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NHK報道局科学文化部
【福島原発1号機のこれまで】(3/24 19時現在です)福島第一原子力発電所1号機はここ数日、原子炉の温度や原子炉を覆う格納容器の圧力のデータが安定していません。1号機で何が起きているのか、まとめました。 #nhk
福島第一原発1号機は、地震の直後、原子炉が自動で停止しました。
しかし、津波の影響で外部電源だけでなく、非常用の発電機も使えなくなり、すべての電源が失われました。
原子炉を冷やすための水の循環ができなくなり、燃料が出す熱による蒸発で、原子炉の水位が低下するとともに原子炉を覆う格納容器の内部の圧力が通常のおよそ8倍にあたる0.84メガパスカルに高まりました。
温度や圧力を十分に制御できなくなったことがこのあと、放射性物質の外部への放出を引き起こします。
震災の翌日の12日、東京電力は、格納容器が壊れるのを防ぐため、内部の空気を放出して、圧力を下げる「ベント」と呼ばれる操作に踏み切りました。このときはフィルターとして水を通すやり方で行われましたが、放出される空気には、放射性物質が含まれるおそれがあります。
一方、燃料が出す熱で、原子炉の水位は下がり続け、燃料棒が水面の上に露出し始めました。燃料の一部は溶けて損傷したとみられています。原子力安全・保安院は「ウラン燃料は2700度から2800度まで温度が上がらないと溶けないので、1号機の温度はかなり高温になっていると見られる」としています。
同じ日(12日)の午後3時半ごろには、原子炉建屋で爆発が起き、建物の上部が吹き飛びました。燃料棒の露出に伴って水素が大量に発生したことによる水素爆発とみられています。1号機の周辺では放射性物質が検出されていて、燃料の損傷や水素爆発で放出された可能性があります。
電源が失われた中、東京電力は、仮設のポンプで原子炉への海水の注入を始め、その後、原子炉の温度や圧力は安定したかにみえました。しかし、原子炉の入った圧力容器の表面温度がきのう(23日)原子炉の設計温度を100度近く上回る400度に達しました。東京電力は燃料が出す熱を十分、抑えることができていないとみて、別の配管からも水を入れ、炉心の冷却を強化しました。そしてきのうからきょうにかけてこんどは、格納容器内部の圧力が高まる傾向を示しました。原子炉を冷やそうと水を入れると蒸発して、どうしても圧力を高めてしまいます。さらに高まれば、また放射性物質を含んだ内部の空気を外に出さなければなりません。放射性物質の放出をできるだけ抑えながら、原子炉をより安全な状態にもっていく。温度と圧力の制御は重要な作業になっているのです。
東京電力や経済産業省の原子力安全・保安院は温度や圧力のデータを注意深く監視しています。
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放出の前には是非とも
東京電力は、警報を出していただきたい。
マスコミは、直ちに国民に知らせていただきたい。
気象庁は風向きで特に注意すべき地域のシミュレーションを行って国民に知らせていただきたい。
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