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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011031901000514.html
厚生労働省は19日、福島県内で採取された牛の原乳と茨城県内で生産されたホウレンソウから、食品衛生法の暫定基準値を超える放射性物質が検出されたと発表した。東日本大震災による福島第1原発の事故が影響した可能性が高いと指摘。両県に対し、出荷元や流通経路を確認し、販売中止や回収などの必要な措置を取るよう要請した。
枝野幸男官房長官は記者会見で、検出された放射能濃度と同程度の牛乳を1年間摂取した場合の被ばく量はCTスキャン1回分程度、ホウレンソウは1回の5分の1分程度と説明。「直ちに健康に影響を及ぼす数値ではないことを十分に理解し、冷静な対応をお願いしたい」と呼び掛けた。
福島県によると、暫定基準値を超える放射性物質が検出された原乳は、飲用牛乳に加工する出荷先工場が被災して生産を止めていたため、市場に出回っていない。茨城県も、問題のホウレンソウが市場に流通している可能性は極めて低いとしている。
暫定基準値を超えたのは福島県川俣町で16日から18日までに3回採取された原乳と、18日に採取された茨城県高萩市、日立市、常陸太田市、ひたちなか市、大子町、東海村のホウレンソウ。
原乳からは基準値の3〜5倍のヨウ素、ホウレンソウからは3〜7・5倍のヨウ素のほか、一部で基準値を超えるセシウムを検出。いずれの市町村も事故が起きた原発から30キロ以上離れている。
福島県は川俣町のすべての酪農家に原乳の出荷と自家消費の自粛を要請。さらに、原発から半径30キロ圏内のすべての農家に農作物の出荷と自家消費の自粛を求めた。茨城県も、県内で栽培されたホウレンソウの出荷自粛を農家などに要請した。
農林水産省によると、茨城県は2008年の統計でホウレンソウの出荷量が全国4位、福島県は09年の統計で牛乳の生産量が13位。
東京電力は「国と相談しながら損害賠償などに対して準備したい」としている。
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