04. 2011年3月16日 00:07:20: mHY843J0vA
専門家ではありませんから、参考として最悪の事態を追加するとメルトダウンした燃料が格納容器の下で、一定量以上集まると 再臨界に達し、急激な熱量の発生で、これまでにない激しい爆発を起こし チェルノブイリのように、容器内のかなりの核物質を外部に撒き散らすことになります。 その場合の被曝量は、原発近辺では致死的なレベル(数百Sv/h)になり 半径数十kmで、農業が不可能な状況が長く続き、滞留している人の 被曝量も、多くが癌を発症するレベルになるでしょう 特にMOX燃料の場合、猛毒のプルトニウムが広く撒き散らされることになるので 風にのって一部のエリアに集中的に降り注いだ場合、そこに無防備に移動している 人々がいる場合、短期的に、多くの死者がでる場合があります。 いずれにしても100~200km以遠に逃げられる人は、早めに退避することが推奨されます。 http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011031590141828.html 原発、再臨界の可能性も 専門家が3つのシナリオ指摘 2011年3月15日 16時02分 写真 福島第1原発の事故が今後、さらに進行した場合はどうなるか、専門家は最悪のシナリオとして3つの可能性を指摘している。 <水蒸気爆発> 原子炉圧力容器内部で、水蒸気爆発が発生して原子炉圧力容器が損傷することが考えられる。水蒸気爆発の例は火山噴火で知られる。高温のマグマが地下水に接触したときに発生する非常に爆発力の大きな現象だ。 水面から露出した燃料が高温になって、合金製の被覆管が溶けて冷却水の中に落ちると、合金の表面と水が激しく反応して水蒸気爆発が起きる。 水蒸気爆発を起こさないようにするには、燃料を露出させないことが必要だ。 もし、圧力容器が耐えられなければ、一度に大量の放射性物質が広範囲にまき散らされる。 <水素爆発> 水素爆発もメカニズムは似ている。1、3号機では、原子炉格納容器を囲む建屋を吹き飛ばしたが、これが炉心部で起きる。燃料の被覆管のジルコニウム合金と水が反応して水素ができる。今は水素を弁を通じて外部に逃がしているが、水素がたまるおそれもある。もし酸素が入り込むと、炉内で爆発するおそれがある。 <再臨界> 福島原発の各原子炉は、燃料の間に差し込まれた制御棒によって核分裂が止まっている状態だ。冷却水が失われ、燃料棒の全露出が続けば、燃料が溶け出して圧力容器の下部にたまることになる。そうなると再び、核分裂が連続して起こる「再臨界」にいたる可能性もある。そうなれば制御することは、より難しくなる。燃料集合体が溶けずに、そのままぼろぼろと崩れ落ちていったのであれば物理的に接していないため、理論的には臨界は起きないとみる原子力専門家もいる。 (中日新聞) “プールにヘリで注水 検討” 東京電力は15日夜、記者会見し、地震の影響で核燃料を保管するプールの冷却装置が動かなくなっている福島第一原子力発電所4号機について、15日以降、ヘリコプターを使って上空から水をまいて注入することも検討していることを明らかにしました。 具体的には、15日朝、4号機の原子炉が入っている建屋で爆発音がし、屋根に損傷があることから、そこから山火事の消火作業のようにヘリコプターで水をまいて注入することを想定しているということです。 ただ、現時点では屋根に適当な穴があるかどうかは確認できていないということです。 このため、東京電力ではヘリコプターでの手段が不可能だった場合は、15日朝、爆発音のあと、8メートル四方の穴が開いた外壁から、消防車を使って水をまく方法も検討しているということです。 福島第一原発では、このほか、それぞれの原子炉を冷やすために海水を入れる作業を続けているものの、冷却用の水の水位が上がらない状況が続いていますが、これについて東京電力では「水位計が故障している場合もあれば、入れている水が漏れ続けている可能性も否定できない」などと述べました。 3月15日 23:50更新 |