★阿修羅♪ > 原発・フッ素7 > 258.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
津波災害は繰り返す (箕浦 幸治)・・3代実録西暦869年7月13日記録に仙台平野で9mの津波が記録されていたのに・・
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/258.html
投稿者 tk 日時 2011 年 3 月 16 日 15:52:43: fNs.vR2niMp1.
 

現時点で原発の設計者を非難してもしょうがないが、歴史書に残る地震+津波も考慮しないで、甘い見通し(最高5mだったかな)で原発を設計した責任者は誰なんだ。

同時多発的震源域もよく似ているのではないか?

> 津波発生の理工学的解析を今村文彦災害制御研究センター教授と共同で試み、貞観津波の数値的復元に成功しました。 これにより、仙台平野の海岸で最大で9mに達する到達波が、7・8分間隔で繰り返し襲来したと推定されました。 相馬市の海岸には更に規模の大きな津波が襲来したようです。将来予測は、科学の最大目的の1つです。 大きな津波が仙台湾沖で将来発生する可能性があるとして、 その時期は何時頃でしょうか。

---

http://slashdot.jp/article.pl?sid=11/03/16/0046258

同規模の東北沖巨大地震は過去に 3 回あった
reoによる Wednesday March 16, @10:30AMの掲載
さすがに予測できん部門より

renja 曰く、

予想外だったと繰り返し報道される今回の大地震と大津波。しかし研究者によると、過去にも 1000 年前後の周期で同規模の大津波の痕跡が 3 回 〜 4 回残っていたそうだ (東北大学広報誌「まなびの守」2001 夏 No.16 号の記事 活断層・古地震研究報告 (PDF)) 。

東北大の箕浦幸治教授と災害制御研究センターの今村文彦教授の共同研究によると、貞観三陸地震 (869 年) の記録を元に調査を行った結果、仙台平野の海岸では最大で 9 m に達する到達波が、7 〜 8 分間隔で繰り返し襲来したと推定され、相馬市ではさらに大きな津波が押し寄せていたと推定されたという。また、津波堆積物の周期性と堆積物年代測定結果から、同規模の津波が 800 年から 1100 年に 1 度の間隔で発生していると推定され、範囲も青森県から房総半島までの太平洋岸一帯が被災していたと考えられるそうだ。

毎日 jp の記事によると、東大地震研究所の佐竹健治教授は「個々の地震は予測されていたが、今回のように全部が連動することは予測されていなかった」と語ったそうだが、そうするとまさに日本史上最大の地震だったといえるかもしれない。地震調査委員会でも、この規模の地震が来る可能性が切迫していることを指摘する声はあったが議論中であり、統一した見解をまとめるには至っていなかったという。

---

http://web.bureau.tohoku.ac.jp/manabi/manabi16/mm16-45.html

津波災害は繰り返す
□ 箕浦 幸治=文
text by Koji Minoura
 
 今から3500年前、エーゲ海で巨大な津波が発生し、これによる災害はクレタ文化圏に 大きな衝撃を与えたとされています。いくつもの文明が興亡した後の現在でも、それが土地 の言い伝えとなって残されています。我が国でも、各地に津波災害が伝承され、惨禍は教訓 として語り継がれています。陸奥国府に津波が襲来したとする9世紀後葉の記録が残されて おり、この歴史上の津波を、最先端の地球科学により解明することにしましょう。

陸奥国府を襲った貞観年津波(じょうがん)

 3代実録(日本紀略、類聚国史171)の貞観11年5月26日(西暦869年7月13日)の記録に、 次の注目すべき災害の発生が記されています。「陸奥国地大震動。流光如晝隠映。 頃之。人民叫呼。伏不能起。或屋仆壓死。或地裂埋殪。馬牛駭奔。或相昇踏。 城郭倉庫。門櫓墻壁。頽落顛覆。不知其数。海嘯哮吼。聲似雷霆。驚濤涌潮。 泝徊漲長。忽至城下。去海数千百里。浩々不辧其涯俟矣。原野道路。惣為滄溟。 乗船不湟。登山難及。溺死者千許。資産苗稼。殆無孑遺焉。」

 内容は、光を伴った鳴動と共に大地震が起き、 次いで押し寄せた津波は平野の奥深くまで侵入して陸奥国府の城下まで達し、 1000名を越す犠牲者が出た、と解読されます。

 この事件より120年前の天平21年(西暦749年)春、 今の小田郡湧谷で黄金が多量に出土し、辺境とされた陸奥は時の権力にとり一躍最重要の地域となりました。 以来この地では、黄金を求めた朝廷と先住民との間に軋轢が増し、 やがて抗争へと発展していきました。策謀と遺恨が対峙して各地で世情の不安が募るなか、 仙台湾の沖で発生した地震津波が襲来したのです。当時の朝廷が受けた衝撃の大きさは、 この災害の詳細な記録からも伺えます。

 被災した国府はどこにあったのでしょうか。貞観の地震津波に関する言い伝えや逸話などを各地で見聞しますが、 その実体についての信頼に足る歴史的記述は意外に希です。 正史の記録にある城下を陸奥多賀国府の館と読みとれるものの、その地理的位置に関しては諸説があります。 これまで主流とされてきた現在の多賀城市とする説に対して、 多くの歴史的記述を背景として異論を侍した渡邊偉夫氏は、 岩沼の「武隈の館」をその場所とする解釈を提唱しています。

 現在ではそれぞれ仙台平野の北部と南部に位置しており、 いずれにしても1100年ほど前に仙台平野に津波が押し寄せたことに変わりはありません。 平野が氾濫して青海原が出現したとする記述は、膨大な量の海水の溯上により仙台平野が 広範囲に水没した様子を暗示しています。

 この津波災害に関わる伝承・記録は、東北地方から房総半島にかけての太平洋沿岸の広い 範囲に及んでおり、知られ得る限り最大級であったと考えられます。東北日本で近代的観測 が始まって以来、最大級の津波の場合で、海岸より2qに満たない海水の陸上溯上距離です。 歴史資料が示す平野の水没は、貞観津波が常識を越えてはるか内陸部まで溯上したことを示唆します。 貞観の津波は、説明の及ばない自然現象なのでしょうか。

 海岸平野では急速な市街化が進み、海岸域にまで開発が及んでいます。 こうした状況にあって未曾有の津波襲来が予想されるならば、我々はその時期と規模を理解することが 急務であると認識しなければなりません。貞観津波の解明は、破局的自然現象としての津波の科学的理解 に貢献するのみならず、地域の防災上極めて重要となります。

津波災害の痕跡

 北と南から流下する北上川・阿武隈川と奥羽脊梁山脈に起源する数条の河川による埋積作用によって、 仙台平野は作られました。良く知られていますように、伊達政宗の仙台開府以来、 平野の後背湿地をひたすら排水することにより、現在の広大な耕地が開拓されました。 記述にあるように仙台平野に貞観の津波が押し寄せていれば、年代論的に、 耕地の下に津波の溯上が痕跡として残されていることになります。

 この期待を持って発掘を試みたところ、厚さ数pの砂の層が仙台平野の広範囲にわたって分布 している事実が明らかにされました。様々な地球科学的分析により、砂は津波によって運ばれ堆積 したと結論されました。地層に含まれる木片の放射性炭素年代は、砂層の堆積年代が貞観の時代を 示唆しています。す同様の砂層が相馬市でも発見され、津波堆積層の広がりから正史の記録に誇張 はないと判断され、津波は仙台平野を水浸しにしたのは事実のようです。

 最近、多賀城市埋蔵文化財調査センターにより、市川橋遺跡から9世紀後葉の大規模な津波災害 の跡が発掘されたと報じられました。この発見により、多賀の国府城下に貞観の津波が押し寄せて 大きな被害が発生した事実が、明らかとなりました。歴史上の津波災害の実態が学際的な研究を通 して解明される事例を、貞観の事件にみることができました。

津波災害の再来

 津波発生の理工学的解析を今村文彦災害制御研究センター教授と共同で試み、貞観津波の数値的復元に成功しました。 これにより、仙台平野の海岸で最大で9mに達する到達波が、7・8分間隔で繰り返し襲来したと推定されました。 相馬市の海岸には更に規模の大きな津波が襲来したようです。将来予測は、科学の最大目的の1つです。 大きな津波が仙台湾沖で将来発生する可能性があるとして、 その時期は何時頃でしょうか。再来予測を可能にする科学的根拠を再び地質学に求めることができます。

 仙台平野の表層堆積物中に厚さ数pの砂層が3層確認され、1番上位は貞観の津波堆積物です。 他のいずれも、同様の起源を有し、津波の堆積物です。放射性炭素を用いて年代を測定したところ、 過去3000年間に3度、津波が溯上したと試算されました。これらのうち先史時代と推定される2つの津波は、 堆積物分布域の広がりから、規模が貞観津波に匹敵すると推察されます。

津波堆積物の周期性と堆積物年代測定結果から、津波による海水の溯上が800年から1100年に1度発生していると 推定されました。貞観津波の襲来から既に1100年余の時が経ており、津波による堆積作用の周期性を考慮するならば、 仙台湾沖で巨大な津波が発生する可能性が懸念されます。

 伝承や文献記録の内容が全て真実であるとは限りません。しかしながら、1100年余の時を経て語り継がれた 仙台平員長野での災害の発生は、幸運にも、津波の科学的研究を通してその正当性が実証されました。こうした 破壊的な災害には、数世代を経ても、あるいは遭遇しないかもしれません。

 しかし、海岸域の開発が急速に進みつつある現在、津波災害への憂いを常に自覚しなくてはなりません。 歴史上の事件と同様、津波の災害も繰り返すのです。
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 浅井寛 2011年3月16日 16:00:24: 5byvnwZus8pJU : Vp1nG4h8xk
日本のFAIL SAFEの考え方がおかしいのでしょう。対策をすれば絶対安全、という前提。津波に対して堤防を作ってできるだけ被害がないようにするのは当たり前でしょうが、もし超えてきたらどうなるか、その場合、どう対処するか、考えておくのが本物。ましてや、こんな危険なものなんですから。大体、放射能漏れに対して、避難訓練、避難場所の指定もしてこなかったのですから、安全神話を勝手に作ってサボってきた、というのが実情でしょう。浜岡原発は、偽装をして建設されたらしいので、東海地震では今回よりひどい結果を生むのでしょうね。

02. 2011年3月16日 16:19:49: 1HXVz5RCjI
何も千年以上前の事例を出さなくても、1983年の北海道奥尻島の津波の波高は場所によっては30mに達している。 又百年以上前の三陸沖の津波の波高も30mを超えている筈だ。
尤も30mの波の壁が海岸に押し寄せた訳では無いだろうが、陸地で30mの高さに波が到達している。
何かと言えば馬鹿の一つ覚えのように「想定外」と繰り返している。 
猫の額のような地震国日本で海岸近くに原発を設置すること自体が、如何に馬鹿げた行為であるかが原発推進派も分かったかな。

いや多分コイツ等は一生分からないだろう。


03. 2011年3月16日 16:36:24: ibwFfuuFfU
10メートル以上の津波が来てもディーゼルの代替発動機が海水につからないように、地上15メートル以上の塔を建設してその上に設置するなど、いくらでもリスクマネジメントの方法はあったはずだ。そんな最低限の方策も採らないで、絶対安全と言い続けてきた東電と原発関係者は刑事告発に値する。

04. 2011年3月16日 16:55:04: Ey9ocC9aAg
巨大地震の場合、莫大な水塊の膨隆、大地の激烈な震動、御前崎あたりは、極端な隆起か、沈降、水没か。
堤防作ったぐらいでは、跡形もなく破壊されるだろう。
自然の猛威には、絶対、逆らえない。
原発、空中にでも浮かべればいいのだろうが。
全滅を避けるつもりがあるならば、

現状の、浜岡原発は、廃止、撤去すべきだ。
 


05. 2011年3月16日 18:19:32: DhMjC6G9OE
関東大震災での死者の大半(いや9割か)は焼死であったという。火災対策を
十分に行っておけば犠牲者は僅かだったろう。
 阪神淡路大震災での死者の大部分は圧死である。耐震性能に優れた住宅に
住んでいれば死なずに済んだのだ。
 今回の東北大地震の死者の大部分は津波にやられている。原発事故も津波被害
が直接の原因だろう。津波は予想されどこでも対策はされていたが、チリ地震を
想定した津波対策で3−4メートルの津波に対応する防潮堤だったので全く役にたたなかった。過去には10−30メートルの津波がおしよせていたにもかかわらず
に、であった。この観点から言えば、被災者の自己責任による災害といえる。
(日本政府に言いたい。自己責任だ、日本の。天災のせいにするな。)
 
 今後はどうするのだろうか。震災復興とともに南海大地震・大津波(西日本大地震)に至急備える必要があるだろう。この地域で2030年頃までに大地震が発生する確率は50%だ。再び三つの地震が殆ど同時に起こるかもしれない。

06. 2011年3月16日 20:16:19: i7CGvypOTw
>>03.
> 10メートル以上の津波が来てもディーゼルの代替発動機が海水につからないように、地> 上15メートル以上の塔を建設してその上に設置するなど、いくらでもリスクマネジメントの方法はあったはずだ。

上15メートル以上の塔を建設してその上に設置しなくても、密閉した部屋にヂーゼル発電機を置き、15メートルの煙突を建てその煙突から吸排気すれば、15メートルの津波まで浸水せずに済む。
15メートル以上の津波の時は煙突を閉じればよい。
津波が去った後にヂーゼル発電機を稼働させれば、ヂーゼル発電機は無傷で済む。
潜水艦のシュノーケルは海水をかぶると閉じる仕組みになっているが、それと同じにすればよい。

> そんな最低限の方策も採らないで、絶対安全と言い続けてきた東電と原発関係者は刑事告発に値する。

原発建設反対者で、津波でヂーゼル発電機が動かなくなると指摘した人は居るのでしょうか?


07. 2011年3月16日 20:32:43: A4GQ7o9O02
広瀬隆「原子力時限爆弾」ダイヤモンド社」katsuoさんのブログより」
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/139.html


来る東海地震原発震災“ドキュメント”by広瀬隆
110122 katsukoのブログ


08. 2011年3月16日 21:30:45: DhMjC6G9OE
>原発建設反対者で、津波でヂーゼル発電機が動かなくなると指摘した人は居るのでしょうか?
原発建設反対者で,まさか津波をかぶっただけでヂーゼル発電機が動かなくなると
思うものはいなかったと思います。当然対策済みであるとおもうのが正常な人たち。もともとヂーゼルエンジンはガソリンエンジンと違って水には強い。(点火系が不要) オフロード車もジーゼルであれば水に浸かりながらもグイグイ進む。
 
 すべてのヂーゼル発電機が使えないとは、そもそも、そのジーゼル発電機とは
ハリボテで、はじめから使えないモノじゃあなかったのではないか。もう何年も
一度も稼動させたことがなく、点検もなく、まさか使わねばならないケースなど想定外だった。「何十もの安全対策がしてあり絶対安全です。」と示すだけのために飾ってあっただけ。すくなくても今の現実は、ハリボテだったことを示している。 

 


09. 2011年3月17日 09:09:22: i7CGvypOTw
>>08.
> すべてのヂーゼル発電機が使えないとは、そもそも、そのジーゼル発電機とは
> ハリボテで、はじめから使えないモノじゃあなかったのではないか。もう何年も
> 一度も稼動させたことがなく、点検もなく、まさか使わねばならないケースなど想定外だった。「何十もの安全対策がしてあり絶対安全です。」と示すだけのために飾ってあっただけ。 

テレビでは何故ヂーゼル発電機が使えなくなったのか、殆どその理由を説明していませんが、下に示す記事では、いったんは非常用発電機が動いたが、地震から約1時間後に全て故障してしまった、その理由はヂーゼルエンジンではなく、繋がっている発電機が海水に濡れ機能しなくなったようだ。

非常用機器、作動せず 国・事業者、後手に 原発爆発
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110313t63010.htm
 福島第1原発は今回の地震で、運転中だった1〜3号機が自動停止。いったんは非常用発電機が動いたが、地震から約1時間後に全て故障してしまった。
 強い衝撃にも耐え、最高基準の耐震安全性を誇る非常用発電機の故障。経済産業省原子力安全・保安院のある幹部は「万一の備えに、さらに備えた対策がうまく働かないなんて。原発の安全対策の常識が吹っ飛んでしまった」と絶句する。
 東京電力の小森明生常務は「非常用電源は当初動いていたが、津波が敷地内に押し寄せ、やられてしまった」と明かす。海水にぬれたのが命取りになった。
 1号機の格納容器内の圧力が異常値を示し始めたのは、11日深夜から12日未明にかけて。加えて原子炉内の水位低下がどんどん進行する。核燃料は水に浸されていれば制御しやすいが、むき出しになると過熱して危険な状態になる。今回起きた炉心溶融は、米国のスリーマイルアイランド原発事故とよく似た経過をたどった。


10. 2011年3月24日 23:45:50: EPrKiPKF4w
東北大の箕浦幸治教授は1990年「東北日本における巨大津波の発生と周期」
2000年「貞観津波堆積物の発見とその意義」、などの研究成果を発表し警鐘を発していたが、東大の地震学者はそれを黙殺し、命よりコストを重視する電力各社ならびに経済界、それと一心同体の自民党政権、なにも考えず盲従する支持者らにより、引き起こされた人災と断じても良いと思う。東南海地震がいつ起きてもおかしくないと言われる今、早急にすべての原発を停止させ、それに変わる安全な発電網を構築せねばならない。みんなで声をあげ、行動に移そう。北アフリカや中東のように。

11. 2011年3月27日 08:42:42: prVGyhvcq6
これから日本が早急に行うべきことは震災の復興以外には唯ひとつ。
近い将来に東海、東南海、南海地震が連動して起こることを『想定』して、津波も含めた地震の影響を原発は勿論のこと、それ以外の建物や交通機関、各種インフラ系を含めて総点検し、それに基づいて思い切った対策を国家的なレベルで講じ、もって少しでも将来の人的・物的被害を減らすことである。
今回の大災害からどれだけ学び、教訓として活かせるかが日本という国に問いかけられている。また、それは不幸にして今回の震災で亡くなった魂への最大の弔いでもあるだろう。

補足するが、将来のエネルギー源を原発からそれ以外に切り替える云々の議論は、現時の原子力の比率を考えると現実的ではなく、その議論をしている暇があれば、前述の来るべき災害に備えた取るべき対策を行なうべきである。


12. 2011年3月31日 11:49:12: EPrKiPKF4w
浜岡原子力発電所(はまおかげんしりょくはつでんしょ)をWikiでみると恐ろしいことが書いてあります。トラブル多発の欠陥原発です。また、産業技術総合研究所活断層研究センター研究員の藤原治と北海道大学教授の平川一臣の2007年の発表によれば、従来想定される東海地震とは別タイプの大規模地震が約4800年前、3800 - 4000年前、2400年前の計3回発生していることを確認したという。さらに、2400年前以降もう一度大規模地震が発生したとみられることから、藤原は「1000年前後に1度、より大きな地殻変動を起こす地震があることが分かった」としております。まったくあてにならない地震予知連では、関連性はないといってましたが、このたびの巨大地震が引き金にならないと断言できるのでしょうか。貞観三陸地震は869年に起きました。その前の巨大地震が800年、1000年、1100年ほどの間隔で起こっているので今度の地震も1142年後にきたわけで、800年以上経過したら、いつきてもおかしくなかったのです。原発をすぐには停止できなくとも、できるだけ速く、かわりの安全な発電所の建設を急がねばなりません。

13. jinenan 2011年4月12日 17:26:16: kVKc5FJSCYgqY : uH2iOpnWI2
津波が来る前に既に原発の冷却ポンプが停止していたとasyuraのどこかにあったような記憶がある
非常用電源が重要なのは言うまでもないが、冷却用海水取水ポンプ自体の地震による作動停止も原因かもしれない
海側からみた福島原発の写真http://daysinternational.net/jp/week/20110403/をみると、格子上構造の三ヶ所(実際は4ヶ所)の取水口が分かる。 そのタービン建屋側に横に3個並んだ円筒形構造がある これが取水ポンプであろう
右端に一部写っているのが1号用取水ポンプ、左方向へ2号3号4号と並んでいるが4号には円筒がないが定点中のためか 
いずれにせよポンプがむき出し、無防備の状態である
このポンプは水中ポンプではないであろうから、浸水は即停止だ
他の原発(女川だったか)ではポンプ自体もコンクリート構造で囲ったためにポンプの故障が免れたとされている
また、NHKで報道されたがタービン建屋の左端と真中にある青い搬入用シャッターは津波のために開放されたままである しかも搬入用シャッターを入ったすぐ地下に非常用ディーゼル電源があるそうで こういう構造を 津波全く眼中にない構造という
さらには被害状況がまったく報道されないが、これは故意に報道されないともとれるが、実際は建屋、配管の建築配管構造図面が既に手元になく、どこがどういうふうに破壊されているのかが把握されていないらしい(京大小出先生)
解剖も生理も分からない薮医者が、さらに輪をかけて薬の使い方も分からないようなもの  行き着く先は自明なこと

14. 2011年4月18日 12:28:00: DTVs0hwobg
世界中の原発地図をみると地震被害を受ける確率が最も高かったのはおそらく日本だったのだと思います。ある意味最先端の状況の中で箕浦教授らによるデータを無視して事を進めた日本は自国の性質について猛省すべきです。自身のデータを無視してプロジェクトを進めてしまう性質をよく知り、まずはより危険な高速増殖炉などのプロジェクトはすべて中止すべきです。

  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素7掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素7掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧