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原発危機
東京電力の福島第1原子力発電所と同第2原発が東日本巨大地震で被災、原子炉を守る格納容器内の圧力を制御できなくなるという事態が起きた。第1原発1号機は炉心溶融を起こしているとみられ、日本の原発史上最悪の原子力事故となった。
真水注入、米軍と共同作戦 28日にも作業開始
2011/3/26付
日米が共同で原発への真水注入作戦に着手したのは、現状では不測の事態が起こりかねない、との米側の強い危機感からだ。米軍は横須賀基地にある「バージ船」と呼ばれるはしけ船2隻で約2200トンの水を用意し、ポンプ機もオーストラリアから購入。C17輸送機で横田基地に輸送している。28日にも実際の注入作業が始まる見通しだ。
注入する真水を積んだ米艦艇(奥)をえい航する海上自衛隊の艦艇(25日、東京湾の浦賀水道)
バージ船は長さ50メートル、幅12メートルで、1隻あたり約1100トンの水を積める。自衛隊の多用途支援艦「ひうち」が原発近くの沖合までえい航し、接岸後は大型ポンプで水をくみ上げ、ホースで原子炉内に真水を入れる計画だ。
米側が真水を入れたバージ船は25日昼前、横須賀港を出発した。現地に到着して接岸し、準備を整える時間がかかるため、作業が始まるのは早くて28日になる。注入が始まれば、沖合約30キロのあたりに海上自衛隊の補給艦を停泊させ、バージ船に随時、水を補給する。この作業は自衛隊が担当し、ポンプは東電が設置する。
冷却水タンクを満たすには、約3500トンの真水が必要と試算している。
米側の要請について防衛省幹部は「緊急に冷やすためには海水でやむを得ないが、長期間にわたると腐食が進んだり、塩がたまるなどの弊害が起きる。早く真水に変えた方がいいとの判断だ」と説明する。
北沢俊美防衛相も記者会見で「米側が非常に懸念を持っていて、強い要請があった」と明かす。ただ防衛相は同時に「東電からも『いつまでも海水を注入していると、塩害のようなものが起きてくるのではないか』との意見があった」とも語っている。
日本側にも当初から「真水に切り替える必要がある」との判断はあった。だが結局、本格化したのは米側の強い要請を受けてからになった。
(新世紀人コメント)
本来は、日本側が米側に対し、米側も懸念を持っているのであるから、自分から相談し協力を要請しなければならない筈なのだ。
ところがそれが出来ない。
米側は痺れを切らして強く要請してきているのだ。
米側としては秋までには何とか鎮めて欲しい筈なのだ。
なぜならば秋になれば上空にジェット気流が吹いて、その時に福島原発の上空に放射性物質がもくもくと上がっていては米大陸まで飛んでゆく。
だから、米側は勝負を急いでいる筈だ。
そもそも在日米軍の軍人達が被爆する危険性が高くなっているではないか。
日本政府と東電は自分達の地位と利権を守らんがために日本国民を騙す事のみに専念していて諸外国の思惑なんか目に入っていない有様だ。
まあ、行く先の展開は大体が見えてきた。
余りにも予想通りであり、言う言葉なしだ。
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