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あり得る最大規模の原発災害の説明が緊急の課題 2011年3月16日 長周新聞
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/379.html
投稿者 てんさい(い) 日時 2011 年 3 月 18 日 20:28:58: KqrEdYmDwf7cM
 

http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/ronndann%20ariurusaidaikibonogenpatusaigainosetumeigakinnkyunokadai.html

 東北地方の大地震、大津波災害にともなって、10基ある福島原発の大事故が進行している。テレビに出てくる枝野官房長官をはじめ原子力保安院や東電さらに専門家などが「安心」といった直後に大爆発をしたり、高濃度の放射能漏洩が起きるなど、事態は毎日説明以上の大事故へとエスカレートしている。この連中の態度が、命をかけて奮斗している事故現場の作業員をはじめ、国民全体の心配とは無縁な緊張感のない姿に人人は怒っている。この国の指導的な連中が、国民の心配にどう応えるか、どう責任を負うかという社会的責任感などまるでない態度をさらしている。
 かれらは「日本の原発は安全だ」といい「いかなる地震にも耐える」などといって、金力、権力総動員であらゆる反対を押し切って原発の推進をしてきた。そして今度の大事故である。国民にウソをいってきたその体質が、事故がエスカレートしているいまも本当のことをいわず、それが政府不信を強めさせている。
 枝野や解説者が、どんな爆発が起きても、高濃度の放射能漏洩の事態になっても、その状態までの解説として「人体への影響はない」などといっているが、人人は「これからどうなるのか」とくに「あり得る最大の事態はどうなるのか」、それにどう対応すればよいのかに強い関心を持っている。台風予報をやり、地震予知をやり、火山予知をやって人人は備える。今進行している原発大災害について、政府はまるで予知情報を出さない。福島の原発事故現場に、放射能の心配があるとは伝えずに作業員や消防署員を送り込んで被曝させているが、国民が死ぬとわかっていてあえて放置するのは殺人行為と同じである。それは、「政府は国民の生命と安全を守るものだ」と見なしていないことを暴露している。
 今起きている原発事故について、もっとも心配されているのは、炉心の核燃料棒がとけ落ちて核分裂の再臨界を開始し、核爆発を起こして広島原爆の1万倍もの放射能が大気中に放出されることである。しかも福島第1原発の4基すべてが危機状況にあり、さらに第2原発も危ない。そうなればチェルノブイリ事故をはるかに越える大惨事となる。日本列島全体を廃虚にしかねないだけではなく、アジア近隣諸国、果ては世界中まで汚染しかねない。世界のメディアはそのように対応している。
 そこまでいかなければ幸いであるが、そこまですすんだ場合どう対応すればよいか、それについての正しい知識を提供することが、人人を危機のなかで希望を見いだす基本的な条件となる。風下を絶対に離れなければならないとか、原発からできるだけ遠くに離れなければならないとか、日本中の子どもたちにヨウ素をすぐ飲めるように準備するとかの必要がある。家屋内に閉じこもれというがそれを続けるには水や食糧、電気や灯油などはどうするかの対応がいる。
 また農漁業などの食糧生産、それらの物流など経済活動をどう継続するのか、医療態勢をどう保障するかなどがなければどうにもならない。東日本が打撃を受けているときに西日本はどういう役割を果たすかなど、そういうことにこそ政府の機能が働かなければ政府の意味がない。
 政治家も官僚も大企業もメディアも、市場原理、新自由主義改革などといってきた間に、国益をどう守るかなどまるでなく、万事アメリカのいいなりで国民の生命や安全は「自己責任」、そして自分らの損得ばかりという腐敗した体質が濃厚になってきた。大地震対応、とりわけ原発災害対応をめぐって、それで突っ走られたらたまったものではない。
 

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コメント
 
01. 2011年3月18日 20:48:15: z3Z7kKHe3Y
3月23日、雑誌「デイズジャパン」の主催で広瀬隆氏と広
河隆一氏による緊急報告会がおこなわれるようです。
http://daysjapanblog.seesaa.net/article/191135957.html
既に定員いっぱいの申込みがあり、参加受けつけは締め切ら
れているようですが、当日の報告会の様子はUstream
で中継するとのこと。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

緊急報告  広瀬 隆/広河 隆一
「福島原発で何が起こっているか?
      −現地報告と『原発震災』の真実」
【概要】
日 時:2011年3月23日(水)19:00〜21:00(18:30開場)
会 場:早稲田奉仕園 スコットホール(定員200名)
地図URL:http://www.hoshien.or.jp/map/map.html
アクセス:
 東京メトロ東西線 早稲田駅より徒歩約5分
 JR山手線・西武新宿線 高田馬場駅より バスを利用する場合、早稲田口より都バス(学02早大正門行き)西早稲田下車(所要時間約10分)
 東京メトロ副都心線 西早稲田駅より(徒歩約8分)
入場料:1000円(予約制)
※ 必要経費を差し引いた収益は、東北関東大震災で被害に遭われた方々への支援金に致します。
※ 計画停電などの影響により、会の開催が不可能になった場合は、ご登録されたメールアドレスにご連絡を差し上げます。予めご了承ください。


【詳細】
地震大国日本。広瀬氏は原発の危険性を訴え、警鐘をならし続けてきた。
そして広瀬氏が予測した事態がまさにいま起こっている。3月11日に起こった東北関東大震災。
翌12日、DAYS JAPAN編集長であり、フォトジャーナリストである広河隆一は現地に向かった。
現場で見えてきたものは、マスコミが語るものとは大きく異なっていた。
広瀬隆氏と広河隆一が、福島原発で今何がおきているのかを報告する。

【広瀬隆 氏 プロフィール】
 1943年東京生まれ。早稲田大学卒業後、大手メーカーの技術者として勤務。
その後、医学書、技術書の翻訳者を経て執筆活動に入る。
多数ある著書の中「東京に原発を!」(JICC出版社)、「ジョン・ウェインはなぜ死んだか」(文藝春秋)、
「危険な話」(八月書館)、「棺の列島」(光文社)、そして新作となる「原子炉時限爆弾〜大地震におびえる日本列島」
(ダイヤモンド社)、などで原発の危険性を訴え、市民への呼びかけを続けている。

ご参加方法
お申込フォームをお使いになってお申込下さい。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/c858822d143575

※車椅子でご来場される方は、お手数ですがお知らせ下さい。

●お問い合わせ先
デイズジャパン企画室
Eメール kikaku@daysjapan.net
TEL 03 3322-4150
--------------------------------------------------------------------


02. 2011年3月18日 23:21:21: TIIgnPVXHU
原爆並みはともかく、チェルノブイリ級*3回は十分あるでしょう。

既に今でもギリギリ、もう少し放射線レベルが上がれば、誰も近づけなくなる。
そのあとどうなるかは誰も分からないが、少なくとも1・2・3号は爆発的破壊。
4.5.6号および貯蔵している燃料棒と使用済み燃料棒も、最終的には破壊されてすべての中身が周囲に出るでしょう。


03. 2011年3月19日 05:19:15: 4hZXeGb9q6
ホントあほばっかり、原爆なんかとは比べ物にならないぐらい原発事故のが酷いんだよ。

周囲に出るだけではない、臨界状態になり熱い状態のまま、すべてのものを溶かしながら地下に沈んでいく、途中で地下水脈にあたれば水蒸気爆発を起こし、チェルノブイリの10倍以上の放射性廃棄物を撒き散らす。

福島にある全量が放出されれば地球は終わりだ。


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