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原発事故対応見通しの甘さ認める 原子力安全委員長 (共同47ニュース 2011/03/22 19:23)
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032201000817.html
原子力安全委員会の班目春樹委員長は22日午後の参院予算委員会で、福島第1原発事故について、事故対応の想定見通しが甘かったことを認めた上で「原子力安全規制行政を抜本的に見直さなければならない」と述べた。「(原子力行政を)推進してきた者の一人として謝罪する気はある」とも語った。
原子力利用の安全規制に関する国の政策や基準を決定する原子力安全委のトップが東日本大震災発生後に対応の不備を認めたのは初めて。
班目氏は、地震発生時に非常用発電機が2機とも作動しなかったことに関し「(そうした事態は想定できないと)割り切らなければ原発は設計できない。割り切り方が正しくなかったことは十分反省している」と述べた。その上で「事故の想定は世界的な見直しが必要だ」と指摘した。
社民党の福島瑞穂党首に対する答弁。
(引用おわり)
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(コメンント)
>「(そうした事態は想定できないと)割り切らなければ原発は設計できない」、というのはかなり思い切った、しかし正確な発言だ。
つねに生産性・効率の維持、向上を至上命題として、そのためには一定の犠牲を「コスト」として計算に織り込む発想を、これほど正直にいうのもめずらしい。
(ちなみに、一定の犠牲を計算に織り込むのは、戦争と同じ発想ですね。)
この発言に、以下の経団連・米倉、日商・岡村の発言をあわせ考えれば、原発推進派・経済界の「福島以後(ポスト福島)」の方針はもう立った、その目論見は明らかだと見なければならない。
長期戦になります。喉もと過ぎれば・・・がいちばんいけない。
まずは、地震の心配の大きい浜岡、柏崎、伊方のストップを!!
(経団連会長・米倉、日商会頭・岡村の発言)
↓
(米倉) 「千年に1度の津波に耐えているのは素晴らしいこと。原子力行政はもっと胸を張るべきだ。」 「原子力行政が曲がり角に来ているとは思っていない。」
(岡村) (今後もエネルギー供給の一定割合は原発に依存せざるを得ないとの認識を示しつつ)、「原発の建設基準を向上させるしかない。見直しの期間だけ、(建設が)延伸されることは当然起こりうる。」
いずれも
『原発「津波に耐え素晴らしい」 原子力行政「胸を張るべきだ」 経団連会長が発言』 (北海道新聞 03/17 10:55)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/278915.html
より
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