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夕刊フジ 3月15日(火)16時56分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110315-00000009-ykf-soci
計画停電の大混乱は、菅直人首相(64)の“政治主導”が元凶との見方が強まっている。交通機関や企業、学校、医療機関などが幅広く影響を受けるのに、菅首相は各省庁との調整をせずに突っ走ったようなのだ。天災による被害は防ぎようがないが、トップに能力があれば避けられたはずの混乱が生まれたとすれば、“人災”以外の何者でもない。
「一体どうなっているんだ」
菅首相は15日朝、東京・内幸町の東京電力本社を訪れ、担当者を面罵した。福島第1原発の爆発事故の連絡が遅れたことを批判したものだが、自らの情報収集能力不足は棚に上げたまま。計画停電では、無計画ぶりを露呈している。
電力の安定供給は国家の基本。交通機関も企業も学校も医療機関も、電気がなければ立ちゆかない。計画停電という前代未聞の施策を実施するとなれば、当然、国交省や経産省、文科省、厚労省など関係各省の課長、局長クラスを集めた「関係省庁連絡会議」で緻密な計画を立てるのが常識だ。だが今回、菅政権は会合をまったく開いた形跡がないのだ。
13日夜に計画停電が決まったのに、14日未明になっても国交省では「何度問い合わせても、どこの電気が止まるのか東電から一度も説明がない」(鉄道局職員)状態。14日には鉄道各社が相当数の電車の運行を中止し、首都圏は大パニックに陥った。国交省が東電に鉄道への安定供給を求めたのは14日になってからで、15日未明になってやっと、計画停電中にも鉄道会社には一定量の電力供給することが発表された。いわば泥縄式の対応だ。
首相官邸関係者は「菅首相が『政治主導』という名のパフォーマンスに猛進しているうえ、本来、省庁間の調整を行うべき官房副長官が役割を果たしていない。計画停電の実施は当初、13日午後6時半に東電の社長が発表する予定だったが、『首相が先に国民に呼びかける』という理由で同日午後8時になった。これで対応が遅れた」と内情を説明する。
未曾有の危機に陥ってもなおパフォーマンスを優先する、どうしようもない首相だというのだ。
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