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タービン建屋地下の排水難航 原子炉冷却作業、足踏み(asahi.com)保安院は、水の漏出の源は原子炉と推測 
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/800.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 3 月 26 日 22:45:30: igsppGRN/E9PQ
 

タービン建屋地下の排水難航 原子炉冷却作業、足踏み
http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY201103260410.html
2011年3月26日22時16分 :朝日新聞

 東京電力福島第一原子力発電所(福島県大熊町、双葉町)のタービン建屋の地下にたまった高濃度の放射能を含む水の処理が難航している。1号機では排水を続けているが、26日になっても作業が終わっていない。排水をしないと炉心の冷却に使うポンプに電力が送れず、炉心の冷却は足踏みの状態だ。

 タービン建屋の地下に水がたまり、高い放射線量が確認されたのは1〜3号機。このうち1号機では、24日から排水の作業が始まった。ポンプを水中に入れ、タービン建屋の中にある復水器というタンクに移す計画だ。

 だが、建屋そのものが広いうえ、廊下などにも水がたまり、26日も排水作業が続いている。排水が終わったとしても、洗浄をしないとその後の作業を再開できないという。

 経済産業省原子力安全・保安院によると、1〜3号機では、地下にたまった水がじゃまをして、ケーブルの敷設作業などが滞っている。ケーブルは、炉心の本格的な冷却に必要な原発内部のポンプを動かすのに必要だ。内部のポンプが動かなければ、いつまでも消防ポンプ車に頼らなければならない。

 保安院は、水の漏出の源は原子炉と推測する。「圧力容器や格納容器が大きく損なわれているわけではない」とする一方、「今も漏れ続けている可能性は否定できない」と説明している。

 高い放射線量のため3号機では24日、水につかりながら作業をしていた3人が両足を被曝(ひばく)した。東電によると、その6日前の18日の段階で、2号機のタービン建屋で毎時500ミリシーベルトの高い放射線量が確認されていた。こうした汚染状況を東電は3号機で被曝した作業員らに伝えていなかった。

 炉心の冷却作業では、2号機に海水を入れていたが、26日午前10時10分に真水に変更。地震の際に運転していた1〜3号機のすべてで真水に切り替わった。また2号機では26日午後、中央制御室の照明がついた。
 

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コメント
 
01. 2011年3月26日 23:17:44: hPhX1ZuIZE
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2317

【歳川隆雄「ニュースの深層」】

最新鋭電子偵察機の「福島原発」独自情報で「避難勧告」を決断したアメリカ国務省  

2011.03.25

http://gendai.ismedia.jp/mwimgs/6/5/450/img_6521573601311cb9f737bd7bfa8040d2286994.jpg

 今回の東日本大震災に関する数多ある報道の中で、事実無根の流言蜚語の類を含めてその真相を追究すべき重大な報道が2つあった。

 一つは、3月16日午後(米国東部時間)に米国務省が発表した「東京電力福島第一原子力発電所から半径80キロ内に住む在日米国人の退避勧告」である。そして2つ目は、仏テレビ局「フランス2」特派員の大阪発の「福島第一原発3号機にはウランとプルトニウムの混合燃料が使用されている」という、同17日の報道である。

 先ず、前者の「退避勧告」。米国務省報道官は、それまでの福島第一原発から半径20キロ圏内の住民に避難を、20キロ〜30キロ圏内では屋内避難を指示する日本政府とは異なり、ジョン・ルース駐日大使名で半径50マイル(80キロ)圏内からの避難を勧告した。住民に10ミリシーベルト以上の被曝の恐れがある場合に取られる米エネルギー省が定めた安全指針を満たせない、という判断であった。米政府は同時に、この判断は「独自に得た情報とデータ」を基にしたものであることを明らかにした。

 では、その独自の情報とデータはいかにして入手したのか。そしてアメリカ政府が独自に入手しなければならないほど、日本政府(東京電力)から提供される漏洩した放射性物質・放射線量に関する情報とデータに信頼性がなかったのか。

 11日午後の大地震・大津波発生から日米両政府は緊密に連絡を取り合い、14日午前の3号機内水素爆発を皮切りに2号機の原子炉冷却機能喪失、15日午前の4号機建屋火災など相次ぐ深刻な被災状況に関する情報を共有していたと日本政府は説明している。ところが、枝野幸男官房長官が会見で16日午前に3号機の原子炉格納容器が損傷し水蒸気が漏れている可能性があると発言した頃から、米政府の対応と海外主要メディアの報道に著しい変化が見られるようになった。なぜか。

 米国務省の「避難勧告」が発表されたのは、米国東部時間と時差が13時間ある日本時間では、まさに17日未明である。米CNNテレビが「partial meltdown」(部分的な炉心溶融)と報じたように、福島第一原発3号機が「異常事態」に直面していると、米政府が前日の15日(米国東部時間)に独自の情報とデータを入手したと考えるしかない。米側はグアムのアンダーセン空軍基地に配備する高性能カメラや赤外線センサーを装備するグローバルホーク(無人偵察機)を日本に投入したことを認めている。

 それだけではない。筆者は、在日米空軍沖縄・嘉手納基地に配備する最新鋭電子偵察機RC‐135U(コンバット・セント)を福島原発の上空に展開させ、放射線量測定と原発の破損状況の撮影などを行ったという情報を得ている。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2317


 米空軍は光学・電子・信号情報収集を目的とするRC-135を21機保有するが、RC-135Uは2機のみという"虎の子"である。このRC-135Uとグローバルホークが収集したデータが「退避勧告」の根拠になっているというのである。

空軍輸送機2機に分乗し1000人が退去

 次は、はるかに重要と思われる「ウランとプルトニウムの混合燃料が使用されている」報道である。プルトニウムを現在の軽水炉で濃縮ウランの代わりに燃やすのがプルサーマル発電。その混合燃料というのは、プルトニウム・ウラン混合酸化物燃料で一般的には「MOX燃料」と呼ばれるものだ。

 現在、わが国に原子力発電所は55基ある。その中で混合燃料を使用しているのは九州電力の玄海原発3号機、四国電力の伊方原発3号機の2基だけだ。ところが、東京電力の福島第一原発3号機は昨年10月26日、MOX燃料の装荷後、初めて営業運転を開始しているのだ(『福島民報』同27日付)。MOX燃料が全燃料のうちたとえ約4分の1であるにせよ、そしてまた佐藤優平福島県知事が承認したにしても、東電側はこの事実を積極的に全国民の前に公表することはなかった。

 同原発3号機が使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを混ぜたMOX燃料を炉内に入れて発電する「プルサーマルを実施していた」ことは、大震災による被災後の13日の『中日新聞』のみが報道。そして同日夕の『読売新聞』の特別夕刊と『朝日新聞』の特別号外に言及されるまで大手メディアが伝えることはなかったのだ。ところが、仏テレビがプルサーマル発電を実施していると言っているのに等しい報道をしたことで、在日外国人の退避ラッシュに火が付いた。

 過剰反応の最たるものはフランスだった。17、18日の両日で在京仏人約1000人が派遣された同国空軍輸送機2機に分乗、本国に帰国している。

 橋本龍太郎政権下の97年2月にプルサーマルを含めた核燃料サイクルの推進について閣議決定した。しかし、福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏洩・火災事故などもあって核アレルギーの強い地域住民による反対運動が広がりを見せ、全国レベルでは計画の進捗状況は進んでいない。それだけに、東電と日本政府がこうした一連の計画を隠蔽していたとまでは言わないが、官邸側からの情報開示と説明がなかったことは重大である。

 いずれにしても、福島原発事故に関する菅官邸の機能不全は明らかである。米国の人気テレビ番組「24」の主人公になぞらえて「日本のジャック・バウアー」とされる枝野官房長官だが、枝野氏が嘘を付いていることはないにしても、言えないことがあるのは間違いない。いま求められていることは国民レベルでの情報共有である。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2317?page=2


02. 2011年3月26日 23:34:45: UfWHcAF5ys
たんぽぽ舎緊急講演会

広瀬隆講演 3月26日夜の部・前半
http://www.ustream.tv/recorded/13572281

広瀬隆講演 3・26夜の部・後半
http://www.ustream.tv/recorded/13573209


03. 2011年3月27日 00:27:14: hPhX1ZuIZE
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2275

佐藤栄佐久前福島県知事は「反原発派」だったから逮捕されたのか

福島原発事故隠蔽で国と対立した直後に捜査

2011年03月17日(木)

伊藤 博敏

http://gendai.ismedia.jp/mwimgs/2/0/600/img_204b28dcc067efad84e7673b66f2fe2d252517.jpg

 炉心溶融のメルトダウンへ向けて、カウントダウンを続けているかのような福島原子力発電所---。

 その根源的問題が、国と電力会社が一体となって「安全神話」を撒き散らし、国民の声を聞かずに原子力政策を推進、事故が発生してもまず隠ぺい、真摯な事故対応を怠ってきたからだと指摘していた人がいる。

 佐藤栄佐久前福島県知事である。

 佐藤氏は、06年10月、木戸ダム建設工事に絡んで、ゼネコンの前田建設工業、サブコンの水谷建設から賄賂を受け取ったという収賄罪で逮捕起訴され、一審で有罪判決を受け、控訴したものの覆らなかった。

 「冤罪」の声もある事件については後述しよう。ここで強調したいのは、佐藤氏が、09年6月の高裁判決後に上梓した『知事抹殺』(平凡社)で、2章を割いて「国の原子力行政との戦い」を訴えていることだ。

内部告発の調査を電力会社に「丸投げ」

 佐藤氏は、まるで今日の事態を想定していたかのようである。

「この事故で、強烈な教訓として残ったのは、『国策である原子力発電の第一当事者である国は、安全対策に何の主導権もとらない』という『完全無責任体制』だった」

 この事故というのは、1989年1月6日に発覚した福島第二原発3号機の部品脱落トラブルである。原子炉冷却水再循環ポンプ内にボルトや座金が脱落、それが原子炉内に流入していた。前年暮れから3回も警報が鳴っていたのに東電は事故を隠し続け、1月6日の異常警報でようやく県に報告した。

 佐藤氏は、参院2期を経て、知事に就任2年目のこの事故で、原発が抱える根源的問題を直観、原発や原子力行政を学び、その在り方に批判的になっていく。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2275

 それが頂点に達したのが、2002年8月29日、経済産業省原子力安全・保安院から県に送られてきた18枚のFAXだった。

 そこには、「福島第一・第二原発で、原発の故障やひび割れなどの損傷を隠すため、長年にわたって点検記録をごまかしてきた」と、書かれていた。

 炉心を支えるシュラウドと呼ばれる重要部分の損傷まで隠ぺいしていた事態に、国民は驚き呆れ、東電は平岩外四、那須翔、荒木浩、南直哉の歴代社長が総退陣、恭順の意を示した。だが、佐藤氏が怒ったのはむしろ国の対応である。

 改ざん隠蔽の事実は、内部告発によって明らかとなったが、それを原子力安全・保安院が受け取ったのは00年7月である。

 保安院は立ち入り調査することなく、「こんな告発があるけど」と、東電に紹介、調査は東電に任せて「調査の結果、告発内容と一致しなかった」という東電報告を受けて、口を拭っていた。

「国と東電は同じ穴のムジナだ」と、書く佐藤氏は、2年も放置した国の責任を重く見て、「本丸は国だ。敵を間違えるな」と、県の担当に檄を飛ばしたという。

「佐藤知事のせいで目算が狂った」

 使用済み燃料を再処理して使うプルサーマル計画を含めた核燃料サイクルに批判的な佐藤氏は、そのプルサーマルを推進する資源エネルギー庁と安全を司る原子力・安全保安院が同居、そこに現場の東電など電力会社が加わって「原子力村」を構成、何のチェック機能もない原子力推進体制が出来上がっていることを危惧した。

 事故も隠ぺいも、その体質が生みだしたものだ---。

 従って、事故を機に、原発を点検に合わせて次々に運転停止、東電管内の17基の原発がすべて停止しても、攻撃の手を緩めることはなかった。

 全基停止中の04年12月21日、『朝日新聞』の「私の視点」で、事故への反省もなく、体質改善の努力もなく、専門家が決めたことを押し付け、原子力政策を推進していることを問題点として訴えた。

 05年夏の電力需要期を迎えても、佐藤氏は運転再開のゴーサインを出さなかった。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2275?page=2

 『日本経済新聞』(05年6月5日付)が、「運転再開に注文をつける佐藤知事のせいで目算が狂った」と、社説で批判するなど風当たりが強くなるなか、7月10日、ようやく佐藤氏は、東電の勝俣恒久社長と面会、再開を容認した。

 原発行政と東電などに「佐藤批判」が高まるなか、佐藤氏が最後まで許さなかったのは、「譲れない一線を国や関係者が考えてくれなかったからだ」という。

「それは、『事故情報を含む透明性の確保』と、『安全に直結する原子力行政に対する地方の権限確保』である」

「一罰百戒」という検察の思惑
 佐藤氏に対する捜査は、同時期の05年7月に特捜部が捜査着手した水谷建設脱税事件の関連先として始まった。脱税額は約9億円。そのなかには、佐藤氏の実弟が経営するスーツ会社の土地を、水谷建設が相場より約7000万円高い約8億7000万円で購入した件が含まれていた。

 特捜部は、この差額の約7000万円を、木戸ダムを前田建設工業、水谷建設で受注する際の「賄賂」と見立てた。佐藤氏の罪は、実弟の要請を入れ、県に対して「天の声」を発したというものである。

 佐藤氏は、実弟のスーツ会社の経営にタッチしていなかったこと、福島県の公共工事は「天の声」を発する環境になかったこと、などを理由に無罪を主張。だが裁判所は、一度は拘置所内で「天の声」を認める調書にサインをしていることと、実弟に「口利き」の形跡があることなどを理由に有罪とした。

 佐藤氏が原子力行政に、物申していた時、収賄捜査は始まった。そのタイミングの良さに、「国による反原発派知事つぶし」という声があがるのも無理はなかった。

 もちろん特捜部が、「反原発派」だから佐藤氏を狙ったというのはうがち過ぎである。

 安全性に顧慮することなく、地元を含めて国民に「お上のやることだから従え」と強圧的な態度で臨み、事故が起きれば現場(東電など)のせいにして逃げる国(経産省、資源エネルギー庁、原子力安全委員会、原子力安全・保安院)などへの怒りは強いが、佐藤氏は容認派であって反対派ではない。



http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2275?page=3

 むしろ特捜部は、「平成の政商」と呼ばれた水谷功氏の脱税事件を起点に、北朝鮮、中部国際空港、東電など、水谷建設絡みの案件のすべてを家宅捜索するという投網方式で捜査着手、そこに引っかかってきたのが佐藤氏の実弟だった。

 政治家(知事)本人は手を汚さず、親族を含む周辺が、"汚れ仕事"を引き受ける---。収賄罪を避けるために一般化していたこの脱法を乗り越えるために、特捜部は「身分なき共犯」で実弟を逮捕、兄に吐かせて事件を組み立てる、という絵を書き、見事にそれがハマった。

 大阪地検事件までは認められていた「捜査の常道」である。その検察の目に佐藤氏は、「一罰百戒」を与えるのに相応しい政治家であり、検察の威信を見せつけるコマであり、実績をあげる材料だった。

 その思惑のなかで、「収賄意識ゼロ」の首長が逮捕されたが、原発行政に厳しい知事がいなくなったのは、経産省にとっても東電にとってもありがたかっただろう。

 「佐藤不在」が、未曾有の原発事故につながったというつもりはない。ただ、「緑の革命」のなかで原発がクリーンエネルギーとして称揚され、厳しい監視役の不在で気のゆるみが生じていたのだけは、間違いあるまい。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2275?page=4

------------------------

原発既得権益同盟たちの日本こそ、もうひとつの日本であった。

原発既得権益同盟たちの日本によって、今、日本は滅亡しようとしている。

六ヶ所が大事故をおこせば、地球人類が全面的に滅亡するといわれている。

ヒロシマ・ナガサキの教訓と反省から出発したのが、日本国民であったのだが、原発既得権益同盟たちの日本は、それをせせら笑いながら、原発推進教授たち、マスメディア、電通と、強大なる悪魔の原発既得権益同盟帝国を形成してきた。

いよいよ日本は滅亡する。10年後、日本は消滅しているだろう。日本列島は放射能に汚染され人類が立ち入ることは、国連から禁止された場所となるだろう。

いま、わたしたちが住んでいる場所は、かつてここに日本という国があったという記憶言語に転換されるはずである。

日本語は生き延びた日本人が世界各地のスラム街で、小さな声で語ることはあるだろう。日本人とは原発大事故で世界と地球を放射能で汚染させた大罪を背負うので、もはや世界の表面には登場できない。

現在、ドイツとか西ヨーロッパでは福島原発事故により、原発を人間の鎖で囲む反原発デモが起きている。やがてこのデモは「日本国民は何故、おそるべき原発を停止できなかったのか?」という糾弾の怒りに転化していくはずである。

わたしたち日本国民は政治とは選挙であるとマスゴミから洗脳され、政治にも原発にも無関心だった。そして菅政権も打倒できなかった大いなる虚無と無関心の国民として安住してきた。

<日本国民の大いなる虚無と大いなる無関心が、地球規模の原発大事故を生成させた>と、世界の21世紀歴史には記述されるはずである。そのとき日本列島とは人間が立ち入ることはできない放射能の汚染地帯となっているはずである。

地球人類を守るためには、日本列島にある全原発を停止し廃絶しなくてはならない。地球人類を破滅に追い込む<六ヶ所>を廃絶しなくてならない。

地球人類の運命が今、日本国民に託されている。


04. taked4700 2011年3月27日 01:02:22: 9XFNe/BiX575U : SriGZQCAhk
あれ、ウランやプルトニウムは検出されていないのか?

 3月25日、福島第一原子力発電所3号機タービン建屋地下一階で作業員が足にベータ線熱傷を負った件で、東京電力が次の資料を発表している。

http://www.tepco.co.jp/cc/press/11032501-j.html 

福島第一原子力発電所3号機タービン建屋における協力企業作業員の被ばくに関する調査結果について
                             平成23年3月25日
                             東京電力株式会社
                             福島第一原子力発電所

というヘッダーが付いた文書で、そこでは、足についた水の分析結果として、次のように書いている。

以下引用:

このたび、当該作業員の作業環境を調査した結果を、以下の通りお知らせいたし
ます。

 ・水表面の線量率は、約400mSv/h
 ・溜まり水をサンプリングしたガンマ線核種分析の結果

以上引用終わり。

*ここには本来表があるが、gifデータでコピーができない。表のURLは次の通り:
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110325_01.gif

 問題は、この表にウランやプルトニウムが出てきていない点だ。これは、「ガンマ線核種分析」とされているからのようだ。ウランやプルトニウムはガンマ線を出して崩壊はしない。アルファ線を出して崩壊するので、ここでは分析そのものがされていないのだ。

 もう一つ重要な点がある。テクネチウム99mが検出されていることだ。テクネチウムは融点が2000度以上、沸点が4000度以上もある金属で、テクネチウムが検出されていることは、これらの放射性物質が出てきているところがかなりの高温になっていることを示唆する点だ。

 燃料棒のジルコニウム被覆が傷んでいることは確実で、だからこそ、高温になったジルコニウムと水が反応し水素が発生、それが水素爆発につながったとされる。そして、ジルコニウム被覆が傷んだから、燃料棒内部からヨウ素やセシウムが漏れ出ているとしているようだ。これらは沸点が比較的低いから、これらがたとえ検出されてもウランやプルトニウムが無事に燃料棒内にとどまっていると強弁できる。

 なぜ、「ガンマ線核種分析」しかせずに、全放射性物質の分析をしないのか、ウランやプルトニウムが検出されたのではないのか、疑問は尽きない。

*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<458>>


05. 2011年3月27日 01:21:02: UfWHcAF5ys
http://abcyamamoto.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-ed46.html
週刊朝日4.1号:CNNに登場の元GE原子力発電設計者デール・ブライデンボー

福島第一原発1-3号炉の原型炉を設計した1人の米国元GE設計者デール・ブライデンボー氏のCNN登場による告白が週刊朝日に出ている。彼曰く「原子炉構造に欠陥があり、補助電源が無くなった途端に爆発する危険がある」という。最新設計の空冷式にくらべ、炉心の圧力容器や格納器のサイズも小さく、圧力が上昇しやすく爆発しやすい。例の「圧力放出弁」も、圧力が高くなりやすく危ないので彼が提案して、やっとのことで1990年に取り付けられたという。もし、弁がなかったら、1号機は今頃爆発してたんじゃないか?

日本の技術者としてバブコック日立の技術者もその危なさを認めている。

このGEの技術が導入されたのが1960年代で、東芝・日立はその技術を学んで3号機・4号機を作った。そうした、欠陥炉を放置していた、電力会社・メーカー・国の監督機関の席にっは極めて重大だが、警察や検察が動いているという話はどこにもない。

3月25日朝日新聞一面記事に「福島第一、レベル6相当 スリーマイル超す」と題し、「(略)土壌の汚染は、局地的にはチェルノブイリ事故と同じレベルの場所がある。 原発から北西に約40キロ離れた福島県飯館村では20日、土壌1キログラムあたり16万3千べ呉無のセシウム137が出た。県内で最も高いレベルだ。京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子力工学)によると、1平方メートルあたりに換算して326万ベクレルになるという。 チェルノブイリでは1平方メートルあたり55万ベクレル以上のセシウムが検出された地域は強制移住の対象になった。今中さんは『飯館村は避難が必要な汚染レベル。福島第一原発では放射能が出続けており、汚染度の高い地域はチェルノブイリ級と言っていいだろう』。 健康への影響はどうか。チェルノブイリ事故では、強制移住の地域で平均50ミリシーベルト程度の放射線を浴びたとされる。しかし汚染地での長期の住民健康調査では、成人は白血病などの発症率は増えていない。甲状腺がんは増えたが、当時小児だった住民が放射性ヨウ素で汚染された牛乳などを飲んで内部被爆したためとみられている。飯館村の24日午後までの放射線の総量は、3.7ミリシーベルトだ。長瀧重信・長崎大名誉教授(被爆医療)は、『チェルノブイリ原発事故でも小児甲状腺がん以外の健康障害は認められず、すぐに健康を害する都は」考えにくい。高い汚染が見つかった地域では、データをもとに住民と十分に話し合って考えてほしい』と話している。」という記事がある。チェルノブイリの火消し役の消防隊がどうなったか、思い出してほしい。

昨夜のNHKニュースで、飯館村での「住民不安に対して専門家なる人物が安全と言っていた」嘘にはあきれる。「がんに繋がった」としても証明できなければ、電力会社・政府は「俺に責任は無い」と言い逃れするのが関の山。前述の週刊朝日には、事故が起きて双葉町厚生年金病院や役所が測定器の1000ミリシーベルト針が振り切れるほどの値だったという記事も掲載されている。政府の大本営発表は、極刑に値するかも?TV宣伝も「AC Japan(=経済産業省所管の特例社団法人)」の「今、私にできること」が頻繁に放送され、CMクライアントの70%が自粛しているため、やたらこの広告が繰り返されている。異常!情報操作(一種の洗脳)してるんじゃないか?

何が真実か注意深く情報ダンボ耳になったほうがいい。


06. 2011年3月27日 02:33:07: ekGvPV9ZKI
水の漏出の源は原子炉と推定、だって

そんなことは当たり前だ。放射能を大量に含んでいるのだから他にどこがある。配管から漏れていても源は原子炉だろう。こんなのは解説にも何にもなっていない。保安院のメンバーなど誰でも務まる。

知りたいのは、この大事故がこれ以上被害を拡大せずに食い止められるかどうか、という点なのだが。


07. 2011年3月27日 03:54:04: YnIVqi6406

2 ゴウキ ノ カクノウヨウキ ハ リーク シテ イチキアツ デハ ?

 イママデ マスコミ ハ イトテキ ニ コノコト ニ フレナカッタ ?

 タテヤ ノ センリョウ ハ データー トシテ アルハズデハナイカ ?

 サンゴウキ ニ カケタミズ ハ ドコエイキ ドウナッタノカ  ?

 セツメイセヨ トウデン ホアン ノ クソ カンケイシャドモ  ?

 ツイデニ コンゴノ ヨテイ メニュー スケジュール モダ  !

  セカイ ガ シリタイ コトナノダ!。 ト オレハ オモウ。


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