http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/102.html
Tweet |
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2011031302000118.html
中部の原発に影 浜岡に不安再び、敦賀など増設影響か
2011年3月13日 朝刊
爆発前に撮影した東京電力福島第1原発。左端が1号機=12日午前10時24分、福島県大熊町で
東日本大震災の影響で12日、東京電力福島第1原発1号機で炉心溶融や建屋の一部の爆発が起き、原発の安全性に対する信頼は大きく揺らいだ。中部電力や関西電力などの原発が稼働する中部地方でも住民からの不信が高まるとみられ、今後の増設計画や新規立地にブレーキがかかるのは避けられない。
中電にとって唯一の原発である浜岡原発(静岡県御前崎市)は、東海地震の想定震源域のほぼ真上に立地するとされる。2009年に起きた最大震度6弱の駿河湾地震では、5号機の揺れが同じ敷地内にある他の2基よりも大きく、地元自治体などから耐震安全性への理解を得て運転を再開するまでに1年半を要した。
中電広報部は福島第1のトラブルについて「まだ事情が把握できず、コメントできない」と話すが、今回の事態で浜岡の安全性に対する住民の不安が再燃するのは必至だ。
京都大原子炉実験所の釜江克宏教授(地震工学専攻)は「マグニチュード(M)8・8は考えていなかった規模だが事実として受け止めないといけない」とした上で、浜岡5号機の耐震安全性について「耐震評価などの基準となる東海地震などの想定規模が今のままで妥当か見直す必要がある」と警鐘を鳴らす。
一方で中電は今回の震災を受け、原子力をPRするテレビCMの放映を当面控える方針を決めた。30年の稼働をめどに新たな地点で原発建設を目指す方針を明らかにしたばかりだが、しばらくは対外的なPR活動のペースダウンも余儀なくされそうだ。
また福井県内に多くの原発を抱える関西電力は「詳細が分かり次第、今後の安全に生かしたい」。国内で稼働中の原発で最も古い敦賀原発1号機(同県敦賀市)を持ち、3、4号機の増設計画を進める日本原子力発電は「なぜああいう事態が起きたのか、分析の必要がある」と話した。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素7掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。