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止められたSPEEDI、スピーディなのは原子力マフィアの逃げ足?
2011年 3月 23日
<安東次郎>
まず、河野太郎氏の「SPEEDI、公開できませんっ!?」からの転載。http://www.taro.org/2011/03/post-957.php
(転載開始)
緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)というシステムがある。緊急事態が発生した際に、気象観測情報、アメダス情報と放出核種、放出量等の情報を入れることにより、六時間先までの希ガスによる外部被曝線量や甲状腺等価線量などをシミュレーションすることができる。
事故発生後から、この情報の開示を自民党の対策本部として政府に求めてきたが、全く開示されない。
(転載終わり)
民主党政権は「情報公開」なんて言ってたが、全くウソっぱちだった。情報隠しの度合いは戦争末期の大本営と同程度。
原発自体は何とかなるにしても、汚染はすでに広がっている。「ただちに影響はない」ということは、「急性の障害は出ない」というだけの話。
何年か先に誰かがー特に子供たちがー今回の内部被曝によって癌になっても、被曝との因果関係すら明らかならない。そんな悲劇を防ぐには速やかな情報公開が必要だが、菅政権はそれをやらない。
マスコミが国民・住民に「安全、安全」という情報が振りまいている間にも、原子力安全保安院の人間はすばやく、原発から福島市まで、逃げている。こんな下っ端までが、すばやく逃げているのだから、「原子力マフィア」とその家族の逃げ足は、「推して知るべし」。
(新世紀人コメント)
テレビでの原発関係者とか医療関係者の話が、どうも聞いていた先の大戦中のマスコミや軍部のメッセージに似てきたな。
ということは…もう末期症状と言う事だ。彼らも原発も。
「心配要りません。食べても、他に飲むものがなければ飲んでも」
これは
「我が方の損害は軽微なり。敵に痛打を与えたり」
と同様。
さらに、
「全軍突撃せよ。弾が無ければ銃剣で。銃剣なければ竹やりで」
と言ったところ。
そのうちに隠せ通せなくなる。
そうなると、
今のマスコミや原発関係者や医療関係者はどう言うか?
こう言うでしょう。
「我々も実態を知らされていなかった。本当はこうだったんですか? 私達も被害者だったんです。」
かくして無責任完了。
もう既に彼らは逃げ口上を準備しているでしょう。
先例と同じく、連合軍的進駐軍が事を収めに来るのかもしれません。
菅政権と東電では埒が明かなくて。
連合軍的進駐軍とは、IAEAを先頭に立てての米国やフランスやロシアなどの原子力関係者と言う事だ。
日本人が見てても危なっかしいのだから、外から見れば尚更ではないのか。
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