http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/878.html
Tweet |
阿修羅ではすでにビデオがアップされているようなのですが、私の考えを書いた
仕組まれた原発建設 「原発導入のシナリオ 〜冷戦下の対日原子力戦略〜」
http://insidejobjp.blogspot.com/2011/03/blog-post_27.html
も併せご覧ください。
重複する情報があるかもしれませんが、悪しからず。
東電本社前で抗議行動をした若者の言うとおり、今こそ立ち上がって
原発と核関連施設を全部閉鎖させ、廃止させなければ!と思います。
では、同時多発テロはヤラセだよ!ブログより転載します。
小川みさ子情報 - 食物サイクルによる濃縮の図、「暫定基準値」のカラクリ、若者の抗議行動(ビデオ)。隠蔽、意図的な操作等々は、いつも同じ売国奴の手口!
お忙しいなか毎日何通か情報を送ってくださる鹿児島の小川みさ子さんに感謝しつつ、いくつかご紹介します。少々ためてしまったので、もうすでに広まっている情報があるかもしれませんが、ご存知でないものを拾い読みしてください。以下、転載。
この食物サイクルによる濃縮の図、広瀬講演などで、ご覧になったことあると思います。広瀬隆さんが学習会等で繰り返し、何度も使ってこられた図です。
アメリカのコロンビア川での、放射能濃縮データです。広瀬さんが分かりやすく描かれた図とのこと。幼児、胎児への影響の恐さが、一目瞭然ですね〜!
ぜひ、とりわけ、幼いお子さまのいらっしゃる方々へ転送ください。
=============================================
Fri, Mar 25, 2011 at 11:02 AM
引き続き小川ですが、気になって仕方ないプルサーマルのことです。
「書に触れ 街にでよう」ブログさんのtwitterより
(毒性)【続報】東京の浄水場で検出された放射性ヨウ素はWHO基準の21倍だった!ホウレンソウは水洗いしてから測定していた!(インチキ発表に騙されるな!) →
■【速報】東京電力がプルトニウムの計測を行っていなかったことが判明!(呆れた実態)
Posted on March 23, 2011 bynico
[仰天!東京電力がプルトニウムの計測を行っていなかったことが判明!]
22日深夜の東京電力の会見で、東京電力は福島原発震災後から今日に至るまで福島原発周辺でのプルトニウムの計測作業を行ってこなかったことが判明した。東電側は、独自に計測する能力がないため他の機関に計測を依頼することを検討する、などとしている。
東電は福島原発から漏れ出した放射性物質の拡散シミュレーションを作成しながらも公開していないということが明らかになったばかりで、大きな批判を浴びている最中であるが、またしても俄かには信じがたいニュースである。
福島第一原発3号機は毒性の非常に強いプルトニウムを混ぜたMOX燃料を使用している。爆発後の無残な姿から、使用済み燃料棒や原子炉からプルトニウムが流出しているのではないかとの懸念が広まる中、東京電力はプルトニウムの計測を行わずに放置してきたのだという。あまりにも信じがたい内容であるために、ネット上では、「実際には東電は計測を行っているものの、公表をするとまずいことになるのでデータを隠しているのではないか」という見方もあがっている。
いずれにせよ、東電の隠蔽体質・ずさんな危機管理に対して、今後ますます批判が高まることは必至であろう。私もどうして3号機のプルトニウムに関する報道がないのだろうとずっと訝っていたが、これには正直驚かされた。
*続報(3月23日11時更新):ストロンチウム90についても東電は計測していない模様である。
=============================================
Fri, Mar 25, 2011 at 11:03 AM
昨日の川内原発反対連協の申し入れに対して、薩摩川内市の岩切市長は「まだ、(福島原発の)事故を原因究明して国の見解が示されていない。国の判断を待ったうえでコメントする。今は何も言えない」とのことだった! と怒りの報告を、昨夜、鳥原良子会長から貰いました。
今回の事故に対する感想を求めても、同じことの繰り返しで、鹿児島県知事と似たような論調の、国の動向を見てからに終始したそうです。残念ですね!
熊本の二見さんより!以下転送します。
原発事故で大量の放射性物質が大気中に放出され、各地で水道水や野菜などに汚染が広がっているようです。そもそも、基準値の○倍とか報道されていますが、今回はその”基準値”のカラクリについてちょっと書きます。
新聞記事を読んでみると、
■水道水は乳児向けの厳しい基準
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110323/dst11032319290049-n1.htm
厚生労働省が示している食品の摂取制限に関する暫定基準値では、放射性ヨウ素は飲料水と牛乳・乳製品1キロ当たり300ベクレル。しかし、1歳未満の乳児については、食品の安全基準などを定める政府間機関「コーデックス委員会」が定めた国際規格に基づき、成人より甲状腺がんなどのリスクが高く影響を受けやすいとして、基準を通常の300ベクレルよりも厳格化し、100ベクレルとしている。
=======記事転載ここまで
■飯館村の雑草265万ベクレル 福島、野菜を大幅上回る
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/2011032401000495.htm
文部科学省は24日、福島県内で採取した雑草から検出した放射性物質の調査結果をまとめ、福島第1原発の北西約40キロの飯館村で20日に採取した雑草の葉から1キログラム当たりヨウ素254万ベクレル、セシウム265万ベクレルを検出したと発表した。
食品衛生法で定められた暫定基準値は、ヨウ素が1キログラム当たり2千ベクレル、セシウムが同500ベクレル。厚生労働省によると、飯館村で採取された野菜からは1キログラム当たりヨウ素1万7千ベクレル、セシウム1万3900ベクレルが検出されたものもあるが、雑草からの検出量はこれを大幅に上回る。
文科省の発表によると、原発から約25〜45キロの複数地点で18日から21日に採取した雑草の葉から1キログラム当たりヨウ素3万6千〜254万ベクレル、セシウム1万100〜265万ベクレルを検出した。
飯館村では、20日に採取した土壌からも土1キログラム当たりヨウ素117万ベクレル、セシウム16万3千ベクレルが検出された。
=======記事転載ここまで
記事をよく読むと、基準値は「暫定基準値」となっています。実はこの、「暫定基準値」というのがクセモノです。
日本の水道水の基準値は、今回の原発事故前までは10ベクレル/Lが基準値でした。ところが、福島原発事故後の3月17日に、突然この基準値が変更されることになりました。
3月17日に厚生労働省から食安発0317第3号が発令されました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r9852000001559v.pdf
「当分の間、別添の原子力安全委員会により示された指標値を暫定規制値とし、これを上回る食品については、食品衛生法第6条第2号に当たるものとして食用に供されることがないよう販売その他について十分処置されたい。」
ということで、現在報道されている”基準値”というのは、原子力安全委員会が出した数値を、「暫定基準値」として使っているのです。
ですから、水道水へ含まれる放射性ヨウ素の基準値が、10ベクレル→300ベクレルに、突然30倍にもなった訳です。
つまり、水道水が通常の30倍以上汚染されないと「基準値以下」ということになるのです。
新聞では「コーデックス委員会が定めた国際規格に基づき基準値を決めた」となっていますが、コーデックスの国際規格によると、食べ物に含まれる放射性ヨウ素の基準値は100ベクレル/L。
出典:CODEX:食料と飼料における汚染と毒素に関する一般基準
"CODEX GENERAL STANDARD FOR CONTAMINANTS AND TOXINS IN FOOD AND FEED"
http://www.codexalimentarius.net/web/more_info.jsp?id_sta=17
英語ですが37頁にヨウ素131「131I(Iodine)」が100ベクレルであることが記載されています。
ところが、原子力安全委員会が出した、野菜の放射能汚染の「暫定基準値」は2000ベクレル/Kgです。
コーデックス基準値のなんと20倍!
野菜がコーデックス基準値の20倍以上汚染されないと、これも暫定基準値以下となる訳です。
原子力安全委員会が、通常よりもはるかにユルユルの「暫定基準値」なるものを設定しているというのがカラクリです。
こういう数字を”暫定的に”安全基準としているのだから、お役人さんも歯切れが悪いです。
汚染水道水で「情報開示」を押し付け合い 危険な濃度は口つぐむ
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110323/plc11032323440017-n1.htm
飯館村の雑草265万ベクレル 福島、野菜を大幅上回る
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/2011032401000495.htm
文部科学省は24日、福島県内で採取した雑草から検出した放射性物質の調査結果をまとめ、福島第1原発の北西約40キロの飯館村で20日に採取した雑草の葉から1キログラム当たりヨウ素254万ベクレル、セシウム265万ベクレルを検出したと発表した。
食品衛生法で定められた暫定基準値は、ヨウ素が1キログラム当たり2千ベクレル、セシウムが同500ベクレル。厚生労働省によると、飯館村で採取された野菜からは1キログラム当たりヨウ素1万7千ベクレル、セシウム1万3900ベクレルが検出されたものもあるが、雑草からの検出量はこれを大幅に上回る。
文科省の発表によると、原発から約25〜45キロの複数地点で18日から21日に採取した雑草の葉から1キログラム当たりヨウ素3万6千〜254万ベクレル、セシウム1万100〜265万ベクレルを検出した。
飯館村では、20日に採取した土壌からも土1キログラム当たりヨウ素117万ベクレル、セシウム16万3千ベクレルが検出された。
2011年03月24日木曜日
河北新報社
==========記事転載ここまで
コーデックスの国際基準値でいうなら、食品に含まれる放射性ヨウ素131は100ベクレル/Kgが基準値なので、今回検出された254万ベクレルは、原子力安全委員会の出した「暫定基準値」と比較すると1270倍。
通常基準値と比較すると2万5千倍になります。
いま報道で使われている”基準値”というのは原発事故後に出された「暫定基準値」と比較していると言うことを理解しておく必要があると思います。
=============================================
Fri, Mar 25, 2011 at 11:05 AM
subject ★【「日本人は政府を信用し過ぎ」伊記者】 日本メディアの報道にも不満 「特にテレビがひどい。感動話を前面に出し、世界が知りたい事故や汚染の状況は後回しの感がある」毎日JP
福島第1原発:「日本人は政府を信用し過ぎ」伊記者
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110324k0000e040032000c.html
【ローマ藤原章生】「日本の政府当局や東京電力、専門家は放射能汚染の危険を過小評価している」−−。福島第1原発事故で、東京滞在は危険とみて大阪を拠点に報道しているイタリア国営放送RAIの特派員アレッサンドロ・カッシエリさん(50)は毎日新聞の電話取材に「日本人は我々イタリア人と正反対で、政府情報を信用し過ぎる」と話した。
東日本大震災発生直後に初来日したカッシエリさんは、イタリア外務省やRAI本社から「東京に危険が迫るかもしれない」と言われ16日に大阪に移った。イタリア有力紙の記者たちも大阪にいる。
カッシエリさんは「放射性物質の新たな汚染情報が毎日出てくるが、発表は遅い。原子炉内で何が起きているかについても、政府はパニックを防ぐためなのか、真実を隠しているか公表を遅らせているとしか思えない」と語った。
日本メディアの報道にも不満があるという。「問題を低く見積もるのは日本だけでなく世界の慣習だ」と断りながらも、「特にテレビがひどい。感動話を前面に出し、世界が知りたい事故や汚染の状況は後回しの感がある」と指摘した。
=============================================
date Fri, Mar 25, 2011 at 11:05 AM
subject ★反原発政党が得票倍増!原子力安全委員長が謝罪!緊急講演会満員御礼!
(前略)
3.警察権力の不当な規制を撥ね退け!青年労働者が東電糾弾に起ちあがる
● 3月20日午後1時、東電本社へ抗議行動に来た3人に対して20人近い警察官が立ちふさがった。
他の人たちは通行できるのに我々だけは道路を渡って反対側に行けと命じる。「どういう法律や条例に基づいて通さないんだ」と何度も抗議しても何も答えず、仲間のひとりを3人がかりで引きずって道路の反対側に連れて行く。
50人を超す警察官が警備する東電本社に向かい、その責任を糾弾し、すべての原子力被災者に謝罪し補償すること、また総ての原発を止めることなどを要求した。
通行する市民に福島原発事故が想定外ではなく、また天災でなく人災であることなどを訴え、ビラを渡した。受け取る人が多く、特に子供連れの母親はほとんど取ってくれる反面、「原発は必要なんだよ」と反発する者もごく少数ではあるが現れ、反応が明確に出ていた。
フリーター労組の若者を中心につぎつぎと参加者が現れ、USTREAMはライブで中継し、またTBSなどの民放もカメラを回し(たぶん放映はなし)、台湾の記者も
取材していた。
● 福島の被曝者、とりわけ子供たちの事を考えると胸が張り裂ける思いです。
天災の津波と人災の原発事故で被災した東北地方の人達の生活はまったく先が見えません。
福島原発事故は首都圏の経済も直撃します。私はタクシー労働者ですが、規制緩和、不況、リーマンショックで営業収入はがた減りで、職場では過労による脳梗塞などの死亡が相次ぎ、生活苦による首つり自殺もあります。
3.11以後営業収入は一段と減り、「生活保護か死ぬかどっちかだよ」という声がでています。まさしく人々の命と暮らしを破壊する原発です。
しかし今回の青年労働者を中心とした東電糾弾行動は規模は小さくても反原発運動の可能性を切り開く戦いでした。・
● 当日の行動はUSTREAMで見ることができます。
http://www.ustream.tv/recorded/13441127
3月21日現在1000人を超す視聴者です。最初の34分は飛ばして下さい。(S)
4.30キロ圏外も100ミリシーベルト
事故後屋外被ばく量試算−原子力安全委員会発表
政府の原子力安全委員会(斑目春樹委員長)が23日、「緊急時迅速放射能影響予測」(SPEEDT=スピーディ)の試算結果として明らかにしたところによると、福島第1原子力発電から半径20km圏外の地点で、事故後から24日までずっと屋外にいたと仮定すると、大気中の放射性ヨウ素を取り込むことによる甲状腺の被ばく総量は100ミリシーベルトを超える危険性があることが分かった。
この試算は、放射性ヨウ素の影響を受けやすい1歳児が対象。100ミリシーベルトは甲状腺がんの予防のため、安定ヨウ素剤を服用する基準だが、枝野官房長官は、「直ちに避難や屋内退避をする状況ではないが、風下の場合は、念のため窓を閉め、屋内にとどまってほしい」と注意を呼び掛けた。
100ミリシーベルトを超える範囲は北西に最大55キロ、南に同45キロにまで広がっていた。北西側では福島県伊達市や川俣町、南側では同県いわき市までが含まれる。
「SPEEDT(スピーディー)」は、今回のような事故を想定して2010年度予算で7億8000万円が計上され開発されたシステムだが、「生データを公表すれば誤解を招く」として事故以来試算結果が明らかにされていないことに批判が集まっていた。
(3月24日 東京新聞 1面要約)
5.反原発政党が得票率倍増=独州議会選
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011032100079
ドイツ東部のザクセン・アンハルト州で20日、州議会選挙が行われ、反原発を掲げる環境政党の90年連合・緑の党が得票率を前回の3.6%から7.1%にほぼ倍増させた。福島第1原発の事故が影響したとみられる。
6.原子力安全委員長 事故想定で謝罪
政府の原子力安全委員会の斑目春樹委員長は22日の参院予算委員会で、東日本巨大地震による東京電力福島第1原子力発電の事故に関し、「(原発設計の)想定が悪かった。想定について世界的に見直しがなされなければならない。原子力を推進してきた者の一人として、個人的には謝罪する気持ちはある」と述べ、陳謝した。社民党の福島瑞穂氏の質問に答えたもの。
斑目氏は2007年2月の中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)運転差し込め訴訟の静岡地裁での証人喚問で、非常用発電機や、制御棒など重要機器が複数同時に機能喪失することまで想定していない理由を問われ、「割り切った考え。すべてを考慮すると設計ができなくなる」と述べていた。福島氏はこの証言を取り上げ「割り切った結果が今回の事故につながった」として謝罪を求めた。
(読売3月23日)
=============================================
以下に出てくる国際機関という代物は(国連等々も同様ですが)、イルミナティが世界征服を目指して作ったものなので、本当に正しい判断をするはずがないのです。そこまで見ないと、ずっと騙され続けることになります。札幌の松元さんという方がお書きになった「ぐるになって隠蔽している」というのが実態でしょう(Aus911Truth)。
date Fri, Mar 25, 2011 at 11:05 AM
subject ★新生児甲状腺機能低下症と原子力発電!カリフォルニアにおける自閉症児と原子力原発の発電量の関係!小児の歯中のストロンチウムー90含有量と原子力発電年間稼働率の関係!
小川です。琉球大学の矢ヶ崎克馬教授の下記、論文、分かりやすいし、今まで知りたかったデータが文中の
http://www.cadu-jp.org/data/yagasaki-file01.pdf
に、分かり易く紹介してあります。
◎新生児甲状腺機能低下症と原子力発電
◎カリフォルニアにおける自閉症児と原子力発電の発電量の関係
◎小児の歯中のストロンチウムー90含有量と原子力発電年間稼働率の関係
●パレスチナ連帯・札幌の松元さんより(以下転送します)
《大量の被曝者救済を視野に入れた緊急の法整備を―情報隠匿は意図的》
内部被爆の可能性や放射線量および放射性物質(核種)と各波長のデータを政府、東電が情報公開しないあるいは小出しにしていることは、今後のことを考えた意図的な不作為だと思います。今後、外部被爆・内部被爆をふくめて何百万という大量の被爆者が出る可能性があります。あとで被害者が訴えたとしても、政府、東電は「計測され証明された外部被爆線量」の範囲内でしか補償はできない、というでしょう。公的に計測されていない所では不明のため「証明されない」という論法で彼らは逃れるでしょう。そして何十万、何百万という人たちが泣き寝入りをしなければならなくなるでしょう。
足尾鉱毒事件の田中正造の時代から、原爆訴訟、水俣訴訟の現代まで、政府、企業はなんら変わっていません。今回の政府、東電の事故対応とTV,新聞報道のセットも大本営時代と瓜二つです。日本の「民主主義」は根幹から狂っています。
私は今回のさまざまな「風評」をたんに風評被害と片付けてしまうことには問題があると思います。日本人はヒロシマ、ナガサキ、ビキニをはじめ、死の灰(放射能)にはおそらく他国にはない独特のトラウマをかかえています。そしてそれは、じっさいの体験からくるきわめてまっとうな核や放射能にたいする恐れだと思います。
そういう日本人だからこそ、政府や東電の小出しの曖昧な情報には信をおけないのです。驚くべきことですが、東電福島原発自体のモニタリングポストが破損しているというのも、原子力安全委員会が「拡散状況と被ばく線量を初めて公表」というのも、事故後の10日以上23日になって発表しているのです。これでは、放射能を一番心配する国民にとっては納得がいかないどころかさらに不安が拡大し風評をうむ原因になってもおかしくないことだと思います。
しかも通常でさえ放射能を放出している原発が、今回の事故でさらに大量の死の灰(放射能)を放出し続けていることは間違いないのに、政府、東電は放射線量と放射性物質(核種)およびその線量を緊急に広域に調査しようとはせず、明らかに故意の不作為を行なっているように思えてなりません。私は素人ながら、すでに一部メルトダウン(核燃料損傷崩壊)がはじまっておりヨウ素、セシウムは勿論ストロンチウムと大量の各種放射性物質が、さらに3号機からはプルトニウムが漏出しているのではないかと危惧しています。それを政府、東電がぐるになって隠蔽しているようでなりません。(参照海外情報)
そしてこの期に及んでもなお、政府や財界、原子力プラントを製造輸出する大企業や電力会社は、「原子力は安全だ」「日本の技術は地震に耐えた」「人類と原子力との共存を」などと叫んでいるのですから、こういう人たちと私の孫たちがまだ付き合っていかねばならないと思うと、情けなくもなり哀しくもなり日本人であることに絶望してしまいますが、彼らは原子力推進を存続できる「国際的な武器」があるのです。ICRP,WHO,IAEAなどのお墨付きがあるのです。
すでに内部被爆にかんするわが国の先駆的研究者、肥田舜太郎、矢ケ崎克馬の諸著にあるように、外部被爆の放射線量だけでは、実際の放射性物質からの危険性を評価することができないということは明らかです。しかも低レベル放射能による癌や糖尿病の急激な増加が、原子力発電所からの恒常的な放射能排出からくるものであることを、スターングラス博士は統計的に明らかにしています。
矢ケ崎克馬氏は、「国際放射線防護委員会(ICRP)1990年勧告は内部被曝について評価する資格が無い」としています。
http://www.cadu-jp.org/data/yagasaki-file01.pdf
「線量評価を、科学的に状況を正しく捕らえた規準でない ICRP『規準』で行うと、『劣化ウランは放射能兵器ではない』、『広島原爆でも誰もウラン235を(放射能として)問題にしたことはない』と、まるでアメリカ政府の代弁者のような?言い方になるのです。」「WHOの劣化ウランに対する考え方は、国際放射線防護委員会の規準そのものを?言い換えたにすぎず、結果として非科学的な評価をしている」と指摘しています。
このように政府や財界、原子力推進行政のバックボーンである、ICRP(国際放射線防護委員会)もWHO(世界保健機構)もIAEA(国際原子力機関)も、外部放射線量のみを規準に、しかも現行の国際的な原子力発電推進行政を前提にさまざまな「基準設定」をしていることは確かです。そこからは、内部被爆の危険性評価は出てきません。
日本の「原子力安全・保安院」「原子力安全委員会」、食品安全の暫定基準値などを指示している「原子力施設等の防災対策」もすべて外部放射線被曝量だけを数値規準にし、しかも最大限現行の原子力関連産業の推進を念頭においたICRP(国際放射線防護委員会)が設定した「基準値」に従っているにすぎません。
ここから考えられることは、今後どんな事態、結果になっても、政府、保安院、東電などはその範囲内でしか責任が問われないことになります。
この未曾有の災厄と混乱を与えた東電と政府に最後まで責任をとらせるための法体系は未整備と思います。とくにこれから予想される内部被爆による大量の被曝者救済の法整備を専門家・研究者の方々に早急に準備してもらうことが必要です。チェルノブイリで甲状腺がんになったり白血病になったり畸形で生まれてきた数十万とも百万ともいわれる人々は原発放射能との因果関係も認められず晩発性障害などといわれ補償もされずに、どうなっているのでしょうか。結局、犠牲になるのは市井の人々、民衆です。専門家の方、お願いします。
==============転載終わり===
乳幼児に水道水を飲ませるなという話がありましたが、シュピーゲルやフランスの機関が出したアニメーションを見ればわかるとおり、東京はおろか長野の方まで数時間にわたって放射能が届いていたはずで
そうなると、鉛の分厚い壁に囲まれた倉庫にでも入っていなければ、そうした各地で売られていたペットボトルのミネラル・ウォーターだって、実は同じことだったのに と気づいたのは私だけだったのでしょうか?
そう書いても、暗澹とした気持ちが悪化するだけなのですが...
★転送・転載の際は、この記事のURL
http://insidejobjp.blogspot.com/2011/03/blog-post_28.html
を必ず入れてください。
一人でも多くの人々に読んでもらうため、ブログ↑と阿修羅↓で応援のクリックをよろしく!
そして、これを読んだあなたも周りの人々に知らせてくださいね。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素7掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。