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野菜が消えるかも…東京“大ピンチ”なのに政府危機感ゼロ?
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110322/dms1103221243006-n1.htm
2011.03.22 :夕刊フジ
★地震、放射能、風評被害…茨城野菜が大打撃
政府からホウレンソウの出荷停止指示を受けた茨城県は首都圏の台所を支える全国有数の農作物産地だ。ホウレンソウ出荷量は全国4位だが、レタス、レンコン、ハクサイなど日本一の生産量を誇る野菜が多い。原発被害が拡大すれば一大消費地の東京を中心にダメージが及ぶのは必至だ。
茨城県の橋本昌知事(65)は21日夜、会見で訴えた。
「県民の皆さんに安心して食べていただきたい」
ホウレンソウから食品衛生法の暫定基準値を超える放射性物質が検出されたが、検査の結果、トマト、ハクサイ、エシャレット、大葉、切りミツバ、レタス、セロリ、小玉スイカなどは検出された放射線量が基準値を大幅に下回ったからだ。
首都圏の胃袋を支える茨城県は、あらゆるデータが日本一の農業県だと証明する。面積の29%が農業で使われており全国1位。農業従事者も47都道府県の中で1位だ。
農林水産省が作物統計(2007年)などでまとめたところでは、野菜の生産量日本一はレンコン、ハクサイ、ピーマン、チンゲンサイ、レタスなど数多い。畜産物では、鶏卵が日本一。果物は、11日の地震で震度6弱を観測した鉾田市を中心に、メロンの生産量が全国1位を誇る。
米の生産量は全国7位ながら、良質の茨城産コシヒカリは各地で人気。稲敷市の農家は「苗を育てる時期だというのに、田んぼへ水を引くパイプが地震のためズタズタで、今年は恐らく米が1粒も作れない。そこへ『茨城の野菜は危ない』と言われ、いったいどうすればよいのか…」と嘆いた。
枝野幸男官房長官(46)は21日、出荷制限で損害を被る農家などへの補償に関して「まずは東電が責任を持つが十分できない場合には、国がしっかり担保する」と述べた。この様子をテレビで見た茨城のJA関係者は「補償もさることながら、まず野菜の流通量が激減して東京が困るという認識はあるのか」と首をかしげた。
原子力災害対策特別措置法に基づき、国内で生産された農畜産物に出荷制限指示が出されたのは初めてのこと。未曾有の原発事故で茨城の農家が振り回されている。
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