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大切なのは、上に立つ人間たちが、責任を取る、という思想です。 by 副島隆彦
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/273.html
投稿者 びぼ 日時 2011 年 3 月 16 日 20:47:42: 0cYXJ4o7/SPzg
 

まだ大惨事が迫っています。大切なのは、上に立つ人間たちが、責任を取る、という思想です。 副島隆彦

http://www.snsi.jp/bbs/page/1/ [254]


 副島隆彦です。今は、2011年3月16日(水)午後5時過ぎです。

 大切なのは、上に立つ人々(国家の指導者、責任者、官僚たち)が、責任をとって、立派に切腹(せっぷく、ハラキリ)をする、ということです。

 責任者たちが、福島第一原発の現場に行って、陣頭指揮を取るということです。東電の下請けの作業員や、消防や、自衛隊の決死隊だけを見殺しにして、自分たちだけは30キロ、50キロまで、避難するというのは間違っている。

 私たち日本人は、こんなひどい指導者たち、責任者たちの下で、殺されてゆくのです。あとあとの、日本国のために、私は、責任者が国民のために進んで死にに行く、という思想を、日本人すべてに教えます。 

 本当に優れた野戦軍の指揮官、師団、方面軍の司令官は、後方(こうほう)退いてはだめだ。全軍の士気にかかわる。東電の幹部たちは、全員が、原発の現場に行くべきだ。作業員たちだけを死なせてはならない。私は、あなたたちの付添ででも行く。 

 どんなひどいことになろうとも、私たち日本人は、決死隊となって、今、現場の作業で、死んでゆきつつある人々のことを、一番大事にしなければいけないのです。

 ことここに至って、私たちに何ができるのか。
今、日本国民は、東北の被災地の被災者たちを含めて、テレビを見ながら、大きな不安の中で生きている。本当に、日本民族の存亡の危機である。

 私は、自分が知っている限りのことを書きます。そして、東京の都心で政治家(国会議員)たちに働きかけることにしました。私が、今朝、平野貞夫(ひらのさだお)氏(前参議院銀)と話しましたとおりです。

 このことは、「今日のぼやき」の方に、今朝、載せました。
今、平野氏を中心にして、政治家たちが集まって急いで「国家非常事態法」という法律を急いで国会を開いて、作って、そして福島の福島第一原発の現場に、次々に、消防と自衛隊と東電の社員たちを送り込んで、もう逃げようもない、死ぬことを覚悟で、高濃度の放射線の拡散(まき散らし)を少しでも阻止する為の、日本人の最後の努力をするために動きます。

 国家非常事態法ができて、非常事態本部を作って、命令系統を一元化して、これから起きる最悪の事態に備える。そして最悪の事態になっても、国家の命令系統が動けるようにする。 

 昨日15日に書いた通り、私は時期が来たら、福島の原発の現場に、自分自身が、陣頭指揮をする覚悟を決めて行きます。そのための最低限度の法律のようなもの、行政命令でもいいから政府からもらいたい。それがないと原発の現場にまで行けない。

 もうメルトダウン(炉心溶融)が起きていることは、専門家たちも認めている。一号機から4号機どころか、運休している5、6号機も、燃料棒の温度が上がっているという。

 「燃料棒だけ取り出して処理できないのか」と聞いても、すでに温度が高くて移すこともできないようだ。 

 2号機で、15日の朝の8時から騒がれたように、サプレッション・ルーム(圧力抑制室)が破損して気圧がさがった。そしてそこから放射能がどんどん漏れ出している。燃料棒(4メートルぐらい)が、水面から2.7メートルも露出している。空焚き状態になっている。その周りの格納容器という強固な圧力釜のような防護容器自体が、底の方に、燃料棒が熔けて落ちて来つつあるようだ。こんな危険な状態が、16日の夕方の今も続いている。

 そして、4号機が、再出火して、建屋(たてや)の上部に置いてあった、外した燃料棒や廃棄燃料が、また燃え出している。それを自衛隊の輸送ヘリコプターが、上からホウ酸入りの水を掛けている。米軍の支援は、もう昨晩(15日の夜)に消し止めたようには助けに来てくれない。

 米軍の空母ロナルド・レーガンなどの艦隊は、すでに、三陸沖を北のほうに避難したようだ。自分たちが、被曝するのを嫌って逃げた。外国が私たちを助けてくれることはない、ということだ。もし、横田米空軍基地や、横須賀の米海軍からも、米軍が避難して脱出するというのから、もう、二度と、日本の領土に帰って来るな。もう、日米安保条約は、おしまいだ。廃棄する。何の権限もない、私、副島隆彦が、そのように日本人の総意として宣言する。

 東電の作業員たちの多くが、現場から逃げ出した。今、大事なのは、消防隊だ。原発の災害出動用の消防隊が、全国から動員されて、現場にいるだろう。消防が、電源車を持って行って、ポンプ車を動かして、海水を4つの原発の中に注入する作業を、何があっても続けなければ、格納容器を冷却することは出来ない。

 現場の消防隊は、もう、死ぬことを覚悟しているだろう。偉い人たちだ。私たちは、本当に、身を挺して、私たち日本国民の為に、決死の入水作業をやっている。10分置きに、鉛(まなり)で出来た避難室に入って、放射能汚染を洗いながら、そして、また、現場にゆくことを繰り返している。ポンプ車と、給水管を持って、海水を流し込む炉心冷却の作業をやっている。

 どれぐらいの交代制でやっているのか、どれぐらいの人員を動員しているのか、分からない。政府は、急に、「250ミリ・シーベルト毎時(250mSv/h )までなら、被曝としても大丈夫な値だ」と基準値を変えた。

 全国の46基の原発を動かしている技術者たちの中からも、志願して(会社の要請に応じて)事故の現場に行っている電力会社の社員たちがいる。あとあと生き残った日本人たちは、彼ら勇気ある殉職者を長く褒め称えてほしい。このひとのことも、記事を16日、今日の「今日のぼやき」に載せた。

 まさしく、今、極めて危険な事態になっています。メルトダウンのあとの、臨界(りんかい)が起きたら、これは核爆発の一番ゆるやかなものが起きることになる。濃縮度が緩いから、核爆弾の破裂のようにはならない。それは、私も分かる。しかし、1号機から6号機までも核燃料がある。このことの恐ろしさを考えると、本当に、ゾッとします。

 菅直人首相が、昨日15日、朝の5時から8時まで3時間、東電の本社に乗り込んで、東電の幹部たちを怒鳴っていた。「東電が原発現場を放棄し避難したら東電は潰れる」と言った、と新聞記事に出た。

菅直人が、パニック障害を起こして倒れて、それから水蒸気爆発一個が起きて、それで本当に日本の指導層があわてて血相を変えたら、そのときが本当に国家非常事態の緊急本部と救国委員会を作る時だ。

 東電の経営陣の長年のひどさのことなど、もう、言っている暇はない。大事なことは、「上に立つ者たち」が、しっかりと、腹を切ることだ。今の日本から、上に立ち責任者たちが腹切り(ハラキリ)をする思想がなくなった。このことが、私たちの日本の悲劇なのだ。

 私、副島隆彦は、決死隊を作って、死ぬ気になって、日本国民の為に、福島の原発の現場にまで行く、と決めたのは、せめて、自分だけでも、ハラキリの思想を実践してみせる、と決めたからだ。上に立つ者たちが、あまりにふがいない。だらしない。東電の社長はテレビに顔を出すことさえない。 

 原発の管理責任者たちの、部長クラスのような、人間たちばかりが出てきて、6日目で憔悴しきっている。経産省の原子力安全・保安院の官僚たちも、中間管理職のような者たちばっかりだ。おそらく、政治家(国会議員たち)も、政権の内閣の政治家たちも、自分が責任を取って、腹をくくって、現場で陣頭指揮をして、そして、きちんと死ぬ、という態度に出ない。

 そして、下っ端の作業員と、下士官クラスの、責任を感じている人々だけが死ぬ。 このことが、日本国の真の悲劇なのだ。 私は、ひとりで慟哭(どうこく)している。いつも、いつも、庶民、大衆だけが、無残に殺されてゆく。

 あの先の戦争の時もそうだった。生き残った恥知らずの、将軍たちや官僚たちが、敗戦後も威張ってまたこの国を作っていった。今度は、アメリカの子分、属国になってだ。

 もう計画停電で私のこのPCも使えなくなりアップロードできなくなる。だからここまでにします。私は、東京で動けるだけ動いて、政治家たちがそれでも何も決断できなければ、そのときは、いよいよ自分だけで決めて動きます。私と一緒に、現地にトラック運転手でも、やりに行ってくれる人は、今から、どれだけの大参事になって、大凶事になっても、日本国民の為に、私たちがやるべきことを、最後までやりましょう。若い人たちを守るために、私たちに出来るだけのことをしましょう。

本当に 地獄の淵を、目下、彷徨(さまよ)っている日本国に幸運あれ。

副島隆彦拝
 

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コメント
 
01. 2011年3月16日 20:55:34: s9Sae3OjGo
>私、副島隆彦は、決死隊を作って、死ぬ気になって、日本国民の為に、福島の原発の現場にまで行く、と決めたのは、


まだ行っていないのか?
何をやっているんだ。

しのごの言っていないで、自分で言ったのだから早くやれ!



02. 2011年3月16日 21:33:25: oLYPlmPKz6
福島さん!
その時は、お供します。

03. 2011年3月16日 21:42:39: DIZuFeGiIo
>>01.

だまれ!


04. 2011年3月16日 22:16:03: 1bI51T5To6
>01. 2011年3月16日 20:55:34: s9Sae3OjGo
>私、副島隆彦は、決死隊を作って、死ぬ気になって、日本国民の為に、福島の原発>の現場にまで行く、と決めたのは、

01お前をゆるさんぞ
アミより


05. 2011年3月16日 22:27:57: KFuzmLTxQQ
国家非常事態法?

FEMA てってことだろう!

01さんに賛成。

日本人はいつからこんなに馬鹿になったんですか?


06. 2011年3月16日 22:38:00: urKWGgEisw
ビジネス知識源 吉田繁治

【後記】              
数年前にお会いしたことがある公務員の方から、メールで紹介され
たブログを見れば、最後の手段と思える石棺作りの支援をし、自分
の死を怖れぬ救助隊を、東京にほぼ60歳以上の人だけをネットで集
め、国民の危機を救うため行動しようという在野の経済人も出てい
ます。

若い人は避難させ、公務員と残る寿命が短い高齢者が行うべきだと
言う。数回読みましたが、表現の過激さは感じても、奇矯な呼びか
けとは思えません。素人に何ができるとは言えません。原発の現場
作業者には、短期訓練の季節労働や派遣も多いからです。

チェルノブイリでは、延べ80万人(当然に素人がほとんど)が、応
急的な、鉄筋コンクリートの石棺作りに動員されたと言う。完全な
封じ込めではない。今も放射線と、雨水に溶けた放射性物質が出て
います。最終対策はまだ打たれていません。石棺作りは1986年のソ
連で一回行われただけです。誰も経験がない。

しかし福島原発の6号全体の、残存核燃料の多さという理由で「石
棺」も有効でないとすれば(当方の推計)、支援隊が現地に向かっ
ても、何もできません。

現場に近づく前に、政府のバリアで止められる。当方、応急的で不
完全ではあっても、最後の方法に思えていた石棺も、再度調べると
無効に思えて、そこまでの決心ができていません。

チェルノブイリでの4号炉での残存核燃料(主は2酸化ウラン)は、
ソ連の科学者によると190Kgとされます。(Wiki Pedia:諸説があ
る:もっと多いように感じます。単位はKgでなくトンでしょう
か。)。

調べます。今は、燃料が注水で冷やされる事態を待つだけです。
状況は刻々と変化しています。一旦、ここで送ります。

http://archive.mag2.com/0000048497/20110316210231000.html


07. 2011年3月16日 23:06:09: KFuzmLTxQQ
副島隆彦って何処の馬の骨だ?

08. 2011年3月16日 23:33:16: dXgYRNXN3Y
01や07のドアホウへ
副島隆彦とは真の国士だ。商売右翼しか見ていないお前らには分かるはずもない。

09. Driyos 2011年3月16日 23:35:42: .ZTmYS67RSo0. : DprNjXc3KE
他人を巻き込まないで、隊など募らずに自己の生き方を貫徹すべきだ。
煽りは必要ない。

君子の、例えばヴェーダの伝統は、「サイの角の様に一人で歩め」だ。

小人は常に、群れたがり一人では歩めない。

自己のなけなしの無能を常に金銭と交換し続け、封建ハラキリを平然と口にする輩は、最後まで醜いものだ。

これは、英雄などではない。


10. 2011年3月16日 23:45:29: s9Sae3OjGo
>>08
>副島隆彦とは真の国士だ。

どこが??

副島は「ドル覇権の崩壊」(2007年中頃発売)の中で、日本の株価は暴落しないと断言した。

ところが実際はどうだ?
本を出して半年も経たずに日本の株価は大暴落。

本を売らんかなで煽るだけ煽って大はずし。
赤っ恥もいいところだ。

さらに副島は昨年、11月の中間選挙後にバイデン副大統領とヒラリー国務長官を入れ替える超大型人事が行われ、その後はいつでもヒラリーが大統領になることができる下地が整えられるなどと根拠のないデマを飛ばしていたが、結局外れて大恥をかいた。

副島はデマばかり。
これほど口先ばかりのデマ野郎も珍しい。



11. 2011年3月17日 00:41:41: 1bI51T5To6
今は言い合いしている時ではない。何ができるかを考えることが重要である。きっと何か対策があるはずである。
デマか否かは歴史が証明してくれる。

12. 2011年3月17日 09:34:08: s9Sae3OjGo
>>11

>>10で書いた通り、副島のいくつものデマは歴史が証明している。



13. 2011年3月17日 13:36:09: ILiTPGkN7Y
「大切なのは、上に立つ人間たちが、責任を取る、という思想です」

デマではない。古今東西の歴史が、このことを実証しています。


14. 2011年3月17日 16:57:40: xtlWVCU5v6
詭弁。
削除前にみなさんご覧ください。


東京電力『地震対策』
http://www.tepco.co.jp/nu/knowledge/quake/index-j.html
日本は、世界でも有数の地震国といわれています。
それだけに原子力発電所の地震に対する安全性については、
十分に高いものであることが要求されます。
 現在、わが国の原子力発電所は考えられるどのような地震が起きたときでも、
設備が壊れて放射性物質が周辺環境に放出される事態に至ることのないよう、
土木、建築、機械、地質、地震学など、幅広い分野の技術をもとに、
厳重な耐震設計が行われています。

東電も天下り官僚に食いつぶされた企業のひとつになるのでしょう。
こんな時の火消し役・もみ消し役としての活躍を期待して、多くの天下りを受け入れた東電経営者の責任は今後、追及されることでしょうね?

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