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ECCSは絵に描いた餅か   西岡昌紀
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/266.html
投稿者 西岡昌紀 日時 2011 年 3 月 16 日 18:41:45: of0poCGGoydL.
 

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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1690506638&owner_id=6445842

以前から思って居た事ですが、ECCSと言ふ物は、どうして、こんなに役に立たないのでしょうか。


軽水炉には軽水炉の欠点が有ると言ふ事です。危ないのは黒鉛炉で、軽水炉は安全だ、等と言ふ電力側のキャンペーンがウソであった事がよく分かります。


分かっても、もう遅いのですが。

平成23年3月16日(水)


                 西岡昌紀


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■福島第一原発、燃料棒の露出続く 
(読売新聞 - 03月16日 02:29)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1536534&media_id=20

福島第一原発、燃料棒の露出続く 
(読売新聞 - 03月16日 02:29)

 東日本巨大地震で大規模な破損が起こり、15日午前には最大で毎時400ミリ・シーベルト(40万マイクロ・シーベルト)の極めて高い放射線量を観測した東京電力福島第一原子力発電所(福島県)では、同日午後には放射能レベルが下がっている。

 しかし、1〜3号機で原子炉内の水位が低下して核燃料棒が露出する事態が続いている。政府は同原発周辺の半径20〜30キロ・メートル圏内の住民に対し、屋内退避を指示。東電は3基の原子炉内へ海水を注入する作業を続けている。東電は16日にも送電線を引いて、電源を確保し、炉内を効果的に冷やす緊急炉心冷却装置(ECCS)の復旧を目指す。

 東電などによると、14日に水素爆発で原子炉建屋が吹き飛んだ3号機付近で15日午前10時22分、毎時400ミリ・シーベルト(40万マイクロ・シーベルト)の放射線量を観測。3号機の西約1キロ・メートルにある同原発正門では、同日午前9時に毎時11・93ミリ・シーベルト(1万1930マイクロ・シーベルト)を観測した後、午後1時50分にようやく同1ミリ・シーベルト台を下回り、同3時現在には同0・65ミリ・シーベルト(649マイクロ・シーベルト)まで下がっている。

 また、東電は、15日朝に火災のあった4号機で、原子炉建屋北西側の上部側壁に8メートル四方の穴が2か所開いていることを確認したと発表した。4号機は3号機の南隣にあり、毎時400ミリ・シーベルトを観測した場所には、爆発などで飛び散った建屋のがれきが多数積み重なっていたという。

 がれきは4号機のものが多かったといい、東電の担当者は「飛散した4号機の側壁に、何らかの原因で高濃度の放射性物質が付着していたり、長時間放射線にさらされた機器の破片が飛んだりした可能性が出てきた」と説明。その上で「状態が安定しない1〜3号機の炉心から放出された放射性物質の可能性もあり、調査していきたい」としている。

 非常用ディーゼル発電機が稼働している5、6号機では貯蔵プールの冷却機能が保たれているものの、1〜4号機では冷却が十分ではないという。

 経済産業省原子力安全・保安院は、福島第一原発の作業員1人が15日までに、緊急作業時の被曝(ひばく)の上限値(100ミリ・シーベルト)をわずかに上回る106・3ミリ・シーベルトの被曝を記録したことを明らかにした。内部被曝の恐れはないという。さらに、3号機の水素爆発時に原子炉の近くで負傷した作業員7人のうち6人が被曝したが、具体的な線量は不明としている。

          ◇

 東京電力は16日中にも、新たな送電線を設置して、福島第一原子力発電所に外部から電力を供給し、原子炉を冷やす緊急炉心冷却装置(ECCS)の復旧に着手する。成功すれば、燃料棒が露出したままの1〜3号機の炉心溶融などの危機が回避されることになる。

 同原発では、地震によって停電したほか、ECCSなどを作動させる非常用ディーゼル発電機も津波の影響などで破損した。

 東電は、社員ら70人体制で、電源車を使った消火用ポンプで、炉内への海水注入を続けているが、ポンプの能力は小さく、難航していた。高圧の外部電源を確保することで、炉心を効果的に冷やす高圧炉心スプレー、格納容器冷却スプレーなどのECCSの作動が可能になり、「冷温停止」状態を導くことができる。


 

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コメント
 
01. 2011年3月16日 19:35:00: nTsXMkSHpA
もっとはやくしろよ! できたはずだ! 縦割り社会のノロマども!
「一生懸命やっている」。あたりまえだ。それがおまえらの仕事だろ。高級とってるのはなんのため、だれのおかげだ。

02. 2011年3月17日 01:09:08: cqRnZH2CUM
scramが機能したから
一応、臨界から連鎖反応を停止させることはできたが
ECCSが確かに、想定した機能を果たしたとは言えないな

高圧放水車を使うらしいが、1台では 4tのうち、全部が冷却に使えるわけではないから、何台かで、うまく注水しないといけないね

ただ崩壊熱自体は、時間とともに指数関数的に減少していくから、いずれにしても
今後1週間くらいが、被害レベルの程度を決める山になるな

http://slashdot.jp/~Led/journal/526677
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%9E%E5%B8%B8%E7%94%A8%E7%82%89%E5%BF%83%E5%86%B7%E5%8D%B4%E8%A3%85%E7%BD%AE
東京電力福島第一原子力発電所は2011年東北地方太平洋沖地震による大津波で冷却水を循環させる全交流電源を喪失し、非常用ディーゼル発電用のオイルタンクも大津波によって流出し、非常用炉心冷却装置の機能を完全に喪失した。稼動していた1・2・3号炉は地震発生時に緊急停止したが、崩壊熱による高温を保ったままの燃料棒の損傷を防ぐための冷却が必要だったため、ポンプ車などによる原子炉格納容器への海水の注入が行われた。この過程で高濃度の放射性物質が大気中に漏洩した。


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