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東電は太平洋戦争末期の旧日本軍だ [[原発]巣くった役人 被曝する弱者]
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(日刊ゲンダイ2011/3/26) :『日々坦々』の資料ブログ
下っ端が危険にさらされ幹部は安全
爆発や放射能漏れで事態が深刻化している福島第1原発。応援に駆けつけた東電社員や下請け企業の社員たちが交代で作業に当たり、その数は常時400人という。
だが事態は一向に好転しない。それどころか、24日には20代と30代の作業員3人が被曝する事故も起きた。3人とも東電の社員ではなく、2人は関電工の社員。もう1人は同社の下請け企業の社員だ。
そうした中、気になるのが東電の幹部の動きだ。原発施設では社員などが命がけで働いているのに、会長や社長、副社長といった幹部は現地に足を踏み入れていない。
それどころか、清水正孝社長は13日に会見に出席したのを最後に姿を現していない。東電広報部は「毎日出社しています」という。これだけの問題を起こしたのだ。社長が会見で矢面に立つべきではないか。
幹部が安全なところでふんぞり返り、下っ端が最前線で命を張る姿を見ると昔の出来事を思い出してしまう。太平洋戦争である。
「あの戦争で高級将校は卑怯なまねをしました。
『俺も後に続く』と言って約400人の特攻隊員を戦死させながら、敗戦直前に飛行機にウイスキーと芸者を乗せて逃亡した富永恭次・陸軍中将や、連合艦隊司令長官でありながら大和水上特攻作戦に参加せずに生き延びた豊田副武・海軍大将。ガダルカナル島などの無謀な作戦を強行した辻政信・陸軍大佐などが有名です」(歴史研究家)
牟田口廉也(陸軍中将)などは成算のないインパール作戦を指揮し、9万人ともいわれる犠牲者を出した。兵士が飢えとマラリアで苦しんでいるとき、牟田口は安全な場所から指令を出していた。これらの将校は全員、戦後も生き延びている。社会学者で作家の岳真也氏が言う。
「権力者は安全地帯にいて、弱者は死と隣り合わせというのは東電=原発によく似ています。東電の幹部はこれまで“原発は絶対に安全”と言ってきたのに、その反省もなく、いまだに保身に走っている。まさに醜態です。
原発問題が解決したとき、東電の幹部がどんな責任の取り方をするかを国民は監視しなければなりません」
今後が見ものだ。
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