http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/837.html
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原発擁護論者の論点の核心は「原発がなくなれば生活できない」というものである。
それに対し、広瀬隆氏らによって「そういった事実はない。電気は余っている」という主張がなされていた。
週刊朝日の最新号(4月1日号)p22には、「発電施設の設備容量と最大電力の推移」というグラフが掲載されている。これによると、1965年に遡っても常に、火力発電所と水力発電所の設備容量が、最大電力(主に夏の最も電力を使うときのピーク値)を超えることはないことが明記されている。
私は、このことを以下のHPにおいて、さらに確認することができた。
http://www.fepc.or.jp/library/data/infobase/pdf/infobase2010.pdf
これは、電気事業事業連合会(まさに原発を推進している者たちの連合)HP内の
「でんきの情報広場」にある資料である。
このPDFの
a−8 において最大電力がグラフ表示されており、平成21年度においては
1億5900万kw となっている。
また、a−19 においては、安定した供給のために供給予備力を加えた数値がでているが、それは
1億9540万kw となっている。
続いて b−9 において 全国の発電設備の一覧が記載されているが、
それによると平成22年3月現在で 水力発電と火力発電を加えた最大出力は
2億2970万kw となっている。
つまり、予備的な余裕を勘案しても、さらに3000万kwほどの余裕がある。
(需給の年度が異なるので若干のずれは了承ねがいたい)
広瀬隆氏は、なんとなく調子がはずれることを言ったりすることもあるような気がするが、「基本的には」言っていることは大体正しいように思う。
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