http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/906.html
Tweet |
原子炉建屋の水素爆発、放射線物質を含んだ蒸気の放出、原子炉格納容器の損傷、使用済み燃料プールの水温上昇、食品や水の放射能汚染、原発の作業員の被爆、水道水、牛乳や野菜、海水の汚染などが起きた。
一方で、漸く、外部電源と制御室の照明が整備された。だがタービン建屋内の水が放射能汚染し、格納容器と使用済み核燃料プールの修復工事は、先が見えない。そして汚染した水は、原子炉内の循環水・外部注水の冷却水・津波に起因するという。
問題は、本来の冷却機能修復まで、外部注水による冷却が止められず、施設内で水の循環が保てるか否かだ。タービン建屋内のたまり水を、同じ構内の復水器に、注入が図られたが、既に満水状態だと聞く。
外部注水量の調整で、施設内の水循環が保てなけば、他の受け皿が必要だ。水だけではない。本来の冷却機能修復まで、放射物質の拡散が懸念される。加えて水蒸気爆発や再臨界の最悪事態も、完全に回避できる保障はない。
「福島第一原発の最悪のシナリオは、1号機から6号機がメルトダウン(全炉心溶解)を起こし、4277トンの使用済み核燃料の過熱が制御不能となるのだ。これが、人口1400万人の東京から約240キロメートルしか離れていない場所で起こる可能性がある」と言う(下記ネット情報)。
そこで当局で検討して欲しいのが、福島第一原発の5・6号機、同第二原発内の燃料棒を、全国の原発に海上輸送で緊急疎開させることだ。そして空いた当該施設は、福島第一原発のたまり水や、放射能汚染物質の受け皿にする。また福島第一原発に隣接して、同じ機能の受け皿の構築も考えられる。
<福島第一原発の最悪のケースを考える−コトリコフ (ブルームバーグ)>
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/594.html
投稿者 稲垣勘尚 日時 2011 年 3 月 23 日 08:05:56: Je/tdYZdw47GA
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素7掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。