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http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20110319-le-japon-toujours-confrontee-menace-nucleaire
日本/地震
記事発表:2011年3月19日土曜日
最終更新:2011年3月19日土曜日
日本:福島原発の状況は未だに不確実
RFI
日本では、地震と津波から8日経過した。最新の集計によれば、7千人以上が死亡している。3月19日現在、福島原発の状況は未だに不安定だ。技術者たちは、原子炉の緊急冷却装置を再起動するための電源の復旧にずっと取り組んでいる。しかし、他方では、農産物への汚染についての最初の警報が発せられた。日本国民は、菅直人政権が行う危機管理への批判を公然と始めている。
福島第一原発では、電気は部分的な復旧途上にある。発電所を管理・運営する東京電力は、6機の原子炉のうちの4機の配線を復旧させる見通しだ。他の2機、つまり、3号機・4号機は損傷が最も激しい。
日本の原子力安全・保安院は、その2機の原子炉が明日以降に再配線されて電気が送られることを期待している。その目的は、原子炉と冷却プール(原文どおりに書いています:投稿者)の冷却を試みることだ。
この作戦に加え、日本当局は、24時間体制で原子炉への放水を望むと発表した。この特別措置は、自衛官と消防隊員が行う。
それより以前、3月19日、5号機と6号機の建屋に穴が開けられたことが分かった。水素の蓄積によって爆発が起こりかねないと、当局は不満を訴えていた。もう一つの脅威は、現実に、放射性微粒子の拡散が続いていることだ。発電所の周囲30kmには、いまでも避難区域が設定されている。
日本当局は、福島の近くで生活する人々にヨード剤の服用を推奨した。今週、国際原子力機関(IAEA)は日本に23万錠のヨード剤を供与した。
農産物の汚染への最初の警報
RFI東京駐在記者フレデリック・シャルルの報告
微量の放射性ヨウ素が、東京の水道水から発見された。福島原発の近くで産出された牛乳やホウレン草から、法定の規制値を超えた放射能レベルが検出された。
現在、日本国民の中には、自制心を保ちきれずに政府を批判する人たちがいる。福島原発で何が起きているか、分からないのがいちばん怖いと口にするのは、 地震の被災者たちだけではない。政府は嘘をついている。私たちに新たなチェルノブイリの危機は起こらないと、政府は言っている。発電所を運営する東京電力も、またも嘘をつき、事態の深刻さについて情報の全てを政府に伝えていない。菅直人首相にはリーダーシップを示す能力がなく、福島原発での最初の2度の水素爆発はテレビを通じてでしか伝えられなかった。
被災者への救援活動は十分でない。日本の官僚たちは、一つの決断を下す前に長い期間ためらう。官僚たちは即断することを知らず、決断しても遅すぎることがよくある。
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(投稿者より)
福島原発の状況や、政府の震災対応に国民の不満がたまりつつあることを、フランスRFIサイトが伝えています。誤訳があるかもしれません。ご容赦ください。
記事にあった、ヨード剤供与の事実は確認できませんでした。恐らくは、県の備蓄分ではないでしょうか。
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