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崩壊した原発神話…ウソつき民主の「影響なし」で不安増大
2011.03.14 :夕刊フジ
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110314/dms1103141632025-n1.htm
東京電力福島第1原子力発電所では引き続き深刻な状況が続いている。3号機が爆発する前の14日未明、同発電所の放射線量は2回、制限値を超えた。政府は「健康に影響を及ぼす状況は生じない」(枝野幸男官房長官)としているが、これまで、マニフェスト違反を続け、尖閣沖漁船衝突事故でも証拠映像を隠蔽した“前科”があるだけに、まだ全面的な信頼はできそうにない。
東京電力は同日未明、第1原発の敷地で放射線量が制限値の毎時500マイクロシーベルトを2回超えたとして、原子力災害対策特別措置法15条に基づく緊急事態を国に通報した。
ところが、内閣のスポークスマンである枝野氏は同日早朝の記者会見で、「担当部局が責任を持って状況を把握している。現段階で私への報告が必要な事象は生じていない」と述べたのだ。
これを言葉通り、信頼していいのか?
⇒【「福島第1原発」特集】
http://www.iza.ne.jp/news/feature/6613/
そもそも、第1原発1号機での爆発事故が発生したのは12日午後3時半すぎ、約1時間後にはテレビ局が爆発によって大きな白煙が湧き上がる映像を流し、インターネットなどを通じて全世界に広まったが、枝野氏の会見は事故から2時間後。
それも、「何らかの爆発的事象」という表現で、明確に「爆発」と認めたのは何と5時間後の会見。その際も「格納容器の爆発ではない」「放射性物質が大量に漏れ出すものではない」「現時点で大きな変化はない。冷静な対応をしてほしい」などとした。
避難指示の範囲も、当初は第1原発から3キロ圏内だったが、五月雨式に10キロ、20キロと広がった。枝野氏と保安院の会見内容が異なり、担当記者らが混乱・激怒する場面もみられている。
自民党ベテラン議員は「先の大戦で、日本軍は兵力の逐次投入の愚を繰り返して数多くの犠牲者を出した。大本営発表の不正確な情報が国民を混乱させた。菅政権の場当たり的な対応は、これを思い出す。住民の安全を考え、最悪のケースを想定して最初から正確な情報を流し、広範囲で避難させるという意識が希薄なのでは」という。
13日時点で22人の被曝が確認されており、190人が被曝した可能性があるという。菅政権は「健康に影響を及ぼさない」というが、福島県内533の全避難所で、希望者全員にスクリーニング(放射能汚染の検査)を実施するとした。
放射能は目に見えない脅威だけに、国民は信頼できる政権・人物が、理解可能な情報を、適切に提供しなければ不安感は増殖していく。
未曾有の危機に、支持率10%台という「退陣水域」の菅政権が陣頭指揮を執る国民の不幸。これまで信頼を失墜し続けてきた民主党政権の、ここが本当の正念場だ。
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