http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/907.html
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今回の事故の前に起きたプチ事故(?)について言及したブログがありました。
大事故を起こしている原子炉が事故の数ヶ月前にこういう事故を起こしているとは・・・・・
この記載の通りだとすると、地震の際に本当に緊急炉心冷却装置が動いたのか、どうかも疑わしいと判断せざるをえませんね。
この会社、一体いくつ事故の前科があるのやら・・・・・・
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出典 http://skazuyoshi.exblog.jp/12828796
あわやメルトダウン、福島第一原発2号機電源喪失水位低下---(風のたより いわき市議会議員 佐藤かずよし)
2010年 06月 19日
今日19日から、東京電力は福島第一原発3号機の定期検査に入り、9月23日までの間に、安全審査の想定外のMOX燃料を装荷しプルサーマルをはじめようとしています。
しかし、17日午後、第一原発2号機であわやメルトダウンの事故が発生しました。
発電機の故障で自動停止したものの、外部電源遮断の上に非常用ディーゼル発電機がすぐ作動せず、電源喪失となり給水ポンプが停止、原子炉内の水位が約2m低下、約15分後に非常ディーゼル発電機が起動し隔離時冷却系ポンプによる注水で水位回復するという、深刻な事態でした。
東京電力は事実経過を明らかにしておらず、真相はまだ闇の中ですが、この事故は誠に重大です。
原子炉緊急停止後、電源喪失が長引けば、燃料の崩壊熱を冷却する冷却水が給水されず、水位がさらに低下し、むき出しの燃料棒が崩壊熱により溶け、炉心溶融=あわやメルトダウンという、スリーマイル原発型の最悪の事態に至る可能性があったのです。
本来、冷却材喪失事故時に緊急炉心冷却装置により原子炉への注水を行い、燃料の露出による破損を防止し、冷却材喪失事故と外部電源喪失事故が同時に発生した場合でも、非常用ディーゼル発電機が起動し緊急炉心冷却装置への電源供給を確保することになっていますが、今回の事故では、非常用ディーゼル発電機の起動が大幅に遅れました。
保安規定上は外部電源の喪失信号を受け、非常用ディーゼル発電機は10秒以内で自動起動し、緊急炉心冷却装置ポンプへ電源を供給することになっていますが、今回は約15分との報道もあります。
外部電源喪失を模擬した柏崎刈羽1号機系統機能試験のデータでは発電機起動が7,6秒とされています。
これは誠に由々しき事態です。
東京電力は当初、発電機が停止した原因を「発電機そのもののトラブル」と説明していましたが、18日になり「外部からの電源の供給が何らかの原因でストップしたため保護装置が働いて発電機が止まり、その結果、原子炉の自動停止に至った」と福島県に報告したといいます。
しかも東京電力はこの件を報道機関に発表していませんでした。
東京電力は事実経過を明らかにすべきです。今なお隠蔽的対応をすることは福島県民を冒涜するもので、許されるものではありません。
福島県と県議会は事態を深刻受け止め、東京電力に厳正に対応しなければなりません。
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[コメント]
以下の部分に注目してください。
>>非常用ディーゼル発電機は10秒以内で自動起動し、緊急炉心冷却装置ポンプへ電源を供給することになっていますが、
>>今回は約15分との報道もあります。
発電機が起動するまで、なんと15分も「空焚き」状態になっていたことになります。東京電力は今回の地震時に緊急炉心冷却装置が正しく作動したと主張しているようですが、その主張が本当かどうかをきちんと検証してみる必要がありますね。
過去の「事故隠しの前科」からすると今回の事故でウソを言っている可能性も否定できません。
もし、ちゃんと動いていないようなら、他の原発も地震時に事故を起こす事になりますから、全部停止するしかありませんよね。
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- 東京電力のプレスリリースがありました。 梵天 2011/3/28 16:30:13
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