失われているのか、何かが燃えているのか。3号機などから時折上がる煙が不気味さを増幅させる。
22日には、すべての原子炉で電力供給の準備が整ったものの、一部の電機部品が壊れており、すぐには動かせない。しかも、部品交換の作業は3号機から上がる黒煙や、周辺の高い放射線量のため、度々中断を余儀なくされ、思うように進まないのが現状だ。
経産省の西山英彦官房審議官(保安院担当)は25日「一歩一歩、ベストの手を打つ」と話した。ただ、汚染された水について聞かれると「まずはきちんと除去すべきだ。その上で作業が継続できるかどうか」と、影響を見極める必要があると指摘。作業の遅れを覚悟せざるを得ない状況だ。
「これは戦争だ」。原発対応にかかりきりになってきた官邸筋はもらす。菅直人首相周辺も「もう駄目だ、と思う瞬間が何度もあった」とし、電力復旧作業が始まった当時は「少しずつ管理できる範囲が増えてきた」と、安堵(あんど)感も漂った。しかし、事態は改善しないまま、基準値を超える放射性物質が検出された農作物や水への不安と、影響はなお広がる。政府筋は「原発対応はまだ序盤。祈るような気持ちで粘り強く臨む」と語る。
2011年03月26日土曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110326t63027.htm
河北新報
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内藤新吾氏が、浜岡原発の危険を語っていたことが、福島原発第一で現実となった。
この動画は福島原発第一の内部構造をイメージするのに重要な報告である。
今夜も19時からのNHKTVニュースでは、東電の御用メディア水野NHK解説委員が説明しているが、もはや日本国民は信用していない。
情報は自分で取得していくしかない。情報戦の要綱とは明日へとおのれを生存させることにある。
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原発の危険性
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