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東電に“一握りのヒーロー”決死の覚悟でとどまる50人(zakzak)保安院の職員らは、住民よりも安全圏にいち早く逃げる 
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/283.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 3 月 17 日 02:48:38: igsppGRN/E9PQ
 

東電に“一握りのヒーロー”決死の覚悟でとどまる50人
2011.03.16 :夕刊フジ
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110316/dms1103161607020-n1.htm

 福島第1原発の爆発事故をめぐり、後手後手の対応や隠蔽体質に批判が殺到している東京電力。所管する経済産業省原子力安全・保安院も人ごとのように「問題ない」と繰り返す一方で、現場担当者が地元住民より遠い山向こうまで避難し、国民に強烈な疑心暗鬼を植え付けている。国も本社もアテにできない非常事態の中、最少人数で作業にあたる現場の原発作業員たちは、まさに決死の覚悟で戦っている。

 《Handful of “heroes” battles to keep nuclear plant under control》(一握りのヒーローたちが、原発の制御を維持するために戦っている)

 米CNN(電子版)は15日、同原発をめぐる記事の中で、こんな一文を掲載した。

 彼らヒーローとは、言うまでもなく、同日朝に大爆発を起こした2号機で、真っ暗闇の中、懸命に注水作業を続ける東電や協力会社の社員たちだ。中には、家族が今回の地震で被災。いまだに連絡が取れない人もいるという。

 放射線量が急上昇した現場では同日朝、800人いた作業員が必要最小限を50人に縮小。その後、政府が作業員の被ばく量の上限を上げ、20人増員した。

 現在は70人の作業員が15分交代で注水を継続。彼らは、自然界で人が1年間に浴びる放射線量許容量の最大400倍にあたる400ミリシーベルトを浴びながら、作業を続けている。

 山火事消火のように、上空から放水すればよさそうなものだが、屋根の損傷部分と冷却プールが数十メートルも離れ、1度に運べる水の量が少ないことから事実上不可能。日本の命運は、文字通り一握りのヒーローに委ねられているのだ。

 新たなヒーローも誕生している。地方の電力会社に勤務する島根県の男性(59)は、定年を半年後に控え、志願して応援のため福島へ向かった。

 会社員の娘(27)によると、男性は約40年にわたり原発の運転に従事し、9月に定年退職する予定だった。事故発生を受け、会社が募集した約20人の応援派遣に応募。出発当日、家族に「今の対応で原発の未来が変わる。使命感を持っていきたい」と告げ、普段通り出勤していったという。

 一方、東京・日比谷の東電本社は15日、爆発2時間後に会見したが経営陣の姿はなし。現場から5キロ離れた「オフサイトセンター」で待機していた保安院の職員らは、爆発後、現場から約50キロ離れた福島県郡山市まで退避した。地域住民の避難指示は20キロで、住民よりも安全圏にいち早く逃げたことになる。
 

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コメント
 
01. 2011年3月17日 03:21:06: 0AJejmyWXA
> 政府が作業員の被ばく量の上限を上げ

確か、100mSvから250mSvに上げたはず。
上限は政府が上げ下げ自由というのは、違和感を感じる。
だが、そういう手続きをしないと政府が認めた作業とは言えなくなるとか、きっと法律上の問題があるのだろう。


02. 2011年3月17日 03:39:09: cqRnZH2CUM
>保安院の職員らは、現場から約50キロ離れた福島県郡山市まで退避

逆に言えば50km離れれば安全圏だと考えているわけだ


03. 2011年3月17日 03:42:51: iEHpt4hFmg
 西は静岡県、北は岩手県、飛散経路により判断不能。
400m/svではなく4/svの間違いではないか。

04. 2011年3月17日 03:43:27: cqRnZH2CUM
>上限は政府が上げ下げ自由というのは、違和感を感じる。

作業員の被曝量。重大事故時の国際基準で500mSv
それを超えるとリンパ球が減るなどの症状がでるそうだ
日本はかなり厳しくしていたということらしい

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/housha/002/gijiroku/1299552.htm
2010年10月1日
○資料第36−3号について

(緊急時被ばく状況(参考レベル))
【中村部会長】(b)緊急時被ばく状況に適用する線量の制限値について、「線量の制限値」という用語は限度として認識される可能性があるようであるが、このまま用いるべきか。
【藤川委員】線量の制限値と称した場合、それを超えた場合は違反になると受け取られる可能性があり、より適切な用語を検討すべきである。
【米原委員】ICRP2007年勧告では、制限値という用語はrestrictionとして用いられており、参考レベルや線量拘束値を含むものとして使われている。
【甲斐委員】近年、参考レベルは狭い意味で使われ始めてきたため、制限値に変わる相応しい用語があれば変更する方が望ましい。
【中村部会長】重要な用語、例えば健康診断における調査レベル、記録レベル、緊急時被ばく状況における線量の制限値等、についてはその使い方を明確に示した用語集を作成することとする。ここでは、「線量の制限値」をそのまま適用する。

【中村部会長】緊急時に対応する従事者の線量限度を規定する場合、国際基本安全基準を参考とすべきか。
【中矢放射線規制室長】500mSv を少し超えたからといって身体的影響に大きな違いが発生するわけではないとのことであるので、例えば、「緊急時作業においては500mSvを超える計画値を設定してはならない」等の規定とすることで、緊急時に少しでも基準値を超えて被ばくしたら直ちに法律違反を問われるような事態は避けることが可能かもしれない。
【中村部会長】法の取り入れの際の困難な面を認識し、基本部会の提言の書き方を工夫することとしたい。

【米原委員】BSS改訂中ドラフト4.0においては、500mSvという数値はguidance valueとして、附則の中で明記されており要件となっている。
【中村部会長】例えば、緊急時対応に係る線量の制限値について、実効線量を500mSv、皮膚の等価線量を5Sv、眼の水晶体をなしという方向性で良いか。数値を基本部会の提言として入れるべきか。
【甲斐委員】今後将来的にこの線量の制限値に関する多くの議論がなされると考えられることから、ここではBSSを適用するといった表現に留めることが望ましい。
【中村部会長】現在の緊急時対応の100mSvを見直すという文章を追加する。

【中村部会長】(d)緊急時における公衆被ばくの考え方について、介入レベルの説明に、「導入の判断のためのトリガーとして有用と考えられる」とある。トリガーは英語であるが日本語に直す必要はないか。
【甲斐委員】トリガーは考え始めるスタートポイント(初動値)としての意味であるが、日本語で書いた方が適切。
【中村部会長】適切な表現に修正する。

【杉浦委員】【解説−1】活動を指すときに介入を用いて、被ばくの状況の観点で整理したのが2007年勧告の考え方である。この【解説−1】の記載は説明が修正した方が良い。
【中村部会長】【解説−1】の説明の修正を行う


05. 2011年3月17日 05:11:07: KKn1AwGCHI
>>04
ありがとうございます。理解のとっかかりが得られました。
100mSv以上は治療が必要と理解していたので、500mSvは重大事故のような緊急時の上限と考えられているのですね。

放射線障害防止法に、それが明記されていつか検索してみたのですが、見つかりませんでした。
『国際放射線防護委員会(ICRP)2007 年勧告の国内制度等への取入れに係る検討事項の論点整理 「緊急時被ばく状況(参考レベル)」(案)』という文書は見つかったのですが、そこには、
-----------------------------------
(基本部会の提言)
緊急作業に従事する者が100mSv 以下の被ばくを受ける可能性のある緊急作業に従事する場合、その
者は放射線業務従事者であることが好ましく、健康リスクを理解し受け入れる者であるべきである。
制限値を100mSv 以上に引き上げた場合、当該作業者に確定的影響が発生する可能性は否定できず、
従事するための要件を付加するべきである。その活動を行う放射線業務従事者(女子については、妊娠
不能と診断された者及び妊娠の意思のない旨を事業者に書面で申し出た者)の志願者は、当該作業で発
生する可能性のある健康リスクを理解し、それ受け入れる者を妥当とすべきであると考える。また、放
射線業務従事者以外の志願者である場合、その作業で受ける可能性のある健康リスクを事前に教育等に
よって理解し、緊急時対応訓練を受けた者に限るべきである。
--------------------------------------
とあり、100mSv以上にした場合は、志願者に限ると提案されています。
100mSvから250mSvに上限をあげた時点で、志願して作業を続けてくれている作業員は本当にヒーローです。


06. 2011年3月17日 06:38:40: xgqbPzVrTk
避難所で餓死者がでてるとの情報もあり

もちろん最前線の保安員(50km離れた)はその使命を
果たされるべく、充分以上に空腹も満たされる補給を受けながら
決死の覚悟で任務を遂行されておるところでございます。


07. 2011年3月17日 17:20:14: xtlWVCU5v6
保安員ってのは、税金にたかる寄生虫と同意語なんでしょうか?
平時においても高給を得ているのは、このような緊急時のためでしょうが。

それが、一般の方への避難勧告20km(30km)より、さらに安全圏ともいえる50kmまで逃走ですか。

この国は官僚に食いつぶされて行くな!
東電もずいぶんと官僚が天下っているというし。


08. 2011年3月17日 17:23:02: xtlWVCU5v6
武田邦彦氏(中部大学)
原発 少し落ち着いたので・・・「保安院という化け物」
http://takedanet.com/2011/03/post_0cc6.html

09. 2011年3月17日 18:23:09: PAYzcB8Dk6

保安院員全員を捕まえて原子炉に縛り付けろ! そうでもせにゃぁ気が治まらん。



10. 2011年3月18日 22:49:56: WLZvgTnrTU
http://plaza.rakuten.co.jp/tenten528/diary/201103170000/

に福島第一原発の保安員職員で 一生懸命 安全のため事故防止
に努めた 方のリストがアップされていますよ。

なんとか品質とか、文化の構築をめざしてたようですが、全く意味不明。
もっと、安全に直結する原発そのもを見て、チェックしろや!!
そうすりゃ、地震なんて新潟であって、津波も直ぐにわかって、幾らでも対応できただろうに。。。


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