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黒い波のコンクリートが襲ってから2週間が経つた。
露地ものでない、ビニールハウス作物からも、放射性物質が検出される状況にまで至っている。であるなら、「屋内退避・・」はすでに有名無実の死語となっている。
もはや、関東東北全域の上空に猛毒物質が花粉のように滞留していると覚悟すべきであろう。風向きなどは関係なくなっておる。
「とりあえずは問題無い・・」のパニック管理をあざ笑うように、恐怖と不安の粉が降り積もっておる。
菅直人と危機管理チームは・・いつその根源を絶つのか。
タイムテーブルを持たない危機管理の迷走が続いていないか。
硼酸散布=注水の緊急対応に逡巡し、クリントンを呆れさせた海水冷却・・
やることの各々が継ぎはぎの膏薬貼りの対処療法であった。
いまさらの真水冷却・・過ぎたるは及ばず・・であるなら・・何ゆえ真水をタンカーなどに積んで横須賀から曳航しなければならないのか?
水なら陸にある。退避区域に使われずにある。素朴な疑問を通りこしておる。
2週間が経つた現在、緊急対応の好悪を言いつらう稚拙を避けよう・・だが、住民と国民は耐え忍ぶことの極限に近い状態にある。暴動が起きても不思議ではない。
東電の言う「原子炉コントロール」ではない、原発密棺のタイムテーブルと処方箋を国民に示すべきだ。
あえて言うなら、菅直人には危機管理能力はない。
情況は[災害・国家非常事態]を宣言すべきレベルにある。
文民統制の神話が崩れているのである。政治にその任にあたれる誰もいないのである。
であるなら・・非常事態の現場に張り付く「軍民・消防・知事・核科学者]による指揮権・統合本部を立ち上げたほうが国民は安堵しまいか。
愚臣官邸は米軍と省庁を繋ぐ情報兵站=後衛でいい。
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