http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/250.html
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室内のラドン濃度による被曝と3月15日東京と埼玉での観測値との比較
核種が違うであろうから一概にいえないが、以下のURLより室内でのラドンによる被曝は年間1mSvである。しかし、コンクリートの建物に閉じこもる北欧やハンガリーの値は高くなっており、ハンガリーでは7.3mSv/y,スウェーデンでは3.7mSv/yである。時間当たるにするとハンガリーは0.8マイクロシーベルト/h、スウェーデンは0.4マイクロシーベルト/hである。住宅の計画換気はこの値を減らすために行われだしたのであるが、こういった国があるのも事実である。
以下の記事では、東京0.8マイクロシーベルト/h、埼玉1.2マイクロシーベルト/hなので、この値ではこういった国の室内の被曝レベルである。しかも、1時的なものなので問題にならないと思われる。しかし、測定値は後で発表されるので、現時点では花粉症並の対策は必要であろう。
室内のラドン濃度
http://rcwww.kek.jp/kurasi/page-45.pdf
ラドンは地殻中に存在するラジウム-226の娘核種です。気体なので常に 大地から大気中に放出されており、その放射能濃度は屋外空気中で1立方メ ートル中に約5ベクレル程度です。
最近、住居内のラドン濃度の増加が注目されています。昔の日本家屋は 木造ですきま風が多かったので室内のラドン濃度はそれほど高くなかった と考えられますが、現在では鉄筋コンクリートの建物が増え、アルミサッ シが普及したおかげで室内は密封状態になりやすくなっています。わが国 でもコンクリートなどの建築材から放出され室内によどむラドンの濃度は 通常屋外の2~3倍程度高くなっています。
ラドンやその娘核種による体内被ばくは、世界の平均でも自然放射線に よる被ばく線量の約半分をしめると推定されており、スウェーデンのよう に特に室内ラドン濃度の高い国では放射線防護の対象として環境問題の重 要課題の一つとなっています。
ラドンとその娘核種は体内被ばく の原因となる
【放射能漏れ】東京で20倍の観測 さいたまは40倍
2011.3.15 13:19 :産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110315/dst11031513200065-n1.htm
東京都は15日、都内の観測施設で、通常の20倍以上の放射線量を観測したと発表した。
都によると、同施設の観測器で採取した大気から、微量のヨウ素やセシウムなどの放射性物質を検出。最大放射線量は、午前6時過ぎの福島第一原発での爆発を受け、同7時過ぎから増加。同10時過ぎには、通常の20倍以上となる0・809マイクロシーベルトの放射線量が検出された。
石原慎太郎知事は「今朝になってデータに大事な変化があると報告を受けた。ただ、直ちに健康に問題が生ずるわけではない」とした。
埼玉県は、さいたま市の空間放射線量が15日午前11時現在、平常時の40倍近くに相当する毎時1222ナノシーベルトに上昇したと明らかにした。
また、千葉県は、同県市原市で測定した放射線量が通常の2〜4倍になったと発表。「健康には全く問題ない範囲」としている。
一般人が日常生活や医療目的のほか、やむを得ずさらされる放射線の限度は年間1ミリシーベルト。実際に人体に影響が出るとされる年間100ミリシーベルトよりも低めに設定されている。
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