http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/560.html
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BSE騒動再びである…
出荷される青果については、放射能検査を100%実施する
汚染が確認されたものについては、逐次発表をすると共に廃棄する
以上の運用により、基準値以上のものは、流通ルートに乗ることは無い
ことを単純かつ明快に説明できなかったことによる。
このためには、既に流通に乗っていた可能性のある福島県産の牛乳・茨城県産のホウレンソウについては、回収または廃棄指示を出すことが重要であったことは言うまでもない。
「ただちに健康に被害を及ぼすことはない」
という曖昧な表現は、結局は疑念をも増長する。なぜかと言えば「健康に問題のないものを何故規制するのか?」という面倒臭い話の方向に議論が向いてしまうからである。
疑念を持つ人は、当然、ホウレンソウや牛乳が汚染されているのであるから、他の作物も汚染している可能性がある…と疑い、実際の測定値とは関係なく、買うのを避ける訳である。
***
結局、下の記事コピーにもあるように…
@「汚染は不明、回収せず」
A「回収しない方針」
B「出荷自粛をあらためて要請」
C「人体への影響はない」
という(規制値に該当し、出荷自粛は要請しているのにも拘わらず、人体に影響はない!回収はしない!という矛盾した言動に)「結局どういうことなの?」という状況に消費者は、敬遠という反応を示しているに過ぎない。
スーパーの野菜コーナーのお兄ちゃんや、八百屋のおっちゃんに「この茨城産のニンジンは、放射能汚染大丈夫なの?」と聞かれても明確に答えられないんだからな。
***
「放射能に汚染した農作物は(狂牛病に感染した牛肉と同様)決して市場には出回らない」
という明確で国民に安心を与える施策を取った方が、一時の売上げ低下はあっても、混乱を引き起こさない分、結局、全体的にはダメージは小さいのである。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/418.html
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福島県産ホウレンソウ2千キロ超が流通 汚染は不明、回収せず
2011.3.21 22:35
福島県は21日、県産のホウレンソウが12〜18日に関東地方で70キロ、県内で2710キロ流通していたと発表した。放射性物質に汚染されているかどうかは不明としている。
県は21日、政府からホウレンソウとカキナ、原乳の出荷停止を指示されたのを受け、農家に出荷自粛をあらためて要請した。既に流通しているホウレンソウは「出荷物がすべて危険というわけではない」として回収しない方針。県産野菜全般のモニタリング調査結果は一両日中に出る見込み。
一方、県は川俣町の酪農家13軒のうち12軒で生産された原乳の検査で、6軒分から暫定基準値(1キロ当たり300ベクレル)の1・2〜17・6倍となる360〜5300ベクレルの放射性ヨウ素を新たに検出した。人体への影響はないとしている。
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ホウレンソウ以外の茨城産野菜も返品 農水省が風評被害を確認
2011.3.22 12:29
食品衛生法の暫定基準値を超える放射性物質が検出されたホウレンソウなどを4県が出荷停止にしてから初めての市場取引が22日朝、行われた。農林水産省は市場関係者からの聞き取り調査で、茨城県産の他の野菜が小売業者から返品されるなどの風評被害を数件確認した。また、東京都中央卸売市場の入荷量は1週間前と比べて半分以下に落ち込むなど、出荷停止の影響が出ている。
農水省は同日朝から、全国の136の卸売業者から聞き取り調査を行っている。この中で、小売業者が茨城県産のチンゲンサイやレタスなどを卸売業者や仲買人に返品するなど、出荷停止されていない野菜が小売業者から敬遠されるケースが数件、確認されているという。農水省では「小売りの業界団体などに冷静な対応を要請していくが、民間の契約なので罰則はない」と対応に苦慮している。
東京都中央卸売市場によると、22日のホウレンソウの入荷量は34トン。1週間前の87トンから半分以下に落ち込んだ。茨城、群馬をはじめ、首都圏でのシェアの大きい産地からのホウレンソウ入荷が止まったことで、供給量が大幅に落ち込んでいる。
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