http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/402.html
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「原発に不安」88% 都民に本紙緊急調査(東京新聞 2011年3月19日07時09分)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011031990070927.html
東日本大震災を受けて、東京新聞は東京都内の有権者を対象に緊急世論調査を実施した。福島第一原発の事故について「非常に不安」55・3%、「ある程度は不安」32・8%と答え、「不安」が88・1%にのぼった。
「国内にある原発は今後、どうすべきだと思うか」と聞いたところ「運転しながら安全対策を強化していく」が56・2%と半数を超えた。「いったん止め、対応を検討する」は25・2%、「やめて、別の発電方法をとる」は14・1%だった。
・・・中略・・・
調査では今回の震災への政府の対応も聞いた。「適切」「どちらかというと適切」と答えた人が53・2%に上り、「不適切」「どちらかというと不適切」は42・6%で、10ポイント以上も開きがあった。
政府の対応には一定の理解が示されたようだが、東京電力の対応についてはどうだったか。「どちらかというと適切だった」23・9%、「適切だった」5・6%と、合わせても三割に届かず、都民の評価は厳しい。
(後略)
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(コメント)
東京新聞は、まとめとして、>「事故に不安を抱きながらも、原発に依存している現状を認識していることがうかがえた」、としています。
これを見ると、もう早速に、世論誘導がはじまった、という感じです。
使われている論理は、普天間・辺野古のときと同じです。
あちらではこういわれました。
>>普天間は危険。でも沖縄に海兵隊は必要。だから普天間の一刻も早い危険除去のためにも、辺野古に最新・大型の基地を日本の費用で新設せよ。
今度も、うかうかすると−−
>>今ある(旧式の)原発は危険。でも日本のエネルギー事情では原発はやめられない。だから、「基準を見直し」、「安全対策を強化」しながら、拡充・進展していく、ということになりかねません。
日商・岡村会頭は早くも−−
>>「『原発の建設基準を向上させるしかない。見直しの期間だけ、(建設が)延伸されることは当然起こりうる』、と述べ、今後もエネルギー供給の一定割合は原発に依存せざるを得ないとの認識を示した」、そうです。
(北海道新聞Web 03/17 10:55 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/278915.html)
この発言を読むと、(一とき中断、延伸しても)、これを機会に、設備を更新・集約する方向でふたたび出直す、というつもりでしょうか。
そうではなく、われわれは黙っていてはいけない、これを機会に流れを変えなければならない、と思います。
なお、東京新聞の世論調査は、福島事故について、東電が悪い=政府は悪くない、と持っていきたいようでもあります。余計なことです。
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(参考)
↓
上関原発の準備工事中断 (2011年3月16日 読売新聞)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110316-OYS1T00190.htm?from=nwlb
東電が東通原発の建設中断 電源開発も大間を (静岡新聞 3/17 18:09)
http://www.at-s.com/news/detail/100011174.html
九電 増設計画の3号機設計見直しも (MBCニュース 03/18 19:03)
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=00191440_20110318
玄海、川内原発の非常用電源強化 九電 (西日本新聞 2011年3月19日 00:09)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/232359
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